と、言ってもそこまでひどくはなりませんので。
「さて、こっからは後半戦だな。」
一同は地底の最深部に付いた。
「なあ、地底人の俺が言うのもなんだが・・。」
「どうした?ショウ。」
「地底都市と言うのだろうか、街らしき場所が見えるんだが。」
ショウの言う通り、地上と同じような街並みが広がっていた。
「ショウんところもそうじゃ無いのか?」
「俺達はビクトリウムのエネルギーで生活してきたからな。あまり文明は栄えていないんだ。」
「へえ、他のところにも地底人がいるんだね。知らなかったよ。」
突如声が聞こえ、声のする方を見ると、長く黄色い髪に角が生えた女性が現れた。
「なんだ・・!?今までの奴とは桁が違うぞ・・!?」
「あ、自己紹介が遅れたね。私は星熊勇儀。あの三人から許可は貰ったのかい?」
「三人?」
「ほら、いただろ。キスメに、ヤマメに、パルスィの三人。」
「ああ、道中で会ったアイツらか。一応貰ったよ、力ずくでな。」
「へえ、力ずくで・・。なるほど、そう言うのも悪く無いねえ。」
「で?なんか用があるんじゃないのか?」
「ああ、そうそう。私も一応地底の住人だからさ、ここを通す訳には行かないのよ。」
「どうしてもだめか?」
「ああ。地底には地底のルールがあるんでねぇ。通りたければ、この私を倒しな!」
「どうしても避けられないみたいだ。ガルス、ここは僕に任せてくれ。」
「コスモス?」
「へえ、本当にやるのかい?わたしゃ、構わないよ。」
「せめて平和的に解決したいが・・。いざと言うときは・・。」
「・・・分かった。」
「シュワ!」
コスモスは戦闘の体勢を取った。
「分かったよ。やろうじゃないか!」
勇儀も拳をパキポキ鳴らし、構えを取った。
「ハァッ!」
コスモスは勇儀の攻撃を受け流し、勇儀は攻撃を当てようとしていた。
「くっ、なんだい!やる気あんのかい!」
「どうしても拳で語るのかい?」
「ああ!私はそう言うやる気がないのは嫌いなんだ!」
「分かった!ならばこちらも戦闘向きになろう!」
そう言うとコスモスは手のひらを頭上に水平に持っていき、そこから赤い光をだし、赤いウルトラマンコスモスになった。
「これでどうだ!ハァッ!」
「ヤバイ!ムサシ切れてる! 」
「え?え?どういう事?」
「一旦離れろ!俺達は邪魔になる!」
そう、コスモスは今まで青いルナモードで相手をなだめていたが、赤いコロナモードに変わった事で、戦闘向きで力も強い形態になり、本人自信少しキレていた。
ガルスは霊夢達を避難させた。
コスモスはさっきとは激変し、容赦なく攻撃を浴びせ、勇儀は手も足も出ない状態になった。
「どうした?見る限りお前は角が生えてるし、鬼だと思っていたが、そいつはただの飾りか?」
「くっ・・!鬼を舐めた事を後悔させてやるよ!」
勇儀は少し本気を出してきたのか、先ほどとは比べ物にならないほどの威力とスピードでコスモスに
攻撃を仕掛けた。
しかし、コスモスはそれぐらいがちょうど良いと思ったのか、コスモスも同じ位の威力とスピードで対応した。
「中々やるねぇあんた!でもそれくらいではこの私には勝てないよ!」
「は?何を言ってるんだ?誰も俺が本気だなんて一言も言っていないんだがな。」
「こいつ!」
コスモスは勇儀の攻撃をかわしつつ、後ろにバク中して下がった。
「そろそろ終わりにしようぜ、勇儀!」(※コスモス)
「いいよ!お互い全力でいこうじゃないか!」
勇儀は力を入れ始めた。
「はああっ!」
すると、勇儀の周りに人間の目でも見えるオーラが現れた。
「これが私の全力だ。思いっきりやろうじゃないか!」
「よし、こちらもいつでも良いぞ。」
コスモスも同様にオーラを放っていた。
「ハアッ!」
「はあっ!」
二人は同時に凄い勢いでぶつかりあい、二つの赤い光球になって地底ではあるが空中戦を始めた。
「す、すげえ・・。」
その場にいた全員が呆然と二人を見上げていた。
「ハァッ!」
「はっ!」
その後も二人?はなんどもぶつかりあい、互いに空中戦は分が悪いと思ったのか、二人は地面に降り立ち、次の瞬間、目まぐるしい速さの攻防戦を繰り広げた。
空気までもが揺れているのか、二人の攻撃が衝突するたびにドンと凄い音が鳴った。
「良いねぇ、これだよ!この本気の戦いが良いんだよ!」
「俺もだ!今までの怪獣達よりもずいぶん手応えがあるぜ!」(※コスモス)
そう言って二人は一旦離れた。
