ハターン・モンスータの狩りと愛の日々   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 MHP2Gと言えば、のクエに挑戦!

 それにしても書きたいことがけっこうあるから終わりが今だに見えてこないな。

 その答えは簡単。当時アイデアが出るわ出るわで、書く日は一日に15話くらいストックを書いていましたからw

 特にストーリーのない物語は書きやすいですね。脱線しても脱線にならないんですから。


 


クエストの中身は……

 何だかんだで『忍者娘愛好会』会長のカヤネ・グロルバも連れての三人での狩りに向かうこととなったのでギルドに来たわけだが先ほどまでトランプで無駄に熱い勝負を続けていたサラとディオシキの姿は見えなかった。

 

 てっきり二人ともいつもの席で熱い勝負をいまだに繰り広げ続けていてると思ったんだがな。

 

 

「あらあらぁ~、ハターン君。

 もうイトラちゃんの武器の修理終わったんだぁ~♪」

 

 

「なんだマルか。

 トン爺さんは天才だからあの程度の修理なら五分もあればお釣りがくるからな。

 それとサラとディオシキを探してるんだがあのの二人がどこ行ったか知らないか?」

 

 

「トン爺さんはすごいからねぇ~、あの人的常識ってやつぅ~、みたいなぁ~♪

 で、お探しのサラちゃんとディオシキちゃんなら店の中でギャーギャーうるさかったから勝負なら家でしなさいって言って追い返したのぉ~♪

 もしかしたら今頃ハターン君の家は壊れちゃってるかねぇ~♪」

 

 

「ちょっ、待てや!

 あの二人が最高に『傑作!』って状態のまま家に帰したのかよ!?」

 

 

 もしかしたら……いやほぼ確実に俺の家壊されてるんじゃね?

 

 

「そんな事は放っといて早く狩りにいきませんか?

 某はあなたの弟子が『キリン娘愛好会』を抜けてまで手に入れるほどの価値があったか見極めるためにやってきたんだから時間がもったいないでしょ」

 

 

 若干苛立たしげに文句を言ってくるカヤネ。

 

 

「……私に指一本触れることが出来ない雑魚のくせして何をほざいてるのかしら?

 そもそも今回の狩りは私とハターン師匠の二人っきりの予定だったのに特別に同行を許可してあげた師匠にその態度はないんじゃないかなぁ?」

 

 

 だがイトラの一言で石のように固まってしまった。

 

 カヤネも最初の固い決意はどこにいったのか、すでに二人の間には明確な格差が生まれているようだ。

 

 

「さて、ハターン君~。

 受ける依頼が決まってないならこのクエスト受けてみない~?

 イトラちゃんを名指しの依頼が来てるんだけどぉ~」

 

 

 と、一枚のクエスト用紙を渡してくるマル。

 

 

「なるほど、これは面白そうだな。

 それじゃあ今度のイトラの相手はこれにするか」

 

 

 マルもなかなかいい依頼を持ってくるじゃないか。

 

 これならイトラの成長具合もよくわかるしな。

 

 

「師匠、カヤネさんもおとなしくなってくれたことですしそろそろ狩りに行きましょうよ。

 どんなモンスターが相手でも私は師匠の弟子として狩ってみせますよ♪」

 

 

 いつも通りの笑顔といつも通りの黒い雰囲気を漂わせるイトラにこれまでの修行がだいぶ形をなしてきたように思えて何やら感慨深いものを感じる。

 

 

「よし行くか。

 今回受けた依頼は俺も昔したことがあるやつだが今のイトラならなんとかなりそうだし頑張れよ」

 

 

 あえて依頼内容をここでは伝えずクエスト出発。

 

 今回の目的地は街の中にある闘技場。

 

 

「さて、ここで今回二人に受けてもらうクエストについて説明しておこう。

 ターゲットはナルガクルガ、ティガレックス、グラビモス亜種、ディアブロス亜種、そして激昂ラージャンの5頭。

 まぁ、イトラも一人なら簡単だろうけど今回は縛り要素としてカヤネも一緒に闘技場に放り込むから上手くやらないとカヤネが三死、もしくは即死でクエスト失敗するから気をつけろよ

 ついでにカヤネも間近でイトラの腕を見るため何だからこれでいいだろ?」

 

 

「はい師匠!

 縛りプレイだなんて師匠からの愛を感じながら必ずやクエスト達成してみせますね♪」

 

 

 うむうむ、やはりイトラは前向きに立派に育っているようだ。

 

 弟子入り当初にこのクエストに挑戦させていたらもしかしたらミラボレアスのようには上手くいかなかったかもしれないな。

 

 ん?カヤネは何やら青ざめているがどうしたんだろうな。

 

 

「ちょっ、ちょっと!

 あなた達本気!?

 それって最高難易度クエストの『武神闘宴』じゃないの!

 某はまだ先代会長からハンターとしての教育はそこまでされてないのよ!

 ハンターランクも1なのよ!!」

 

 

「そんな事は知らん!

 これが俺の教育方法だからな。

 お前も俺を殺そうとしたんだから諦めて戦って来い。

 なぁに、『忍者娘愛好会』の先代や俺はハンターになってすぐに緊急でG級クエストを達成したからお前もいきなりそれくらいのこと出来るだろうし……ってあー、面倒くせぇ。

 あとは適当に頑張れ」

 

 

 説明も面倒だしグダグダとうるさいので俺はカヤネとイトラを闘技場に投げ込むと観客席から高見の見物をすることとなった。

 

 さぁ、狩りの始まりだな。

 

 司会進行役の男が開始の鐘を鳴らし実況を始める。

 

 

「さぁ始まりました『武神闘宴』ですが今回参加してくれたのはな、な~んとこのトイダーヴァの街が誇る第五位のハンター。

 『殺戮人形(キリングドール)』のイトラ・ウボンガちゃん10歳だー!

 何でも今回は師匠である同じく序列第一位のハターンさんの提案で足手まといとなるハンターランク1の新米ハンターを同行させての戦いになるそうですがどういう展開になるのか楽しみですねー♪」

 

 

ワーワーワーワー

 

 観客の声援に手を振るイトラといまだに真っ青で震えるカヤネ。

 

 正直に言って足手まといのカヤネをどう動かすかでイトラのハンターとの個人の力量だけでなくパーティーを組んでの狩りを行う時の指揮官(リーダー)となれるかどうかを俺は見たいんだよ。

 

 

「『最強』のハターン・モンスータの弟子イトラ・ウボンガ。

 正々堂々手段を選ばず真っ向から不意討ってあげます!」

 

 

「…………」

 

 

 イトラの気合は十分。

 

 反対にカヤネの緊張も十分。

 

 さぁ、見せてくれよイトラ。

 

 お前の天才性を。

 

 

 

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