とあるPSIの使い手   作:タカやん

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第二話

某公園

 

 

「それであんた結局何者なわけ?私の電撃弾いたと思ったら私担いでビルの屋上に駆け上がるから能力者ってのはわかるけどそんなこと出来る能力なんて聞いたことないわよ」

 

「話してもいいけど多分「ありえない」と言うよ?」

 

「そんなの私が決めることよ。それに今更何言われても驚かないわよ」

 

「じゃあ賭けしようか。もし美琴が「ありえない」って言ったら飯おごってね!」

 

 

まぁ十中八九「ありえない」って言うんだけどね。まぁ誰も異世界から来たなんて信じないだろうし、ここは飯をおごってもらいますか。

 

 

「いいわよ。乗ってやるわその賭け。それよりなんで呼び捨てなのよ、しかも下の名前で!」

 

「あれ嫌だった?俺基本的に下の名で呼んでんだけどなぁ、あと呼び捨てなのはなんとなくだ!」

 

「べっ別に嫌じゃないわよ。ただ呼ばれ慣れてないだけよ」

 

「まぁいいがじゃあ話すぞよく聞けよ」

 

 

俺はそのあと俺がこの世界に来たいきさつと俺のいた世界ことそしてPSIことを話した。なぜ初対面の美琴にこのことを話したのかは俺自身わからないけど、もしかしたらただ俺のことを知ってもらいたいだけだったのかもしれない。話終わり一息着くと美琴が

 

 

「ありえないわ」

 

「ふっ「ありえない」って言ったな」

 

「あっ」

 

「じゃあ飯おごってもらうから(笑)」

 

「くっそれよりさっきの話どこまでがホントなのよ?」

 

「全部さ。なんなら証拠見してやるよ、取り敢えずどっか店に入ろう朝からなんも食ってなくて腹減ってんだよ」

 

「いいわ付いてきなさい」

 

 

そういって歩き出した美琴に俺はついていった。少しして着いたのはファミレス、案内された席に座り適当に注文した。料理が来る間にこっちの能力に関していくつか質問して時間を潰した。

 

 

しばらくお待ちください

 

 

「ふぅ食った食った♪」

 

「で早く見せなさいよそのその証拠を」

 

「まぁ待てよ、あっ店員さんコーヒーください」

 

「あんたわー」

 

 

美琴の周りに若干電流が漏れていたが、俺は気にせず店員が持ってきたコーヒーを受け取った。

 

 

「まぁ落ち着けって今見してやるよ」

 

 

そういってコーヒーにミルクをいれて

 

 

「こっちの能力の演算と違ってPSIは思念が基本、つまりイメージが大切なんだ。」

 

 

手をカップの周りに添えミルクのみを動かし模様をつくった。

 

 

「まぁこれは初歩の初歩だからこっちでも出来る奴は多いだろう」

 

 

そう言ってコーヒーからミルクだけを取り出し、小さな球状にしてそれを食べた。それを見ながら美琴は無言で頷いた

 

 

「そしてさっき公園で説明したようにPSIの能力は大きく三つに分かれていて、今のミルクを球にしたのがバースト。そして街中で美琴担いで逃げた時に使ったのが身体強化のライズ、そしてこれが・・・」

 

 

そう言いながら、美琴に近づき互の額をつけ有線の精神端子をつけ離した。

 

 

「なっなにすんのよ」

 

 

美琴は今の俺の行動が理解できず少し顔を赤くしながら抗議してきた。今はそこを無視し精神端子を通して美琴に念話をした。

 

 

『聞こえるか?』

 

「えっなに」

 

 

美琴はいきなりのことで理解が追いついてなかった。

 

 

『聞こえているな。これが最後のトランスだ。さっき額をつけた時に精神端子をつけた。だからこの声は美琴にしか聞こえていない』

 

 

そこで俺は端子をきり

 

 

「まぁこんなもんだ。今までやったのは初歩のやつだからPSIを使う人たちは大体出来る。どうだ信じる気になったか?」

 

「いいわ信じるわ、流石にここまで見せられたら信じるしかないわ。それであんたこれからどうするの?住むとことかないんでしょう?」

 

「まぁなんとかなるだろう。おそらく上の連中は俺の存在に気づいてるだろう、だからそのうち何らかの接触があると思うんだよね。その為に街中であんなパフォーマンスじみたことしたんだから」

 

 

そんなことを話していたら店に黒服の男が数人入ってきた

 

 

「夜科冬吾さんですね。統括理事会の使いの者です。一緒に来てもらいませんか?」

 

「なっ統括理事会!」

 

 

美琴は驚いていたが俺は予想通りの展開だった。

 

 

「わかったついていこう。美琴またな」

 

 

俺はそのまま黒服の男達に連れられ車に乗ってその場をあとにした。

 

 

 

しばらくして車が止まり俺は降ろされた。そこに一人の女性がいた。一目見ただけでわかる”裏”の人間だというのが。師匠たちに似た雰囲気を持っている。

 

 

「あんたは」

 

「案内人だ。ついて来な。」

 

 

俺は彼女ついていき途中で転移させられた。そこは窓も扉もないところだった、そこに試験管のような水槽に逆さまで入ってる人がいた。

 

 

「よく来た夜科冬吾」

 

「あんたは?てかその格好疲れない?」

 

「私の姿を見てそう言ったのは君が初めてだよ。私はアレイスター・クロウリー、ここの統括理事長をしている」

 

「あんたがここのトップか。で俺はなんで呼ばれたんだ?」

 

「君にはこの街で暮らし学校にも行ってもらう。生活費もこちらで出そう」

 

「あと俺はここではlevel何になるんだ」

 

「君は表向きはlevel5の3位ということになってもらう。本来ならlevel6だがlevel6にしない変わりそれなりの金額を出そう」

 

「えらく気前がいいじゃないか、何が目的だ?」

 

「君の力が公になれば学園都市全体を揺るがすことになる。それを抑える処置と思ってくれて構わない」

 

「そうか、で俺の行く学校はどんなとこだ?」

 

「君にはとある高校に通ってもらう」

 

「は?高校?俺は14だぞ中二だぞ!」

 

「これがこちらの出す条件だ、君なら別段困ることないだろう?」

 

 

確かに俺は高校どころか大学レベルの学力はあるがだが何故こいつはそれは知っている?いや聞くだけ無意味だろう、こういうタイプの人間は自分の秘密を絶対に喋らない。まぁ生活に困ることはないから条件をのむか。

 

 

「いいだろう。その条件で構わない」

 

「そうか。ではこれから君の住居に案内しよう。ここから出たら案内するものが待っているそれについていくといい」

 

「ああではもう会うことがないことを願うよ」

 

 

そう言って俺は転移した。

 

 

外に出ると来たときと同じ黒服の男と車が止まっていた。男に案内されたとこはマンションの最上階の一室で一家族がくらせるほど広かった。家具や調理器具もあったので大きな買い物をしなくても済みそうだ。そのあと男は通帳とカードを渡し帰っていった。

寝室には俺が通う高校の制服置いてありその横に手紙が置いてあった、どうやら明日の予定と時間あと場所が書いてあった。一通り目を通し取り敢えず金を卸に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

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