紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました)   作:橘田 露草

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コンバトラー!(^◇^)
くーさんこと露草です。

最近前書きに書いている内容が、壊れた露草さんか、バレンタインに対する恨みみたいになっている気がします(^^;
これはよくない!と反省したので、バレンタインから離れようと思います。

そう言えば、来月にはひな祭りやホワイトデーとか……(トラウマの開く音
……ふっ、女の子もいないのに僕にホワイトデーなんて関係ないのですよ。

何かガチで落ち込んできたのでそろそろ行きましょうか(^^;
では、「紅茶」59話どうぞ!(*^^*)




希さんと添い寝

ある日の夜中。

ある日のくちなし寮。

 

仔犬は部屋の椅子でうとうとしていた。

今日がローテーションの最後なのだが、今日の相手はかなり夜ふかしな人だ。

と、トントンとドアを叩く音がした。

寝ぼけた頭を振り、慌ててドアを開ける。

 

「こんばんは、希さん。」

「こんばんは、雛森くん。」

 

部屋に招き入れる。

すると、希は申し訳なさそうな顔をした。

 

「ごめんね、雛森くん。遅くなっちゃった。」

 

時計を見るとすでに夜の2時。

いつも5時に起きる仔犬はもうあまり眠れない。

 

「大丈夫ですよー。マンガ描き終わりました?」

「うん、今日の分は終わったよ。」

 

仔犬が笑顔でそう言うと、希も小さく笑ってくれた。

 

「じゃあ、寝ましょうか?」

 

3日前からいつも通りになったベッドの奥を譲る。

だが、希はじっと立ったまま入らない。

すると、ためらいがちに口を開いた。

 

「あ、あのね雛森くん。ちょっとお願いあるんだけど……?」

「はい?どうしました?」

「パジャマで作業してたらインクこぼしちゃって……。」

 

また申し訳なさそうな顔をする。

今更ながら気付いたが、希はパジャマ姿ではなく、普通の私服だ。

 

「あ~、じゃあ明日洗っておきますよ。」

「そ、そうじゃなくて……。」

 

仔犬がそう返すが、なぜか希は顔を伏せもじもじしてる。

そしてもごもごと口ごもった後、顔を上げた。

 

「ひ、雛森くんのパジャマ借りたらダメかな……?」

「……はい?」

 

希が何を言ったのか呑み込めず、間抜けな声が出る。

そして意味が分かると、首を傾げた。

 

「いやその服でいいんじゃないですかー?」

 

希が着ているのはTシャツ。

別にそれで寝ても問題ないと思うのだが。

 

「だ、だめだよ!これ大事な服だから!」

「いや、それ希さんが普段着に使っているやつじゃ……。」

「い、いいから貸して!」

 

ものすごく焦った顔をした希は勢いよくまくしたてる。

希らしくないその勢いに押され、タンスから服を出す。

さすがにパジャマは合わないので仔犬のTシャツを出す。

それを受け取った希はその場でTシャツを脱いだ。

それを見て仔犬は真っ赤になって慌てる。

 

「ちょ、ちょっと希さん!?なんでここで着替えるんですか!?」

「だ、だって早くしないと雛森くん寝る時間なくなっちゃうし……。」

「大丈夫ですから!部屋で着替えてきてください!」

「で、でも、わたし下着つけてると眠れないから……。」

「わー!わー!」

 

暴走状態になった希は自分でも何言ってるかわかっていないようだ。

仔犬は急いで耳をふさぐも途中まで聞こえてしまった。

結局、無理やり希を部屋から追い出し、自分の部屋に行ってもらった。

5分後、仔犬のTシャツを着て、顔を真っ赤にさせた希が戻ってくる。

 

「さ、さっきは申し訳ありませんでした……。」

「い、いえ……。」

 

2人とも目を合わせられず気まずい雰囲気が漂う。

 

「ね、寝ましょうかー!」

「そ、そうだね!」

 

無理やり明るい声を出し、ベッドに寝る。

まだ2人とも顔を合わせられず、背中合わせで寝っ転がる。

やがてうとうとしてきた頃、背中から声をかけられる。

 

「……ねえ雛森くん。」

 

はい、と答えようとしたが、眠くて答えられない。

そして、仔犬は完全に眠ってしまった。

 

「雛森くん、もう寝ちゃった?」

 

すうすうと寝息を立てる仔犬の顔を見る。

 

「何か女の子みたいで可愛いなぁ♪……でも」

 

後ろから控えめにギュッと抱きしめる。

 

「こうして触ってみると男の子なんだよね……。」

 

もしも仔犬が起きていたらこんなこと絶対できないだろう。

だったらと勇気を出す。

 

「え、えいっ!」

 

そして、自分の枕から仔犬の枕に移る。

仔犬の髪が顔に触れるほど近い。

もしも仔犬がこっちを向いてしまったら、きっと。

そんな考えをしている自分が恥ずかしくなる。

すると、今更気付く。

 

「わ、わたし、雛森くんのベッドで、雛森くんの枕で、雛森くんの服を着て寝てるんだよね……。」

 

そして。

 

「ね、眠れるわけないよぉ~!」

 

心の中で叫ぶ。

結局、仔犬が起きるまで一睡もできなかった。

その後、授業中に爆睡してしまい、先生にめちゃくちゃ怒られるのはまた別の話。




彼シャツっていうみたいですね~、こういうシチュ(^◇^)
個人的には結構好きだったりしますが、みなさんはどうですか?

ちなみに朝仔犬が洗濯をしようとした時、インクで汚れたパジャマなどどこにもなかったそうな……(なぜか怪談っぽく 笑
まあ、その辺はご想像にお任せしますってことで(笑)

次回は、60話なので「あるかもしれない未来」の第2弾となります(*^^*)
おわかりだと思いますが、御籤さん回です。
一応目標は明日ですが、まあ期待はしないでください(笑)

では、また明日お会いできることを祈って……<(_ _)>
感想&お気に入りお待ちしています(≧ω≦)
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