ムシウタのかっこうとレィディ・バードをsrwZⅢに転生させてみた   作:rebo

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6話

「今回の戦闘では黒い機体たちは現われなかったな」

 

「あぁ。頭痛の原因が俺たちの頭痛の原因が分かるかもしれなかったのにな」

 

「それにジェニオンそっくりの機体にも知りたい。AGもそれでうるさいしな」

 

 ヒビキたちはネオ・ジオンの部隊との戦闘後いつものメンバーで話をしていた。話している内容はネオ・ジオンの動きやハイキングの最中に現れた黒い機体の話だ。話している内容はどちらかというと黒い機体の方が中心になっている。

 

 ZEUTHやZEXISに所属していた面子は頭痛がするシュロウガが気になっており、それ以外はジェニオンそっくりな機体が気になっている。AGは取り敢えず黒いジェニオンをジェニオン・Fと呼ぶつもりのようだ。ちなみにFはFAKE(偽物)の意味らしい。

 

「まぁ、明日は修学旅行だ。楽しもうぜ」

 

「あぁ」

 

 甲児の話の切り替えにヒビキは苦い顔で頷いている。

 

「どうしたんだよ、ヒビキ」

 

「甲児、俺たちはゴミ係だ…」

 

「結局、宗介の巻き添えを喰らったからな」

 

「そうだった」

 

 折角の修学旅行でクラス全体のゴミ係に無理やりされたことを思い出すヒビキたち。

 

「問題ない」

 

「お前のせいだろうが!」

 

 

 

 

「なんでゴミ箱をひっくり返してまたいれるんだよ…」

 

 宗介とヒビキの行動に千鳥たちの班は死んだ目をしている。

 

「兄さん何してるのさ…」

 

「バッカじゃないの」

 

 ダイスケと莉奈は冷たい目でヒビキと宗介を見てる。甲児たちは死んだ目でゴミ拾いをしながらヒビキたちと一緒にいた。

 

(まさかヒビキまでゴミ箱にトラップがあることに肯定するとは…)

 

(ヒビキは山育ちと聞いたからな、意外と常識に疎いのかもしれない…)

 

(マジかよ……)

 

(あぁ。ダイスケ自身がそう言ってた。あと結構ボンクラらしい)

 

 どうやら部活でダイスケからヒビキのことを聞いていたらしい。こんなところで、そんなとこを発揮しないでほしかったところだ。

 

 

 

 

 

 修学旅行の帰り道、ダイスケはヒビキに頼まれてバスに遅れて乗ることになった。どうやらヒビキは家族であるダイスケには秘密を打ち明ける気のようだ。なにせ自分だけがバイトをせずお金を住ませてもらっている家に渡せてないのだ。気にしなくていいと莉奈の母親は言ってくれているが素直に甘えれない。

 

 まずはダイスケに説明して、その後に莉奈と莉奈の母親に教えるつもりだ。ちなみにジェフリー艦長たちにはそのことを伝えてあり協力してくれるようだ。その証拠にダイスケたちの前にマクロス・ウォーターがある。

 

「ダイスケ。俺はジェニオンという力を手に入れたんだ。この力で父さんと姉さんを殺したテンシを追う」

 

 あの後、ダイスケたちの父と姉は死んだ。特にダイスケはそれを知った後には絶叫を上げて悲しんだ。テンシと相対し戦っておきながら父と姉を守れなかったことに絶望して一時期、血塗られた目が出て感情が無くってしまったことがあるほどだ。それでもダイスケが直ぐに復帰できたのは同じ夢(・・・)を持つ莉奈のお蔭だろう。莉奈がいなかったらダイスケは今も血塗られた目の影響で感情がなく病院にいたままだったかもしれない。

 

「わかった。莉奈とおばさんには兄さんが言ってくれよ」

 

 ダイスケはヒビキの意思に従うつもりのようだ。ヒビキの目は強い意志を秘めており自分が何を言っても止めないと悟ったからだ。

 

「父さんや姉さん、母さんみたいに死なないでくれよ」

 

「あぁ。わかってる」

 

 ヒビキはダイスケが母親のことを話すと苦い顔で頷いた。それに気づかなかった甲児たちがダイスケに安心させるように会話に入ってくる。

 

「安心しろ。俺たちは破界事変や再世事変で戦ってきたんだ。いざとなればフォローするさ」

 

「そういう事だ。いまからテロリストどもを撃退する任務に入る。よければ見てみるがいい」

 

 甲児の言葉にジェフリーが乗り、ダイスケをマクロス・ウォーターに招待する。ダイスケもその誘いに乗った。

 

 

 

 

 テロリストとの戦いは当たり前のように完勝していた。途中、ダンクーガノヴァが参戦したことと修学旅行の帰りの飛行機がハイジャックされたことを除けば想定道理の状況だった。

 

「ダイスケ君。すまないがこのマクロス・ウォーターに乗ってもらって構わないか」

 

 ジェフリーはダイスケにクラスメイトが乗っている飛行機がハイジャックされ、自分たちはこのまま救出に向かうことを伝えた。

 

 ダイスケはそれなら自分に手伝えることはないか聞き、甲児たちに軽く自分の戦闘技術について教えた。ついでに生身での軽い模擬戦もし模擬戦に参加した相手に全勝していた。逆にシュミレーターでは一勝もできなかった。

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