ハターン・モンスータの狩りと愛の日々 作:ヨイヤサ・リングマスター
主人公は基本見るだけですがはてさてどうなることやら♪
暗雲漂う不気味な場所、シュレイド城。
以前にもミラボレアスの討伐依頼を受けたことはあったが俺が最初にミラボレアスを狩った時は11歳の時だ。
大剣で行ったのだが筋力がまだなかったので攻撃をはじかれまくったため狩るのに苦労したのを覚えている。
二回目に挑んだ時は13歳だったからある程度筋力もついて背も伸びてきたときだが大剣は向いてないと思ったからヘヴィボウガンで行ったんだったな。
途中で弾切れになってしまいボウガンを鈍器として使ったら討伐後にはボウガンが壊れてしまったのも今思えばいい思い出だな。
……そしてそれからはミラバルカンやミラルーツの依頼も来るようになったがそれらも大剣で瞬殺できるようになったんだよな。
いきなり弟子にそれを期待してはいないが、時間内での討伐くらいは成し遂げてほしいものだ。
「ハターン師匠~、本当に私一人で戦うんですか?」
馬車の中からずっと俺に抱きついて離れないイトラはここに来てもまだしがみついている。
鎧の上からしがみついて疲れないのかね。
「ほんっとハターンは無茶ばかりすっからな。
あたしも弟子だった時はさんざん苦労したものさ」
実際に苦労したのは俺の方だがな。
思い出すだけでもたくさんあるが、サラのやつは突然、腹が減ったと言って激昂したラージャン目の前で肉焼きを始めたこともあったんだよな。
あれにはさすがの俺も驚いたな。
俺が助けに入らなければ確実に死んでいたというのに、その出来事すら本人には楽しい思い出としか認識してないのだ。
だからサラが弟子の時は最低限の基礎を叩き込んだら一週間でリオレウスを狩れるようになったので半ば強引に弟子を卒業させたわけだな。
っと、話が長くなったが今の弟子のイトラのことをよく見てやらんといかんな。
「さぁ、イトラ。
もうすぐミラボレアスが降りてくるから上手い事やれよ。
ボウガンの引き金の引き方と弾のリロードの仕方さえ覚えればあとは体が勝手に動く」
「ハターン師匠~。
助けて~!」
だが、ここで俺が出るわけにはいかないな。
なんせこれまでの俺の弟子たちはみんなこれ位の試練を乗り越えてきたのだから。
ある時は目隠しをしてクシャルダオラを討伐させたり、またある時は両足を縛った状態でガノトトス相手に水中戦をさせたりとこれまでの俺の弟子たちはそうした修行を乗り越えて各地で一人前のハンターとして活躍しているのだ。
「あたしの時は片手だけでテオ・テスカトルの討伐だったな。
太刀使いが片手のみってのはきつかったけどいい思い出だぜ♪
それを思えばイトラは武器も防具も最高レベルの物を揃えての狩りならミラボレアス相手でもいけるだろ♪」
「うむ、その通りだ。
イトラはこれで何かが吹っ切れるはずだ」
イトラside
恐い怖い怖い!
どうして私はこんな所にいるんだろ?
目の前には私なんか比べものにならないくらい大きな体の伝説の災厄ミラボレアスがいるけどこれって夢だよね。
夢って思いたいんだけど。
…………でも現実なんだよね。
やっぱり戦うしかないんだよね。
『Jaoooooooooooooo!』
うぅ、怖い……でも師匠の弟子として絶対に狩ってみせるんだから!
「ハターン・モンスータの弟子イトラ・ウボンガ!
正々堂々とあなたを倒して見せます!」
戦闘開始です。なんか話の進みが遅いと思い初めて来たのでこの辺りは意図的にスローペースで話が進まないように書いてみましたが私らしさが出てない気もしますのでもう少ししたらテンポを上げていきます。
前作は基本一話完結でしたし、ゆっくり書く物語の練習にいいと思ったのですがやはりもっとスピード感のあるチープに見えるくらいさっささっさと進む展開にしよう。