紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました) 作:橘田 露草
はいどーも、露草です(*^^*)
最近投稿頻度が落ちてますよね~。
ちょっと反省したので、どうにかします!(^^;)
というわけで、どうぞ!(≧▽≦)
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~!?」
いつもの夕方。
いつものくちなし寮。
今日はなぜか仔犬の叫び声が響いていた。
「の、希さんどういうことですか!?」
「だ、だから私は林間学校に行かないって言ってるの!!」
ことの始まりは10分前。
夕食前、談話室でみんなまったりしていた時だった。
「そう言えば、中等部の林間学校はもうすぐじゃなかったかな?」
不意に御籤が口を開いた。
「あ、はい、明後日ですよー。その間の家事は風羽ちゃんにお願いしました。」
「ワンちゃんにお願いされました~。」
「ふむ、ワンコくんと希くんを除いて3人なら風羽くんの負担にならないかな。」
「まあ、ワンコたちがいない4日だけなら私たちも手伝ってやるよ。」
林間学校は3泊4日なので、仔犬は料理ができない。
そこで、仔犬が入寮するまで家事を担当していた風羽に頼んだところ、笑顔で了承してくれたのだ。
御籤と風鈴が手伝ってくれるなら安心だろう。
「ちょ、ちょっと待って雛森くん!?」
「?どうしました希さん?」
急に大きな声を出した希に首を傾げる仔犬。
「林間学校って私も行くの!?」
「えっと、もちろんですよ。」
林間学校は1年生と2年生の合同で行われる。
当然、仔犬も希も参加することになる。
仔犬はなぜ今更そんな質問するのかわからなかった。
「……ない。」
「はい?」
希が小さく何かを呟いた。
「行かない!林間学校なんて絶対に行かない!」
そして現在こうなっている。
「行かないなんてそんなのだめですよ!?」
「やだ!知らない人とずっと一緒にいるなんて!それに男の子もいるし……。」
元から人と話すのが苦手な上、しばらく引きこもっていたため、希は知らない人と話すのが苦手になっていた。
ましてや男の子と話すなんて絶対無理だろう。
「でも桜花さんと向日葵さん……会長さんと副会長さんが同じ班ですよ!」
桜花と向日葵が同じクラスと聞いた時、仔犬は2人に希のことを見てくれるように頼んだのだ。
自分でも若干過保護ではないかと思ったが、少しでも希に学園生活を楽しんで欲しいと思い、頼むことにした。
「それでもヤなの!絶対行かないからね!」
困ってしまった仔犬は、風鈴にどうにかして欲しいと目で訴えた。
少し考えた風鈴が口を開く。
「おい、希。そういう時は気合だ!気合で頑張れ!」
「ムリです!」
コンマ数秒で一蹴された風鈴は「なんでだよ」と不満そうな顔をしている。
いや、さすがに根性論は無いだろう。
仕方なく今度は御籤を見る。
だが、御籤は首を振る。
「無理やりやるのは得策ではないよ。ここは希くんの心が変わるのを待つしかない。」
確かに長期的に見ればそれが効果的かもしれないが、林間学校は明後日。
さすがに時間が足りな過ぎる。
最後の希望とばかりに風羽にお願いする。
「えっと、希さん。そういう時はかぼちゃだと思えばいいんですよ~。」
「それ緊張した時のだろ。」
「さすがに今は関係ないと思うけど……。」
論外だった。
こんな時なのに、意外と風羽は天然なんだなぁと思ってしまった。
「希さんどうしても嫌ですか?」
仔犬は半ば諦めながらそう言った。
「だって……知らない人たちと班を組んで一緒に行動するんでしょ?そんなのムリだよ……。」
希もこれがいいとは思ってないんだろう。
声がとても小さい。
と、希が勘違いしていることに気付いた。
「えっと、班は希さんたちと僕たちが一緒ですよ。」
「……へ?」
「1年生と2年生をくっつけた班になるのは知ってますよね?だから、希さんは僕と同じ班ですよ。」
林間学校の班決めをする時、希のクラスの担任から希と同じ班になってくれないか頼まれたのだ。
希はまだ親しい友人ができていないため、仲のいい仔犬と一緒なら林間学校を楽しめるかもしれないということらしい。
仔犬はもちろん、一緒に班を組んだ類斗たちもすぐにOKしてくれた。
「雛森くんと同じ班なの?」
「はい。」
「林間学校の間、ずっと一緒にいられるの?」
「お風呂とか寝る時は無理ですけど、基本なら。」
「……じゃあ行く。」
「はい……って、へ?」
「雛森くんと一緒ならいいよ。林間学校私も行く。」
「あっ、はい……。えっと、ありがとうございます?」
急に意見を180度変えた希に驚くも、行ってくれるならこれで安心だ。
だが、希がなぜすごく嬉しそうな顔をしているのか、仔犬にはわからなかった。
その後の希(inお風呂)
(雛森くんとずっと一緒……雛森くんとずっと一緒……雛森くんとずっと一緒……雛森くんとずっと一緒……雛森くんとずっといっしょ…………楽しみっ♪)