紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました) 作:橘田 露草
くーさんこと露草です。
あ~、空を飛びたいですね~。
空を飛んで花火みたいに爆発したいです(^^)
いや、爆発しちゃうのかよ。
どうせ爆発するなら、リア充的な意味で爆発したいなと思うバレンタイン6日前の僕です(笑)
では、「紅茶」58話どうぞ!(≧ω≦)☆
ある日の夜中。
ある日のくちなし寮。
お風呂上がりの仔犬は、台所から持ってきた牛乳を飲んでいた。
と、ドアがトントンと叩かれた。
すぐにドアを開ける。
「こんばんは、風羽ちゃん。」
「わわっ!すごいです~、ワンちゃん!どうしてわたしだってわかったんですか~?」
「あはは、なんでだと思う?」
「う~ん、なんででしょう?」
そこにいたのは、やっぱり風羽だった。
前の2人と同じくパジャマ姿で、手に小さなぬいぐるみを持っていた。
ホントはローテーションでわかっていたのだが、冗談のようにそう言う。
頑張って考えている風羽が可愛くて思わずクスッとなってしまう。
部屋に招き入れると、風羽は机の上に載っている飲みかけの牛乳に気が付いた。
「あっ、牛乳飲んでいたんですか~?」
「あ、うん。飲む?」
「はい!……あっ、でもさっき歯を磨いちゃって。」
しょぼんとなる風羽。
恐らく、厳しい家の執事さんに禁止されているのだろう。
「別に気にしなくてもいいんじゃない?」
「ダメですよ~!」
あんまり気にするタイプじゃない仔犬がそう言うと、風羽に怒られた。
虫歯菌がどうとかお説教されたが、7歳の女の子が聞きかじりのことを言ってる姿を見て思わず笑ってしまう。
すると、また怒られる。
「もうっ!ワンちゃんももう一回歯磨きに行きますよ!」
「はいはい。」
風羽に見張られてもう一回歯磨きする。
部屋に戻ると、風羽は小さくあくびをした。
時計を見ると、すでに11時。
いつもの風羽ならとっくに寝ている時間だろう。
「風羽ちゃんもう寝る?」
「ふぁい……。」
すでにうとうとしている風羽をベッドに寝かせる。
電気を消して仔犬も寝ようとすると、袖を引っ張られた。
「どうしたの、風羽ちゃん?」
「ワンちゃん……ギュッとしてください……。」
半分閉じた目でそうねだってくる。
滅多にない風羽のお願いだが、仔犬は何をしたらいいのか戸惑う。
いや、正確にはわかっているのだがどうするべきかと思っていた。
「えっと、ギュッとって?」
「ギュッと抱きしめてください……。」
ちゃんと言われ逃げ道をなくす。
覚悟を決め、仔犬は正面から風羽を抱きしめた。
「こ、こんな感じ?」
「んっ……。」
小さく声を上げる風羽。
口元が綻んでいるということは嫌がってるわけではなさそうだ。
この距離だとまだ小さい子供とはいえ、風羽の柔らかい匂いがわかった。
小さくても女の子なんだなぁ、と当然のことながら思ってしまう。
「もっとギュッとしてください……。」
「も、もっと?」
お願いされ、少しだけ力を強くする。
細い風羽はそれだけで折れてしまいそうだった。
「ワンちゃんの匂いがします……。」
「あっ、ごめん臭い?」
さっき風呂に入ったばかりなのだが。
慌てて離れようとすると、風羽からも抱きしめられた。
「いい匂いです……。せっけんと……ワンちゃんのいい匂いがします……。」
「そ、そう?」
抱きしめられさっきよりも距離が近くなる。
風羽の甘い匂いがさらに強くなり、顔も触れそうなほど近い。
目を瞑っている風羽は気づいてないかもしれないが、普通に起きている仔犬には風羽のまつげの1本1本すら見える。
しばらく2人とも沈黙する。
「ワンちゃん……。」
「ん?」
不意に風羽が呟いた。
「だぁいすきです……。」
そう呟き、後は寝息に変わる。
仔犬はすぅすぅと小さな寝息を立てる風羽の頭に手を置きなでる。
「僕も大好きだよ、風羽ちゃん。」
そう呟くと、照れているかのように風羽は小さく身じろぎした。
そのまま風羽を抱きしめ、仔犬は眠った。
朝、うとうとしてて夜のことを覚えていない風羽は仔犬に抱きしめられた自分を見て真っ赤になっていた。
寝ている女の子の顔って萌えません? (*ゝω・*)
最もリアルで見たことないんですけどね~(^^;
では、また次回!
明日書けるかな~(笑)