「なあ、ここに何の用があるんだい?」
「ああ。話してやるよ」
二人は息を切らせながら、話し合った。
「何だ、そう言うことかい。それならそうと、先に言っておくれよ。」
「そう言おうとしたんだがな。」
コスモスはもう一度ルナモードに戻った。
「ああ、疲れた。大丈夫かい?」
「ん?ああ。私は大丈夫だよ。てか、あんた落差凄いねぇ。」
「まあね。」
「多分、間欠湶なら、地霊殿の奴らじゃないかな。」
「地霊殿?」
「ああ。一応そこでそう言うのは管理してるからね。」
「ありがとう。せめて、勇儀の回復をしよう。」
コスモスは勇儀にフルムーンレクトを浴びせた。
「あれ?体が・・?」
「急に来ていきなり殴り合いだったからさ。せめて回復しておいた方が良いと思ってね。」
「・・そうだね。私も悪かった。せっかく元気にしてもらったし、そこまで案内するよ。」
「ありがとう!勇儀さん!」
「勇儀で良いよ。それとあんた達、名前はなんて言うんだい?」
「俺は柊零。っていっても、今はウルトラマンガルスか。」
「俺はウルトラマンダイナ。人間の時はアスカ・シンだ。」
「ウルトラマンコスモス。変身してるのは春野ムサシ。」
「うん?コスモスだけ特別じゃないか?」
「ああ、僕とコスモスはいわば二心同体だからさ。」
【私の意思もあるのだ。】
「え?今の誰だ?」
【私だ。コスモスだ。】
「へぇ~。」
「ムサシだけじゃないぞ。」
「俺は礼堂ヒカルで、今変身してるのはウルトラマンギンガ。」
【私もコスモスと同様だ】
「俺はウルトラマンビクトリーだ。人間の名はショウ。」
「あっ、そう言えばあんた地底人だったね。何て言う種族だい?」
「ビクトリアンだ。ビクトリウムというエネルギーで生活しているからな。」
「私はまあ、見れば分かるように、鬼だよ。」
「私は博麗霊夢。博麗の巫女をやってるわ。」
「私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ。」
「私はパチュリー・ノーレッジ。」
「んじゃあ、全員自己紹介終わったし、案内してくれ。」
「あいよ。ついてきな。」
一同は勇儀に連れられ、やがて大きな館のような建物が見えた。
「さあ、着いたよ。」
「え?勇儀は?」
「あいにく私は今宴会に参加しててね。さすがにそろそろ戻らないといけないしさ。」
「ああ。なるほど。じゃあ、ありがとうございました。」
「んあ~。」
勇儀は帰っていった。
「さてと、じゃあ、行きますか。」
ガルス達は館の中に入っていった。
すると早速出てきた。
「やあやあ、お兄さんお姉さん達。一体どうしてここに来たんだい?」
「いや、ちょっとここに用事があってね。」
「用事?一体何の用だい?」
「地上に間欠湶が出たから、ここに原因があるって聞いてね。」
「なんだろうねえ。間欠湶が出るなんて・・。」
「そういやあんたの名前は?」
「ああ、失礼。私は火焔猫燐。お燐って呼んでくれれば良いよ。」
「で?ここの主はどこよ?」
「ああ。良いよ。連れていってあげる。死体としてね!」
「げっ!」
一同は一瞬驚いたものの、すぐに全員でフルボッコにした。
「ちゃんと連れていってくれ。」
「はい。」
お燐に連れられた場所はとある一室だった。
「さとり様~。」
お燐が扉をノックすると、中から一人のピンクの髪の女の子が出てきた。
「・・はい。大体分かりました。間欠湶を止めてくれと。」
「え?何をしたんだ?」
「あなた達の心を読みました。私に隠し事はできませんよ。」
「・・読心術でもあるのか?」
「いえ、私の生まれつきの能力です。」
「生まれつき?」
「ええ。このサードアイで心を読めるんです。」
確かに彼女の胸の辺りには目のようなものがあり、彼女自身と繋がっていた。
「申し遅れました。私の名前は古明地さとりです。あと私のペット二匹がここにすんでいます。お空とお燐といいます。」
「俺達もしといたほうが良いか?」
「あ、大丈夫です。さっき分かったので。」
「霊夢さんに、魔理沙さんに、パチュリーさんに、零さんに、アスカさんに、ムサシさんに、ヒカルさんにショウさん。そして今はウルトラマン。ですね?」
「確かに合ってるな。」
「で、異変を解決しに来たと。」
「あ、ああ。早く異変起こした奴に会わせてくれ。」
「ええ。いいですよ。でもこの私を倒せたらの話ですがね。」
「分かった。じゃあヒカル。頼むわ。」
