次の朝、リーチェンは昨日できた妹に起こされる。
リーチェン「あー眠ぃ、眠ぃ。」
薙「しっかりしてくださいよ~。」
リーチェン「うるせえなー眠いんだよ。」
薙「遅刻しますよ!」
リーチェン「遅刻?…そうか俺通学してたんだ。」
薙「ちょっと、大丈夫ですか、まさかの記憶喪失ですか?!」
リーチェン「冗談だよ、間に受けるんじゃねーよ。」
薙「心配して損しました~」
リーチェン「悪かったなそりゃ」
薙「少しは反省してくださいよお兄ちゃん。」
リーチェン「わかったよ。」
二人は階段を下りながら会話していた。そしてリビングのほうに向かった。
薙「さあ私がつくった朝ごはんたべてくださいね。」
リビングのテーブルには、とても美味そうな朝食がならんでいた。
リーチェン「これお前がつくったのか?!」
薙「はい、お兄ちゃんのために作りました。」
そして飛びつくようにリーチェンは朝食を食べた。薙もそれを見て笑いながら食べた。
リーチェン「ふう、どれもこれも旨かったゼ!」
薙「ありがとうございます、お兄ちゃん!」
リーチェン「おうよ。」
薙「じゃあそろそろ支度していきますか。」
リーチェン「了解だぜ。」
そして支度を終え家を出ると男が一人突っ立っていた。
薙「あ……。」
男「やあオレの愛しの薙ちゃん。今日も可愛いよ。」
薙は困った顔をしていた。
薙「お、お、鬼…瓦さん…。」
鬼瓦という男、確かに顔がその名のとおりだ。
鬼瓦「でも、その隣のヤツはだれ?」
薙「あ、あなたには、か、関係ありません。」
リーチェン「おい、誰なんだコイツ?」
薙「私に何回も告白してしてくる人です。」
鬼瓦「薙ちゃん、オレ君の事がすきなんだよ~だから付き合ってくれよ~。」
薙「嫌です!」頑なに薙は断った。
鬼瓦「おい、そこのブサイク野郎、俺の薙ちゃんに手出したんじゃねえよな、あ?」
とリーチェンを脅したが、このクズ(鬼瓦)は、リーチェンの恐ろしさを知らない。
リーチェン「…おはようございます!」
と元気よく挨拶した。
鬼瓦「あ?お前あたまイカレてんじゃねえか、そんなヤツが薙ちゃんに何しやが…。」
と次の瞬間、
リーチェン「死ね。」
鬼瓦「え…」
そして鬼瓦の顎をアッパーカットで見事殴り落ちてきた鬼瓦の身体を回し蹴りで吹っ飛ばした。そして鬼瓦の髪をつかみ、額に隠し持っていた銃を突きつけた。
リーチェン「ほんと、ここは雑魚ばっかだな!」
鬼瓦「……」
薙「やめて下さい、お兄ちゃん!」
と泣きながらリーチェンに抱き付いた薙だった。
リーチェン「チッ分かったよ。」
と言い銃を納め鬼瓦を道に押し倒した。
鬼瓦はア然として泣いていた。まさしくイカレたような感じだった。
薙「お兄ちゃん!いくらなんでもやりすぎです。」
リーチェン「仕方ねえだろ、あんな態度でこられちゃ誰だって怒るぜ。」
薙「で、でも…あんな物どうして持ってたんですか?」
リーチェン「あ、えっとまあその、昔住んでた所がヤバくてさ、これは護身用として隠し持てって言う条例みたいなのがあったんだよ。」
となんとなくごまかした。
薙「ともかく人の前でそれは出さないで下さい!」
リーチェン「…分りました。」
薙「全く、頼みますよー。」
なぜか威圧に負けたリーチェンであった。