薙の兄貴
リーチェンは夢を見た、そして思い出した。
今や自分の妹となっている薙の兄を…
リーチェンにとって薙の兄は、唯一尊敬していた人間であった。
リーチェン「…ダイチ指揮官……。」
リーチェンは昔のことを思い出してみた。
時は6年前…2067年、中国のどこかにある軍事的巨大収容所
ここでは、囚人たちは戦場に行くことで刑期を減らせると言うシステムを持った収容所だった。
敵は、アラガミを祀ろうとしている邪教徒たちであり激しい戦いをしていた。
リーチェンは、中国で全区域に知れ渡るほど有名な泥棒でありその活動は3年間続いたがその収容所に入れられ囚人となった。当時12歳だった。
囚人達は牢獄生活と同時に軍事教育も行われ優秀な軍囚人たちは囚人親衛隊と言われた。もちろんその中に身体能力だけはすごいと評判のリーチェンもいた。そしてその軍囚人達を指導または直属の上司として当時、収容所軍事指揮官であり周りの信頼も熱く期待もよせられていた。それが若色 薙の実の兄、【若色 大薙(ダイチ)】であった。
見た目は、薙の目を少し細くした感じで、茶色の瞳、薙と同じように薄紫の髪色だったが白っぽいメッシュではなく黒のメッシュだった。ほっぺには小さな傷痕があった。
大薙「これから出撃する。標的はアラガミ邪教徒だ。一匹も残すな。」
囚人親衛隊「了解。」
そして戦場に出た。それぞれマシンガンを構えて突撃した。邪教徒は、近未来的な銃をもっていた。
邪教徒達「我々の邪魔をするなど愚かな、荒神教は滅させぬ。」
大薙「ふざけるな、アラガミなど祀りやがって!」
さらに戦場は激しくなっていった。
リーチェン「くそ、らちがあかねぇ。」
大薙「リーチェン!」
リーチェン「はい!」
大薙「奴らが移動したら追跡するんだ。後で俺も行く!」
リーチェン「了解!」
そして一部の邪教徒が移動を始めた。
リーチェン「指揮官、動きました。これより追跡します。」
その邪教徒は、教会の地下に潜った。リーチェンも密かについていった。
それから数分後、地下以外の邪教徒はほぼ全滅し囚人軍も壊滅状態になっていた。
大薙「ッ…リーチェン聞こえるか、いまからそっちに行く。」
リーチェン「ッ…分かりました。」
そして地下に行くとリーチェンに危機が…
大薙「ダァ~~」と突っ込みリーチェンを救った。
リーチェン「ありがとうございます、ふうっ死ぬとこだったぜ。」
大薙「感謝しろよ。」
リーチェン「フッ分かりましたよ。」
再び銃撃戦が始まった。どんどん邪教徒達は倒れていき、残りは邪教祖だけになった。