紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました) 作:橘田 露草
くーさんこと露草です。
寒いですね~。
何か前回も同じようなこと言った気がしますけど気にしない!ドラゲナイ!
そういえば、バレンタインまで後1か月もうないんですよね~。
さて、15日の半額チョコを買い占めましょうかね(笑)
私、超甘党ですので~♪
今日は最後にお知らせがあります。
なので、最後まで見ていただけたら~です(笑)
では、紅茶53話どうぞ!(*^ω^*)
ある日の放課後。
仔犬は生徒会室で作業をしていた。
「うしっ、これで終わり!」
仔犬の隣の席でパソコンで書類作成をしていた類斗が印刷ボタンを押す。
コピー機から出てきたプリントにミスがないか確認し、近くにいた仔犬に声を掛ける。
「ヒナー、何か手伝うことあるか?」
「ん、大丈夫。僕も終わったよ」
仔犬も書き終えた書類から顔を上げる。
10月にある文化祭と体育祭のために放課後に毎日籠って5日間。
ようやく全部終わったのだ。
「会長、副会長ー!そっちはどうっすかー?」
類斗が残りの2人を呼ぶ。
そこまで広くない生徒会室で大声を出す必要はないのだが、運動部ゆえか。
「こちらも終わりましたよ。後、花沢くんはもう少し静かにしてください」
「こちらもですよ。花沢くんはまだ元気なようですが」
「俺多分ヒナの3倍は作業したんですけど!?もう少し労わってくれませんかね!?」
「雛森さん、お疲れさまでした」
「寮のことも忙しいのにごめんなさい」
「いえ、大丈夫ですよ」
「……生徒会でいじめが発生してる」
いつも通り類斗がいじられる。
前までは結構堅苦しい場だったのだが、今は仔犬たちの教室のように賑やかだ。
「じゃあ、俺この書類提出してきます」
「ええ、そのまま部活に出ていただいても構いませんよ」
「了解っすー!じゃあ、また明日なヒナ!」
「うん、また明日」
ひらひらと手を振って類斗が生徒会室を出ていく。
その1分後、副会長席に座っていた桜花が顔を机につける。
仔犬は既に気づいていたが、また席を入れ替えていたのだ。
「あー、やっと終わった~!!」
ここ5日間ずっと作業していたため、喜びも大きいのだろう。
久し振りに笑顔が見える。
「書類に不備もないですし、後は当日で十分だと思いますよぉ」
書類を確認していた向日葵がそう答える。
彼女はいつもと変わらず疲れも出さない。
「よし、祝杯をあげましょ!ひま、とっておきのお菓子とお茶を出してきて!」
「仕方ないですねぇ。仔犬くんあんこは大丈夫ですか?」
「あ、はい。大丈夫です。」
戸棚の奥から茶筒と四角い箱を取り出す向日葵。
箱には、「羊羹」と書かれていた。
「おいしいのよ、ここの羊羹」
「それだけに私たちもあまり食べられないんですよぉ~。」
桜花と向日葵の家はそれなりに大きい家と聞いている。
そんな2人がなかなか食べられないならば、すごい高級品なのだろう。
「それにしても花沢は面白いね~。いじりがあるよ」
「もう、桜花。あまりふざけたら花沢くんがかわいそうですよぉ」
「ひまだってやったじゃん」
「仕方なくです~」
姉妹が楽しそうに談笑するのを見ているとふと気が付いた。
「そういえば最近生徒会室でも普段の口調になったんですねー」
以前は生徒会室では苗字に役職やきっちりとした敬語といった少し固い感じだった。
それが今では普段の姿を出している。
「ん~、だってアンタの前じゃ真似しててもしょうがないし、約束も果たせたしね」
「約束?」
「前会長とやったトランプの罰ゲームですよぉ~。1年間生徒会室では反町さんの真似をするという」
疑問を浮かべる仔犬に向日葵が説明する。
どうやらその罰ゲームの1年間というのが夏休みに過ぎたようだ。
