ハターン・モンスータの狩りと愛の日々 作:ヨイヤサ・リングマスター
それとモンハン七不思議的な疑問に私なりの解釈を入れてみました。
思ったよりもボスシェンガオレンとの戦いは熾烈を極めています。
私の相棒『阿武祖龍弩・アハトアハトSP』も、トンお爺ちゃんによってさらに強化されたって言うのに、いくら弾を撃ってもその長き年月を経たのだろう甲殻には傷一つつけることは出来ません。
ワリサちゃん達の武器も歯が立たないですし。
「いつものノリでこいつもあっさり細切れに出来ると思ってたけどそれは甘いみたいですねぇ」
「落ち着いてる場合じゃにゃいにゃイトラさん!
俺らの武器が一切効かにゃいんだからもっと焦った方がいいにゃ」
いつものような飄々とした余裕が消えてしまった風なワリサちゃんにも緊張の色が窺える。
その長めの綺麗な銀色の毛並みも汗でしっとり肌に張り付いているから正直近寄ってほしくないですね……
「でもそんなに心配する必要ないんじゃないんですか?
というかみんなも全然本気出してないじゃないですか」
私の一言に三匹は同時に固まる。
やっぱり本気じゃなかったんですね。
「にゃはは、実はご主人からイトラさんのサポートに徹するように言われてたもんにゃから」
「イトラさんに気づいてもらえたことだし、これで俺っちもこんなに手加減してふざけた殴り合いっこをする必要もなくなったニャ。
さすがにここまで一方的に攻められるとついつい殺したくなってしまうからしんどかったニャ」
「では私もリミッターを解除しましょうみゃ。
あの蟹にいい声で鳴かせてあげますみゃ♪」
3匹はそれまで使っていた武器を投げ捨て地面から新たな武器を取り出す。
「そういえば気になってたんですけどアイルーの皆さんはどうして地面をちょっと掘るだけで武器やら爆弾やらを掘りだせるんですか?」
これまでも野生のアイルーを見かけることも何度かありましたけどそうした野生のアイルーも地面から爆弾を取り出せていたのを不思議に思ってたんですよね。
「実は地面の下には『地下ネコ』っていうアイテムを地下から受け渡しする専門職のアイルーがいるのにゃ。
だから俺らは自分の足元を掘れば必ずそこには欲しいアイテムがあるんだにゃ」
ワリサちゃんが取り出したのはドリル。
小さな体に似つかわしくない天を貫くかのような長大なそのドリルを構えると、それでボスシェンガオレンの脚を掘りだした。
「ナイスだぜワリサの大将!
ここからは俺っちがさらに傷を抉ってやるニャ!」
ワリサちゃんが退くのと同時に向かったカリピャーちゃんはまるで嵐を纏ったかのような細長い大剣を両手で握りボスシェンガオレンの脚に叩きつけた。
「ぴぎゃぁぁ~!」
するとありえないような巨体を誇るボスシェンガオレンがありえないことに横倒しになる。
「さすがのボスシェンガオレンもこの一撃には耐えきれなかったようニャね。
俺っちの愛剣『ストームルーラー』は攻撃対象の大きさや重さに関係なく必ず吹き飛ばせるのニャ」
あれだけの長い剣を振るったのに息一つ乱さず、その大きな剣を軽く肩に担ぐカリピャーちゃんの眼はまさしく狩人の眼だった。
「さぁさぁさぁ、次は私が動きを封じますからトドメはイトラさんに任せましたよ」
「あ、わかりました」
そこで一歩前に出たサアズちゃんは地面に倒れてもがいていたボスシェンガオレンに向かって静かに歩み寄り、
「塵は塵に、灰は灰に、吸血殺しの紅十字みゃ!」
サアズちゃんの手から燃え盛る炎の塊が放たれた。
否、それは燃え盛る炎に包まれたワイヤーだった。
確か師匠の技にもワイヤーを使ったものがありましたけどこれって火をつけれるなんて幅の広い技だったんですね。
すでに完璧に身につけましたし今度からは私も糸を持ち歩くようにしましょうか。
「さぁ、イトラさん。
ここで華麗にトドメを決めるみゃ!」
燃え盛るワイヤーで地面に縫い付けられたボスシェンガオレンは動きを極端に制限される。
それじゃあ私も奥の手を使わせてもらおうかしら。
この武器『阿武祖龍弩・アハトアハトSP』の『SP』の部分がどれほど変わったのかをこれまであまり描写してなかったけど、これは最高の見せ場ね。
「『阿武祖龍弩・アハトアハトSP』最終形態!」
トンお爺ちゃんによって改造されたこの武器の最終形態へと変形させていく。
付属パーツを使うわけでもなく、ただ変形させるだけなのにありえない位に巨大化した私の愛銃。
まったくトンお爺ちゃんはどうやったらこんな改造が出来るのかしら?
まぁだからこそ重さも変わってないから扱いにくくはないんですけどね。
「極上・銃王無神!
発射ぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!」
トンデモない爆音が辺りに響き渡り『阿武祖龍弩・アハトアハトSP』から放たれた弾はボスシェンガオレンに命中した瞬間に縦横無尽に……広がったかは不明だけどトンデモないエネルギーが噴き出し、その存在の痕跡を完全に消滅させた。
ボスシェンガオレンは完全にこの世から消滅したのだ。
「愛は勝つ!」
「ってイトラさん!
消滅させちゃったら剥ぎ取りができにゃいにゃ!」
「あ」
これにて今回のモンニャン隊は終了。
結局今回のクエストは収穫もほとんどなく、淫乱香を作ることも出来ずに農場へと帰ることになったけど師匠は笑顔で私達を迎えてくれました。
それどころか体力が常人とは比べものにないはずの師匠が息を切らしながらも私を抱きしめてくれたのです♪
心はいつもより固く閉じられていたので読めませんでしたがきっと私の事が大好きな感情を知られるのが恥ずかしいからなんでしょう♪
いつか媚薬なんかなくても振り向かせて見せますからね師匠。
極上のサルバトーレはディスガイア3で一番好きなキャラなんですよね。
銃はあまり好きではありませんがサルバトーレは例外です!
ネット小説更新チェックの私のイラストとしても使ってますしw
ディスガイアは一番やり込んだのは2で、アデルは最高の主人公ですしロザリーは最高のヒロインだと思いますw
ですがディスガイア3はちょっと物足りなさというかレベル上げが1や2と違って楽しめない作業になってしまったのが残念です。
ちなみにサアズには最初、爆炎袋とかで自身の体に火をつけてイノケンティウスモード!……とかやろうかと思ってましたがありえなさすぎるので炎のワイヤーに変えました。
胃の中に油袋を入れて前歯に火打石を仕込んで火を吹くってのでも良かったかなぁ……
とりあえず今回はイメージとしては『犬夜叉』の煉骨ですかね。