ある日、博麗神社に一人のバルタン星人が現れた。
「こら~、待て~!」
「やめてよ~!」
そのバルタン星人は、チルノに追いかけられていた。
「その黄色いおもちゃよこせー!」
「いやだよ~!」
バルタン星人は、手に右腕が大きいロボットを抱え、逃げていた。
「あっ、霊夢だ!おーい、霊夢ー!」
霊夢は神社の境内を掃除していた。もちろんの事、零達も手伝わされていた。
「あっ、ムサシ!」
バルタン星人はムサシの名前を呼んだ!」
「え?」
名前を呼ばれたムサシと零はそのバルタン星人に近寄った。
「久しぶり、ムサシ!」
「・・・知り合い?」
「・・・えっと・・、誰・・だっけ?」
「じゃあ、このロボットを見ても忘れたと言える?」
バルタン星人は先程のロボットを見せた。
すると、ムサシは驚いた。
「ゴン!?何故君が持っているんだ!?」
「本当に思いだせないの?子供の頃にも会ったし、グローカーの時にも会ったじゃん!」
「ま、まさか・・シルビィ!?」
「そうだよ。ようやく思い出してくれたね、ムサシ。」
「大きくなったな。僕を復活させた時から、何年経ったんだい?」
「え~と・・覚えてないや。」
「あの~、ムサシさん?そのバルタン星人の子供は一体・・。」
「ああ、ごめん。このバルタン星人はシルビィ。僕の友達だよ。」
「俺は柊零。宜しく、シルビィ。」
「宜しくね。零。」
「で、このロボットはクレバーゴン。飛ぶことも出来るし、足を伸ばす事も出来るんだ。」
すると、クレバーゴンは着地し、子供一人分の高さまで伸びた。
「お~。」
「さて、チルノ。覚悟は良い?」
「え、いや、その・・。」
零はチルノをどついた。
「そう言えば、どうしてここに?」
「ああ、久しぶりに地球に遊びに来たんだけど、ムサシがいなくてさ。それで、コスモスのエネルギーを頼りに来たらここに来れたって訳。」
すると、霊夢が話に割り込んだ。
「ちょ、ちょっと待って。どうやってここに入れた訳?」
「えっと、確か変な紫の線が出てきて、それが開いて、その中からエネルギーが出ていたから、そこに入った。そしたら、あの妖精?に追い回されたんだ。」
「ああ、紫か・・。」
「紫?」
「まずはここの事をあんたに話さないとね。掃除も丁度終わったし。」
零達とシルビィ、ゴンは中に入り、幻想郷の事を話し、ここにいるメンバーの事を話した。
「・・じゃあ、皆ムサシの仲間なんだね?」
全員は頷いた。
「皆、宜しく!」
「宇宙人も、よく見ると可愛いのもいるのね。」
「それに、良いバルタンのようだな。」
「ああ。僕が子供の時に出会って、その時に友達になったんだ。」
「へ~。多分お前だけだろうな。宇宙人と友達になれたのは。羨ましいぜ。」
「あんたハネジローがいるだろ。」
「あっ。そうだった。」
すると、アスカの肩にハネジローが乗っかった。
「パム~。」
「悪い悪い。ほれ、ピーナッツ。」
アスカはいつの間にか買ってきたピーナッツをハネジローの口に入れた。
ハネジローは嬉しそうな表情を浮かべ、リムゴの元に寄った。
すると、地面が揺れた。
そして、巨大なバルタン星人が現れた。
「出てこい!シルビィ!」
そのバルタン星人はシルビィを探しているようだった。
「うう・・。」
シルビィはムサシの影に隠れた。
「まさか、あいつに追われているのか?」
「うん・・。」
「よし、じゃあ、任せて。」
ムサシはコスモスに変身した。
「シュワ!」
「コスモス?お前がこの俺に敵うと思うのか?」
そのバルタンはシルビィに似ていたが、微妙に違い、ムサシは別の宇宙のバルタンだとすぐに見抜いた。
「ふははは!」
バルタン星人は光弾を撃って来たが、コスモスは手のひらで受け止めた。
そして、すぐさまコロナモードになった。
「ハアア!」
コスモスはバルタンの腹に蹴りをいれ、そこからジャンプして、頭にかかとおとしを決めた。
「ぐっ!まだまだ!」
バルタンは冷凍光線を放ったが、コスモスはバリアを張って防いだ。
「聞かせてくれないか。なぜシルビィを・・。」
「アイツは邪魔だ。我らの計画を邪魔する奴は消す。それだけだ。」
「シルビィが一体何を・・。」
「お前達には関係無い。言うならば、邪魔されん内に消せと言う命を受けたのだ。」
「そういう事か・・。」
「そういう事だ。では、お前も消えて貰おう。」
バルタン白色破壊弾を放ったが、コスモスの体をすり抜けた。
「な!?」
すると、バルタンの後ろにコスモスが現れた。
「それは残像、本体はこっちだ。」
「!!」
バルタンが振り返った瞬間、バルタンの顔を殴り付けた。
「ぐあっ!」
そして、コスモスはルナモードになり、フルムーンレクトを浴びせた。
するとバルタン星人は小さくなり、スパークドールズになった。
そして、そのバルタンはコスモスの足下におちた。
コスモスはムサシに戻り、バルタンのスパークドールズを拾って戻ってきた。
「お帰り、ムサシ。」
「ただいま。シルビィ、なんであいつに?」
「来る途中に、四つの影がここに来るのを見たんだ。その中に、あいつがいたんだ。」
「可哀想に・・。よし、俺達で守ってやる。良いだろ?皆。」
全員は頷いた。
「はあ、しょうがないわね。」
「ありがとう!霊夢さん!」
「霊夢で良いわ。言いそびれたけど。」
零達には、また新たな仲間が増えた。
「・・・バタルはやられました。メフラは未だ帰ってきておりません。」
「そうか・・。まあ良い。他の奴を出せば良いだけだ。」
「はっ。了解しました。」
一方、妖怪の山では・・。」
「んじゃ、そろそろ行くぜ。」
「ちゃんと帰ってこれるの?」
「大丈夫だ。」
山ではタイガがゼロに変身し、ウルティメイトイージスで別の次元に行こうとするのを皆で見送っていた。
「じゃ、行ってくるぜ。」
ゼロの上に大きな穴が空き、ゼロはその中に飛び込んだ。
今回は映画やTVで登場したゴンとシルビィを出しました。
ちなみに、この作品とウルトラマンXとは時間列が一緒だと思って貰って結構です。
なので、終盤にゼロを発進させました。
ゼロ、ガンバ!
次回は・・未定!