シュウがフォルトゥナ学園に入ったころ。リーチェンは、北の山の頂上にある寺で寝ていた。目が覚めると外に出た。そこは、極寒として有名なところだった。
リーチェン「…うそだろ……うwwー、」「ゴゴゴゴォーー」
寒いのが二度続くとは、思っていなかったのであろう。絶叫したが吹雪がその声を消した。
リーチェン「マジ、ふざけんなよ!こんなとこもういきたくねぇんだよー。」
そしてまるでハイエナのごとく急いで下山した。
リーチェン「あー、チキショー、くるんじゃなかったよこんなとこ!」
と言いながら瞬足で走っている。降りてきた先には、スキー場があり、リーチェンは、そこを全速力で走っている。周りの人々は、その速さに驚きを隠せなかった。もちろん魔法なんてリーチェンは、使えないしそもそも存在じたい知らない。
その時誰かとぶつかり互いに転がった。
男「おい、よくもぶつかりやがったな!」
リーチェン「うるさいな~」
男「何だと、この野郎」
と男が殴ってきたがリーチェンは素早く避けて、顔面をつかみ電柱に何回も押し当てた。
リーチェン「死ね。」
男「わ、悪かった、許してくれ、許してください。うわ~~」
リーチェン「フン、ゴミクズに情けは必要ねえよな。」
と殺そうとしたが、あきたのかそのまま走って行った。
男「た、助かったのか?」
リーチェン「あぶねあぶね殺すとこだった。また務所暮らしは勘弁だからな。」
と逃げるリーチェン。そしてようやく下山を終えた。
腕輪で地図を出すとまだ目的地まで遠いことが分かった。リーチェンは近くの飲食店にはいり、そこで一服した。すると神咲から連絡があり、その知らせを聞いていろいろ楽しくなってきたのであった。
リーチェン「神咲の言うことが本当なら、こりゃフェンリルも黙ってねえな。下手したら神機使いをいっぱい送り込んでエデェンを殲滅するかもしれねー、まぁしょせんエデェン人だ、抗うことはできねーはずだ。なんだかワクワクしてきたゼ。」
そしてそこで昼飯を食べて出て行った。
一方地上では、
2073年フェンリル本部…
直轄幹部達「しかし我々の管理に入ってるはずなのにエデェンからの情報がこないのはなぜなんだ?」
フェンリル本部長「考えられるのは、ひとつしかないじゃないか。」
直轄幹部達「ま、まさか……」
フェンリル本部長「そう、そのまさかだよ。何者かが、フェンリルの管理を外したんだ。それも強制的に。」
直轄幹部「つまり何者かが、貴方の言った魔法とやらの力で支配したということか。」
フェンリル本部長「そうだ、これは、なかなか面白くなりそうじゃないか。頼りにしてるよ~第零の諸君。」