呪術師と預言者の悪魔的恋愛   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 モンハンで私がメインに使うのは大剣ですが、狩猟対象に合わせて武器を変えたりもします。

 そんな大剣以外の武器を使っている時、特にランスを使うときに太刀使いが仲間にいると厄介な反面、回避技術の腕の見せ所って感じで燃えます!

 まぁ、その太刀使いがフレだと、それすらも楽しめるからいいんですけどねw

 クエスト終了後はきちんと突進や切り上げで吹き飛ばしますし♪
 そんな感じの話。


第七話:全てを駆逐せよ、竜撃砲ぉぉぉー!!ってね♪

 ある晴れた昼下がり。

 

 あたしとシードルはいつも通りにのんべんだらりとゲームに勤しんでいるのだった。

 

 

「粉塵いくわよ」

 

 

「あり~、シュナムクル様」

 

 

「あ、逃げやがったわよこの子。

 ってか、ペイントしてないじゃないの!

 千里眼の薬なんて持ってきてないってのに~」

 

 

「くっくっくっ……、最初の遭遇エリアにいる内に狩れると思ってペイントしなかったのは失敗だったな。

 だが、オレは千里眼の薬を持ってきているから心配ない。

 ……エリア22へ行ったぞ」

 

 

「ぐっじょぶ、シードル♪」

 

 

 天気のいい日はやっぱりこれ。

 絶賛狩り中の本作の主人公、シュナムクルちゃんよ。

 

 今日は以前、シードルが言ってた通り、モンハンを一緒にしているんだけど、こいつ……やり込んでおるわ。

 

 見た目通り、シードルはゲームでも太刀使いなんだけどね。

 

 パーティープレイで一切仲間を巻き込まずにガンガン攻撃してるのよ。

 

 こりゃ凄過ぎるわよ。

 普通、太刀は仲間を巻き込みまくる迷惑極まりない武器だってのに、本当にやり込んでいるのね。

 

 ちなみにあたしの武器は片手剣よ。

 

 あ、シードルを巻き込んで攻撃しちゃった。

 

 

「おっと、シュナムクル様。

 片手剣を使ってるくせに仲間を巻き込むだなんて素質があるんじゃないのか?」

 

 

「なにその皮肉、やるってんなら相手になるわよ?」

 

 

 大体、片手剣の最後の攻撃を当てると仲間ふっ飛ばしちゃうのは仕様よ。

 

 だから、これは当然よ! ……ということにしておいてね。(あたしって下手?)

 

 

「いや……、ただ人と狩りをするのが楽しくてな。

 これまでソロハンターとして狩りをしてきたものだからな……」

 

 

「あんた元・魔王なんだから家来の一人や二人……って、あぁ、そうか。

 あんたの魔界――もとい、冥界にいる連中って魂だけなのよね」

 

 

「ああ、身の回りの世話も基本的にオレ自身がやっていたからな。

 それにこんな性格だ。

 ゼタやらサロメといった連中に、一緒にゲームをしようだなんて誘う訳にもいかんからな。

 イメージ的に」

 

 

「あんたも変なところで意地っ張りね~。

 でも、そんなに気にしなくてもいいんじゃない?

 ゼタっちも、子どもが出来てからはだいぶ丸くなったんだし、今度あたしから誘ってみるわよ」

 

 

「おぉ、それだと夢の4人パーティーでの狩りが出来るな♪」

 

 

 どれだけモンハン好きなのよ、こいつ。

 

 

「それよりも、そろそろ30頭目のリオレウスが降ってくるから29頭目のリオレウスを早くに狩っておかないと乱戦になるぞ。

 今回のクエは、時間が3分経過すればすぐに次のレウスが出て来るからな」

 

 

「それじゃ、あたしも温存しといた竜撃砲を使う時ね。

 あたしオリジナルの、ガンランスと片手剣の合体武器で!」

 

 

 気づいている人もいるかもしれないけど、やり込みまくったシードルはゲームを改造するところまでやり込んじゃってるみたい。

 

