紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました)   作:橘田 露草

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露草です……20代になっても、彼女いない歴=年齢とです……。
はい!というわけで露草です(*^^*)

6月ももう終わりですね~。
7月になったら夏休み!
家族や仲間や恋人や海へ行ったり、キャンプしたり!
夕方の海でちゅーしたり!
まあ、非リア充のぼくのスケジュール帳は真っ白ですが(^^;
べ、別に悲しくなんてないんだからね!!(つД`)

では、どうぞ!(≧ω≦)


希さんくる

いつもの昼休み。

いつものメンバー。

仔犬たちは、屋上でお弁当を広げていた。

 

「ヒナさん?お弁当食べないんですか?」

 

弁当を広げていない仔犬に紗南が不思議そうに聞いてくる。

 

「あっ、えっと、今日はもう1人待っててね。」

「もう1人って誰だよ?」

 

すでにお弁当を広げている類斗が聞いてくる。

と、ドアが開くことが聞こえた。

そして、白髪の少女が顔を出した。

 

「えっと、雛森くん……?」

「あっ、希さん!こっちです。」

 

恐る恐る屋上に入ってくる希を迎えに行く。

 

「お弁当は持ってきましたか?」

「う、うん。言われた通り持ってきたよ。」

 

最近、昼休みは寮の誰かがきていたが、希は仔犬が自ら呼んだのだ。

そして、いきなり来た希に驚いている3人の元へ連れて行く。

 

「お、おいヒナ!このかわいい子誰だよ!?」

 

女の子が大好きな類斗が嬉しそうに言う。

隣の2人の女の子に白い目を向けられることには気づいていない。

 

「2年生の先輩の波真野希さんだよ。うちの寮の人。」

「な、波真野希です……。よ、よろしくお願いします!」

 

顔を下げて若干震えている希。

寮のみんなと話すことには慣れてきたようだが、いまだに知らない人と話すことは苦手なようだ。

 

「大歓迎っすよ先輩!!」

「希先輩かわいい~!」

「私より小柄なのに大きいなんて不公平です……。」

 

類斗と莉乃が元気よく希を歓迎する。

なぜか紗南だけは、希の身長に比べてかなり大きめの部位を睨んでいたが。

 

「じゃあ、ここへどうぞ希さん。」

「う、うん。ありがとう雛森くん。」

 

安心できるように手をつないで隣へ誘導する。

まだクラスの人となじめてないことを聞いた仔犬は、少しでも人と話すことに慣れて欲しいと今回の昼食に呼んだのだ。

できれば紗南や莉乃と仲良くして欲しい。

類斗は正直どうでもいい。

 

「じゃあ、ご飯食べよっか。」

「そうですね。早くしないとお昼休み終わってしまいますし。」

 

紗南の言葉でみんな包みを開く。

 

「あ、ヒナくんと希先輩って同じお弁当なんですね~。」

「う、うん。毎朝雛森くんが作ってくれるんだ。」

「うらやましいですね。希先輩はヒナさんの料理何が好きですか?」

「シチュー……かな。すっごくおいしいんだよ。」

 

仔犬は少し驚いていた。

紗南と莉乃が積極的に話してくれているとはいえ、寮以外の人とこんなに話している希は見たことがない。

希も変わろうとしている―――――そう考えると仔犬はたまらず嬉しかった。

今日はごほうびにシチューを作ろうと決めた。

 

「希先輩……いやのぞみん先輩~!俺とも話してくださいよ~!」

「ひっ!?」

 

いきなり話し掛けてきた類斗に怯える希。

やはりまだ男の子は苦手なようだ。

 

「類斗、次希さんの半径1000メートル以内に近づいたら屋上から突き落としますからねー。」

「や、やめろヒナ!ていうか半径1000メートルって1キロじゃねーか!い、いや、ごめんなさいヒナ様!」

 

ボソッと仔犬が呟いた言葉と笑顔にめちゃくちゃ震えて屋上から逃げ出す類斗。

何を怯えてるんだろう、普通の笑顔なのに。

 

「こ、怖い雛森くん……。」

「あ、あれがヒナさんの恐怖の笑顔です……。」

「類斗くん生きてるかな……。」

 

なぜか3人も震えている。

仔犬にはなぜかわからない。

 

「どうしたんですか3人とも?ご飯食べましょう。」

「は、はいそうですね!あっ、ヒナさん、今日は煮つけを作ってきましたよ。」

「あっ!あたしはチーズハンバーグだよ!」

 

そう言っていつも通り弁当箱を差し出す2人。

仔犬もいつも通りおいしいと返し、お礼に自分の弁当箱からにくじゃがを差し出す。

と、なぜか隣から視線を感じた。

 

「え、えっと希さん?なぜにらんでらっしゃるのでしょうか?」

「……いつもこんなことしてるの?」

「へ?」

 

いきなり聞かれとぼけた声を返してしまう。

こんなこと、というとお弁当の交換のことだろうか。

 

「えっと、お弁当の交換ならいつもしてますよ?」

 

そういうと頬を膨らめ、さらににらんでくる希。

と、小さく口を開いた。

 

「……私も交換したい。」

「いや、僕と希さんのお弁当ほとんど同じですって。」

 

さっきも言ったが、寮のお弁当は全員仔犬が作っている。

好き嫌いや量もあるため多少は違うが、それでも交換するほどは違わない。

 

「じゃあ、このミニハンバーグ!」

「僕もありますよー。」

「じゃあ、ウインナー!」

「それもありますって。」

「じゃあじゃあ……!」

 

なぜか必死にお弁当を交換したがる希。

仔犬は理由がわからなくて首を傾げてしまう。

 

「……じゃあ、卵焼きは?」

「あ、それは。」

 

仔犬にも卵焼きはあるが、仔犬のはほうれん草入り、ほうれん草が苦手な希のは玉ねぎが入っている。

つまり、ちょっとだけ違った。

 

「でも、これほうれん草入りですよ。」

「い、いいの!はい、交換!」

「あっ!」

 

そのまま希はパクリと食べてしまった。

 

「に、苦い……。」

「はいはい、お茶どーぞ。」

「あ、ありがと……。」

 

涙目でお茶をコクコクと飲む希。

ちょっとかわいいなと思ってしまったのは内緒。




今日はプロフィール休みです!<(_ _)>

次回!「林間学校(準備編)」
お楽しみに!(*^^*)
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