「おう!ギンガクロスシュート!」
ギンガはギンガクロスシュートを放った。
しかし、さとりはよける事なく、衝撃の技を使い、防いだ。
「ギンガハイパーバリヤー。」
「な、何!?」
「バ、バカな!」
「驚きました?私は相手の技をコピーする事も出来るんですよ。」
「なるほど。これはかなり厄介な奴だ。」
「だったら、これだ!ギンガファイヤーボール!」
「ウルトラ水流。」
「くそっ!どうすりゃ良いんだよ!」
「・・分かったぜ。あいつの攻略方が!」
「本当か!?アスカ!」
「ああ!あいつに攻撃を予測されるなら、創れば良い!」
「そんな事で私を倒せると思ってるんですか?」
「おう!俺はそれで何度も勝ってきた。本当の戦いはこっからだ!」
ダイナは胸の前で腕を交差させ、ミラクルタイプになり、ミラクルマジックで分身し、目にも止まらないスピードで光弾を何度も放った。
「ぐっ・・!やりますね。でも!・・ってあれ?」
いつの間にか全員の前からダイナが姿を消した。
「ど、どこへ!?」
さすがに心が読めても、その対象がいなかったり見えなかったりすると発動出来ないようだった。
「み、見付けれさえすれば!」
さとりはとにかく見渡したが、どこにもダイナらしき姿はみえなかった。
すると後ろから光弾をくらい、来た方向を見たがそこにも姿はなく、次は前から光弾が来たが、二発目はジャンプして避けられた。
「とっ!」
その一瞬隙が出来たのをダイナは見逃さなかった。
「デュワァッ!」
どこからともなく声が聞こえ、その瞬間ソルジェント光線がさとりに向けて放たれた。
「しまっ・・!」
気付いた時には時既に遅し、光線はさとりに直撃した。
そして次の瞬間いつの間にかフラッシュタイプに変わっていたダイナが姿を現した。
「どうよ!俺のファインプレー!」
「凄いなアスカ!一体どうやって姿を消していたんだ?」
「ああ。実は、ミラクルタイプの時に全速力で飛び回って、しかも音を立てないように飛び回っていたんだ。ここが地底で助かったぜ。そして、ジャンプした瞬間にフラッシュに変わって、後は見ての通りって訳だ。」
「・・いてて。負けてしまったものは仕方ありません。付いて来て下さい。」
一同はさとりに付いていき、さきほどとは全然違う部屋に入った。
「お前が犯人か。」
中にいたのは黒い翼と黒い髪の少女がいた。
「そうだよ。どうかしたの?」
「間欠湶止めてもらえない?こっちは結構迷惑してるんですけど。」
「良いよ。でも、この私を止めれたらね!この神から授かった神の火の力、思い知るが良い!」
「やっぱこうなるんだな。」
「喰らえ!」
お空は攻撃をしようとしたが、零達が一歩早かった。
「ギンガクロスシュート!」
「ビクトリウムシュート!」
「ゼノクロスレイ!」
「ソルジェント光線!」
「ネイバスター光線!」
「夢想封印!」
「え?ちょっ、まっ」
少女が攻撃する前に六人が攻撃を仕掛けた。
「さあ、間欠湶を止めてもらうわよ。」
「はい・・。」
お空は腕に付いている筒のようなもので力を操作しているようで、それを使い、止めた。
すると、地上で間欠湶が止まった。
「終わりました。」
「そう言えば神にその力を貰ったって言ったわよね。どこの神様?」
「えっと、確か山の神様。」
「山・・。」
「あいつか・・。」
「じゃあ、そこに行こうぜ。」
「おう。じゃあな。」
一同は館を出て、地上に向かった。
そして地上にでるや否やすぐに山に向かった。
そして守谷神社に着き、問い詰めた。
「どういう事かしら?」
「ああ、実は、あたしらがあの子に神の力与えて見たら結構使いこなせてさ。それでちょっとね。」
「そんなことで!?」
「ま、まあ、いいじゃないか。何も被害が出なかったわけだし、それに、雪も溶けたしさ。」
「「「「「え!?」」」」」
一同が景色を見渡すと、どこにも雪は残っていなかった。
「多分あの間欠湶だろうね。まあ、暖かくなったし、良いじゃないか。」
「・・・はあ、もう怒る気にもならないわ。帰りましょ。」
一同は博麗神社に戻った。
「じゃあ私とパチュリーは帰るぜ。じゃな。」
魔理沙は箒にパチュリーを乗せ、帰っていった。
「じゃあ、今度こそ俺は休む。」
「じゃあ、俺も。」
零とアスカは今度こそお茶を飲みながらゆっくりしていた。
金戒は少し長くなりましたね。すみません。
ちなみにコスモスがキレた時の口調とダイナの時の奴はほとんど想像です。