 各フィールドは全てシームレスで密林、砂漠、雪山、火山とどこにでも行けるからエリア数も50を越えてるし、制限時間を取っ払って今はリオレウス100頭斬りクエストに挑戦中。

 

 シードルは自分を強化する改造は一切せずに<天上天下天地無双刀>と<暁丸(下位)>を装備しているの。

 

 武器はともかく、防具の性能はG級モンスター相手にはきついかもしれないけど、やり込みによって身に付いた驚異的技術によって、直撃を避けているから本当にダメージほぼ0のままクエスト達成しちゃいそうなのよね~。

 

 あたしはガンランスと片手剣を混ぜた夢の武器、ガン手剣を使っているんだけど、これがなかなかに強いわ。

 

 片手剣の長所である手数とガンランスの長所である浪漫砲が合わさって、竜撃砲を連射できたりするところとか、浪漫を極めたって感じでいいわね~♪

 

 砥石の消費は早いけど、キレアジと一緒に、釣り餌とピッケルも持ってきているから現地調達でどうにかなるわ。

 

 

「あ、ヤバッ!

 改造の影響からか、ガン手剣が弾づまりで竜撃砲打てなくなった!」

 

 

「竜撃砲が無理なら砲撃!

 砲撃が無理なら斬撃!

 それが無理なら最後は拳になろうが歯だろうが爪だろうが、戦う意志が欠片でも残る限りオレは戦う! 戦ってみせる!!!」

 

 

「いやいや、アンタの武器じゃなくてあたしの武器が変になったんだから。

 でもまぁ、そう言うなら色々試してみようかな」

 

 

 言われるまでもなく、あたしも色々と改造しているの。

 

 これから見せるのは一方的な殺戮になるけど、構わないよね?

 

 

「ガン手剣最終モード!

 全武具解除のうえで歯と爪による戦闘形体にチェンジ!」

 

 

 あたしのキャラは武器を捨て、鎧を脱ぎ、身軽になったところで最後の最後に用意しておいた究極のチートを見せる時が来たのだ。

 

ザシュ、グチュ!

 

「おぉ~、リオレウスが一撃で倒せたじゃん♪」

 

 

「……シュナムクル様、それでいいのか?

 ハンターが武器も防具も使わずにモンスターに噛みつき、素手で首をねじ切るとか、15歳以上対象のC指定ゲームが、18歳以上対象のZ指定もののグロさだぞ?」

 

 

「改造はあんたがしたんじゃない。

 それに、悪魔が安易にグロいとか言うもんじゃありません!

 あんたの言う通り、歯と爪で戦ってるんだからいいじゃない。

 気分がいいから10mくらいの岩盤もブチ抜けそうな勢いがあるし♪」

 

 

 こう、絶・天狼抜刀牙のごとき勢いで。

 

 ハンターの身長も改造したから、あたしのキャラは身長が135センチしかないところなんかも可愛いわ♪

 

 

「いっけぇー、シュナムクルトルネード!(ガガガガガ、グチャグチャ)」

 

 

「くっくっく……、今更だがオレの主はとんでもない方だな」

 

 

 まぁ、シードルったら、失礼しちゃうわ。

 

 あたしゃ今も昔も変わりゃしないわ。

 

 何よりも己に忠実であるだけ。

 

 

 そして何故か30頭目のリオレウスを狩ったら、残りのリオレウス70頭が同時に現れるというバグまで発生したけど、一頭残らずグチャグチャに潰しておいたの♪

 

 今日も良い天気でした。チャンチャン♪

 




 MHPでは、武器のデザインを変えるってのが改造せずとも出来ましたしね。

 シードルは人間のときは「サムライ」と呼ばれていた勇者ですし、暁丸は似合う気がするのですよ。
 そして私は暁丸は上位やG級よりも下位の方がデザインが好きです。

 この作品のタイトルの候補の一つに『呪術師と預言者とときどき冥王』ってのもありました。

 そしてシードルはもっと変わっていきますので、この話はまだ序の口ですw

 「サムラーイ」とでも名乗ろうかな?

 一話完結じゃない一話完結。
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