紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました) 作:橘田 露草
くーさんこと露草です。
まだまだ寒いですね~。
最近風邪をひきがちなんですよ僕。
お風呂上りに裸で牛乳を飲み、扇風機で「ワレワレハウチュウジンダ」をやり、腕立て伏せを100回した後寝ると、次の日には絶対風邪をひいてしまいます……(^^;
反省して、明日から牛乳はホットにしようと思います(笑)
というわけで紅茶56話、どうぞ!(^ω^)
あ、シリーズです。
ある日の夜。
ある日のくちなし寮。
仔犬は自分の部屋でのんびりしていた。
そろそろ寝ようかとパジャマに着替え、ベッドに入ろうとした時。
トントンとドアを叩く小さなノックが聞こえた。
こんな夜に誰だろうと首をかしげながらドアを開ける。
「はーい……って寮長?」
「お、おう……。」
ドアを開けたところにいたのは風鈴だった。
なぜか若干顔を伏せ、枕を抱えている。
「どうしたんですかー、こんな遅くに。」
「……その、な。」
言いづらそうに口ごもる風鈴。
それを見て仔犬は察する。
「もう、だから怖いの見たら眠れなくなりますよって言ったでしょう。」
「う、うるせーな……。」
ため息をつく仔犬に目をそらす風鈴。
さっきまで風鈴は、テレビでやっていたゾンビ映画を観ていたのだ。
仔犬が一応注意したのだが、聞く耳持たずだった。
察するに怖くて眠れないのだろう。
「どうしましょうかねー。」
時刻はすでに夜11時。
御籤も風羽もすでに寝ている。
希は仔犬よりも夜更かしだが、2人眠れるほど片付いてはいない。
「あ、あのさ……。」
「はい?」
小さな声で風鈴が呟いた。
「お、おまえの部屋で寝ちゃダメか……?」
「……へ?」
風鈴の言葉に仔犬は思わず間抜けな声が出てしまう。
確かにそれが一番いいのだろう。
だけど。
「ダメですよー。寮長一応女の子なんですから。」
「一応ってなんだ一応って。あー、もういいから部屋入れろ!」
「あっ!」
風鈴は無理やり仔犬の部屋に入った。
そして、ベッドに勝手に飛び込んで毛布を被ってしまった。
「もう、寮長ー。」
「私はここで寝る!おまえも寝ろ!」
風鈴は聞く耳持たない。
仕方ないと電気を消し、ベッドに入る。
布団に入ると、風鈴の匂いを感じ思わず緊張してしまう。
仔犬も風鈴に背を向ける。
「さ、寒くないですかー?」
「だ、大丈夫だ……。」
風鈴は壁を向いているので顔が見えない。
それでよかったと思う。
恐らく今の仔犬の顔は真っ赤だろうから。
そのまま、10分。
仔犬は緊張からまだ眠れずにいた。
「……なぁ。」
「ふぇ!?な、なんですか?」
いきなり話しかけられドキッとする。
思わず振り返りそうになって慌てて顔を元に戻す。
「何か話せよ。」
「何かって何ですか……?」
「何でもいいよ。」
風鈴の無茶ぶりに急いで何か考える。
緊張と風鈴の甘い匂いで頭がうまく回らない。
「じゃあ、うちのクラスの柊さんのことなんですけど。」
「待て。」
「この前……ってはい?」
話そうと思った途端止められた。
背中合わせなのになぜか怒っているような気がした。
「そいつは女子か?」
「え、あ、はい。女の子ですよ。」
「じゃあ、ダメだ。別の話にしろ。」
「なんでですかー。」
「何ででもだ。女子の話はダメだ。」
仕方なく類斗や一樹といったクラスの男子や昔の話をする。
話していると、時折小さく笑う声が聞こえてくる。
やがて、小さな寝息が聞こえてきたので話すのをやめる。
仔犬は振り返り、眠る風鈴の方を向いた。
相変わらず顔は見えない。
「……お休みなさい寮長。」
小さくそう呟き仔犬も眠った。
風鈴の表情は、みなさんのご想像にお任せということで(笑)
ちなみにうちでは、寝る時に使う小さな電球のことをオレンジとかこだまと呼ぶのですが、みなさんはなんと呼びますか?
という感想目当てなのがあからさまな質問をしてみたり(*^^*)
では、次回もよろっ!です(≧ω≦)