ちなみに反町さんというのは、姉妹の家の執事らしいが、仔犬は会ったことがないので性別すら知らない。
「あっ、しまった忘れてた」
「どうしましたか、桜花?」
手を顔に当てる桜花。
一体どうしたのだろう。
「体育祭の生徒会チームの組み合わせまだやってなかった」
「そういえば後回しにして忘れてましたねぇ~」
仔犬も思い出した。
仔犬たちの学園では文化祭を4日、体育祭を2日かけてやるのだ。
初等部、中等部、高等部と、生徒が多いため普通より期間が長い。
「生徒会チームって部活ごとのやつですよね?」
学年・クラス関係なく、部活別でやる競技がいくつかある。
中等部以上なので、去年まで初等部だった仔犬はよく知らないのだが。
「ん、そう。別に勝っても負けても何もないけどね。あーでも、花沢はサッカー部優先か」
そう言って桜花はまだ白紙のプリントを出す。
競技別に出る選手を書いて提出するのだ。
「部活対抗リレーはとも棄権かしら」
「人数足りないから仕方ないですねぇ~」
生徒会は男女合わせても4人しかいない。
本来は5人なのだが、会計が空席のため1人足りない。
「あ、仔犬」
「はい?」
不意に桜花から声を掛けられた。
「男女混合2人3脚はあたしとアンタだから」
「あ、はい」
仔犬としては別に出たい競技もないので勝手に決めてもらった方がいい。
運動は嫌いではないが、運動会がめんどくさいことには変わりないのだ。
「桜花ちょっと待ってください~」
と、そこまで黙って見ていた向日葵が口を開く。
「ほらここ。桜花はその前の中等部選抜リレーでアンカーですよねぇ。私が2人3脚代わりますよぉ~」
にっこりとアドバイスする向日葵。
だが、どこかその笑顔は笑っていない気がした。
「あたしは体力あるから大丈夫よ。それにアンタだって出るじゃない」
「私が走るのは最初の方ですから~」
どっちも譲らない様子に仔犬は不思議そうな顔をする。
というか、男女混合なら別に仔犬と類との組み合わせでも構わないと思うのだが。
と、桜花がニヤリと笑う。
「2人3脚の後って中等部副会長が壇上に立つ予定よね?準備があるから出れないはずよ」
勝利の笑みを浮かべる桜花。
だが、向日葵もまた笑っていた。
「あっ、それは桜花が出てください♪」
「はぁ!?」
向日葵の言葉に驚く桜花。
無理もない。今まで向日葵が自分の仕事をサボったことなどないからだ。
「ちょ、ちょっとそれは副会長の仕事って……」
「いつも妹に押し付けてるくせにですか~?ひどいお姉ちゃんですねぇ~」
そう言われたら桜花は言い返せない。
いつも押し付けていたツケが回ったのだ。
「というわけで~仔犬くん」
「……あ、はい?」
よくわからない勝負をする2人をぼーっと見ていた仔犬。
そのせいで反応が遅れる。
「2人3脚頑張りましょうね♪」
にこにこ満面の笑みを浮かべる妹と机に顔をつけてうなだれる姉。
向日葵の完全勝利だった。
というわけで、お知らせです。
新作……とはちょっと違うのですが、サークルの一環で小説を書いてみるってなったらしいです(笑)
もう1月以上前なので終わってるかもですが、まあ書いてみようと思います。
キャラ設定、舞台は、なろうやピクシブの方で書いている「高階珠璃」さんという方が考えてくれました~。
珠璃さんも同タイトルで書いてるみたいです。
なので、そちらもチェックです!
あ、これ宣伝じゃないですからね~(^^;
そしてタイトルですが……
「ブラッドロード」といいます。
バトルものでして、露草小説の例に漏れず恋愛&ハーレム要素ありです(笑)
それに加えて僕の小説である「情報屋家業は幼女とともに」の設定を交えた感じを構想しています。
早ければ明日21時、できているところまで投稿します。
一応、「紅茶」がメインなので不定期更新となると思います。