なにか3人組の起点になることをしてくれる役柄だと思ってます!
他人を1人殺した。
他国の王子とやらを殺した
近づいてきたから、気持ち悪いと一言吐き捨てて
腹部、喉元、左肩、胸元と次々に刺していった
血まみれになったがどうってことなかった
あるのは優越感のみだった
元の現世にいればこんな性格にはならなかったんだろうか?
俺は元からこんな人殺しをなんとも思わず更には優越感に浸るようなやつだったのか?
脳内で交差する。
様々な思考、意見、問題、疑問
すべてが全て、なにか快感へと変わっていくのだった。
そしてナトとショウがいる寝室へと帰ってきた
するとそこには閻魔が2人を腕に抱えていた。
「……へ…っ?」
あまりの事に反応が一瞬遅れた、飲み込むのも自然と遅くなる。
「なっ、何してんだよ…」
なるべく冷静を装い閻魔に問いかける。
「……残念だよ。金城昴琉君」
「は…?」
「君には、この反転道をクリアしても現世には輪廻転生させられない」
その言葉は何を示しているのかわからなくて
なにか怒りしか浮かんでこなくて
その怒りがふつふつと俺を苛立たせてきた訳で
何かが“ブチっ”と俺の中で弾けたわけで弾けたというか、切れたわけで
結論は、
俺が閻魔に殴りかかったって事で。
無言で素早く近づき右の拳を閻魔の右頬目掛けてめり込ませようとした
そう、『した』のだ。
でもその拳は届く事はなかった
閻魔の背中から真っ赤な腕が【グギッ…】と音を立てながら生えてきたのだ
その腕は俺の右手首を掴む
すかさず反撃しようと左手に持っていたリボルバーを取り出し構える
だがそのリボルバーは
構えた瞬間にバラバラになった
ただの鉄クズと化し寝室の絨毯の上へと崩れ落ちる。
閻魔のほうを見ると後ろからもう一本腕が生えていた。
そしてその2本目の腕は<鉈>をガッシリと握っていた。
あの数秒で?切り刻ん…だ??
「っ……」
同時に人差し指をもっていかれた。
引き金に付けていた人差し指は無残にも第二関節から上がボトリと床へ落下する
そのことを理解するのには俺には数秒かかってしまった
否…理解してしまった
「あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁあぁあぁぁぁあぁああぁあぁあぁ!!!!?!!?」
あまりの激痛に絶叫する。
指を抑えたいが右手は掴まれていて使えない。
痛い痛い痛いい痛いぃい
変な汗が出てくる
閻魔の背中の腕は俺の右手首を持ちながら
俺自身を軽々と持ち上げた
閻魔から…2人を助けなきゃ、
必死の思いで激痛が響く左手を閻魔へと伸ばす
すると次は俺の左腕が軽くなる。
不思議に思いみてみると
左腕が無くなっていた
肩から生えていた左腕が
さっきまであったはずの左腕が
綺麗なドレスの袖に包まれていた左腕が
無い、ない…無い。
先程までと比べ物にならないほどの激痛が脳天を貫いた
「っっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
全身が震えて声もまともに発せない
「あ…ぁう……ぁぁ…」
俺の視界に映ったライフポイントゲージは
♡×9と表示されていた
口から血を吐く
「…カハッ……」
目の前がチカチカする
吐き気がする。でも吐くのは血だけ
頭もクラクラする、
そんな俺の様子を見た閻魔はニッコリとしながら、消えていった
俺の体は閻魔の謎の腕から開放され、重力の赴くままに地へと落ちる
落ちた衝撃で脳が揺れた感じがした気がする
血が散乱する
出血多量で死ぬかな…俺
そんなことを思うと意識が飛びかける
俺こっちの世界来てから意識飛びまくってんなぁ…
【金城昴琉様
指令クリアいたしましたので
お次の場所へと転送します】
その声を聞くと俺は潔く、意識を手放した
なにか深い海へと落ちていくようで、気分は悪くなかった。
カナギ君は状況に飲まれやすいタイプですね
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