紅茶のおかわりはいかがですか?(GJ部二次創作に移行しました)   作:橘田 露草

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コンバトラー!(^◇^)
くーさんこと露草です。

ちょっとだけお久し振りですね~(^^)
そして、ついにバレンタインが来ました!

…え?もちろん一切もらえてないですよ?
普通に1人でチョコパフェ食べてきましたよ~。
めっちゃおいしかったですけど、なぜかすごい悲しかったです(^^;
来年頑張ろう!(´;ω;`)

では、「紅茶」61話スタートです(*^^*)


パックジュース

10月になったある日のお昼休み。

 

仔犬たちはいつも通り屋上でお弁当を広げていた。

メンバーは仲良し4人組と希。

 

「はい、ヒナさん今日は筑前煮を作ってきたんですよ。」

「あたしのクリームパスタも自信作だよ!」

 

紗南と莉乃が自分たちのお弁当を勧める。

その相手はもちろん。

 

「あ、ありがと……。じゃあ、僕のもどうぞ。」

 

困ったように少し笑いながら、仔犬もお弁当を勧める。

これもいつも通りだ。

 

「むぅ……。」

 

希は、箸をくわえてうなるような声を出す。

希の食べているお弁当は仔犬の作ったものなので交換できないのだ。

そんないつも通りの風景を横目に、類斗は買ってきたパックジュースを飲む。

 

「ん、ヒナこれ結構うまい。」

 

お弁当攻撃から逃れようと仔犬が類斗に顔を向ける。

 

「それ新しいの?」

「おう。あそこの自販機のやつ。一口飲むか?」

「ありがと。」

 

そう言って類斗はパックジュースを仔犬に渡す。

受け取った仔犬は一口飲む。

 

「あ、おいしい。」

「だろ?」

 

そう言って仔犬は飲み物を返した。

と、その時、屋上のドアが開いた。

 

「あ、いた。ヒナくーん!」

 

そして、同じクラスの柊さんが顔を出した。

 

「柊さん?どうかした?」

「うちの先生が呼んでたよ。職員室に来てくれって。」

「ん、了解。」

「じゃあ、あたしは教室戻るから。」

 

そう言い残して柊さんは屋上から出ていった。

仔犬は4人の方に顔を向け立ち上がる。

 

「と、いうわけで行って来ますー。」

 

4人からの行ってらっしゃい、を受け仔犬も屋上を出て行った。

 

「んじゃ、俺たちもちゃっとと飯を……。」

 

そう言おうとした途端、類斗に3人の視線が集まる。

正確には、類斗の手に持つパックジュースのストローに。

 

「ヒナさんが……。」

「口をつけた……。」

「ストロー……。」

 

3人の声が順番に繋がる。

仔犬が口をつけた飲み物。

ということは、言うまでもないだろう。

 

「……ああ、なるほど。間接キスか。」

 

類斗もやっと理解する。

そして、3人の前にパックジュースを置く。

 

「よろしければどーぞ。」

 

そう言った途端、3人の間にピリッとした空気が走る。

そして、3人とも目を合わせる。

 

「わ、私今日飲み物忘れてしまったのでいただいていいですよね?」

「紗南ちゃ~ん!素直に言えばいいんじゃないかな?これほしいんでしょ?」

「な!?そ、そういう莉乃はどうなんですか!?」

「あたしは紗南と違うから。すごく欲しいよ♪」

「うっ!?……わ、私も欲しいです!」

 

紗南と莉乃が2人で争っている頃。

こっそり希が手を伸ばす。

 

「「波真野(のぞみん)先輩!」」

「うにゃう!?ご、ごめんなさい!」

 

だが、ばれてしまった。

2人に怒られ、しゅんとなる希。

 

「波真野先輩はヒナさんと同じ寮なんですからここは譲ってください!」

「そーだよっ!のぞみん先輩はいつもやってるでしょ!」

「や、やってないよ!……2回くらいしか。」

「「やってるじゃん(じゃないですか)!」」

 

パックジュース1つで醜い争いをする3人。

一方その頃、類斗は。

 

「あーうまい。」

 

飲み物がなくなってしまったため、仔犬の水筒のお茶を勝手に飲んでいた。

これも間接キスなのだが、3人は気づかない。

そんな争いを続けて数分後、紗南がパンっと手を打った。

 

「このままでは埒があきません。それにそろそろヒナさんが戻ってきてしまうかもしれません。」

「じゃあどうするの?」

「ここは平等に……じゃんけんをしましょう!」

「……しかたないね。のぞみん先輩もそれでいい?」

「う、うん。」

 

1回勝負のじゃんけん。

3人とも真剣な顔になる。

そして。

 

「「「じゃんけんぽん!」」」

 

希と莉乃がグー、紗南はパーだった。

 

「ま、負けた……。」

「ふっふっふ、正義は勝つのですよ。」

 

いつもはしない笑みをし、パックジュースを手にする紗南。

悔しそうな顔の莉乃は飛びついた。

 

「なっ!?莉乃何をするんですか!?」

「じゃんけんで決めるのがおかしいんだよっ!よこせー!」

「ふ、2人とも落ち着いて……。」

 

もみ合う紗南と梨乃。

それを止めようとする希。

そして、紗南の手からジュースが零れ落ちる。

 

「「「あ……。」」」

 

床に落下するパックジュース。

落ちた瞬間亀裂ができたのか、中身がこぼれていく。

 

「「「あー!!!!」」」

 

慌てて拾うもジュースはほとんど零れてしまった。

ストローは無事だが、一度床に落ちたものをくわえるのは乙女として致命的だろう。

 

仔犬が戻った時見たのは、落ち込んだ3人と床に広がったジュースの水たまり、そしてほとんどなくなったお茶の水筒だった。

 

 




間接チューは好みがわかれると思いますけどどうでしょう?(^◇^)
最近潔癖症の方も多いですしね~。
僕は全然気にしないのですが、イケメンさんじゃないのでしてくれないです(笑)

次回はまだ思いついてないので明日書けるかはわかりません。
もしアレでしたら、希望のシチュや好きなシチュを募集してみましょうか?(^^♪
感想でもメールでもいいのでもし何か思いつけばいつでも連絡ください♪ (*ゝω・*)

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