突如、幻想郷の空を暗雲が覆った。
零達もただ事では無いと感じ、表へ出た。
そして、暗雲から、紅魔館よりも、エタルガーの時空城よりも大きく、禍々しいオーラを放つとても巨大な城が現れた。
「な、何だあの城は!?」
一方、妖怪の山でも、
「な、何だありゃあ!?」
「一体何が始まろうとしているんだ・・!?」
「少なくとも、ここを支配しに来た・・って感じですね。」
そして、零は城の上に何人か人影を見つけ、神社にいる霊夢達に伝えた。
すると、その城の上にいる人物がいい放った。
「ウルトラマンギンガ!ウルトラマンビクトリー!出てこい!」
一人は金色の体の宇宙人、超時空魔神エタルガーであった。
「エタルガー!?」
「アイツは俺達が倒した筈だ!何故ここに!?」
「出てこい!ウルトラマンゼロ!ここが貴様の墓場だ・・!」
「ベリアル!?」
「おいおい、嘘だろ!?」
一人はかつてウルトラマンゼロに倒されたウルトラマンベリアルであった。
「出てこい・・ウルトラ戦士共・・!」
「エンペラ星人だと!?奴はメビウスが倒した筈なのに、何故だ!?」
「人間が憎い・・!憎い・・!」
「あいつは・・ダークルギエル!?」
エタルガー、ベリアル、エンペラ星人、ダークルギエルの四人が乗った、巨大な城が全貌を現した。
それは、時空城やギガバーサークを遥かに上回る数の武器が搭載され、それはまるで[絶望]を感じさせる物だった。
「では、まず奴らを投下だ。」
「はっ。」
中にいたメフラが城の至るところにあるハッチを開け、バット星人のバスラがダークライブしたグランドキングを中心に、バスラ含む五体のグランドキングと、無数のインペライザーが投下された。
「何て数だ!」
「だが、やるしか無い!行くぞ!ヒカル、ショウ!」
「「ガレッ!」」
「僕達も行こう!」
我夢の言葉にダイゴは頷き、
「ティガーー!」
「ダイナーー!」
「ガイアーー!」
「コスモース!」
「ギンガーー!」
「ビクトリー!」
[ウルトロード!ウルトラマンガルス!」
「デュワッ!」
ダイゴにつられ、八人は、変身した。
「皆!生きて帰って来ようぜ!」
ガルスはウルトラマン達にそう言い、そして、心配そうに見る霊夢の方を振り返った。
「零・・。」
「大丈夫。俺達は絶対に生きて帰ってくる。光は、決して無くなったりしない。そうだろ?」
ウルトラマン達はその言葉に頷いた。
零はこれだけでは数は足りないと思い、残りの全員を出す事にした。
[オールロード!」
そして、幻想郷には、ウルトラ兄弟や、ウルティメイトフォースゼロなど、総勢三十二人の戦士が集った。
「零。我々ウルトラ兄弟や、ゼロを除いたウルトラ戦士はこのロボット達と闘う!お前達はあの城に!」
「分かった!行くぞ!」
ティガ、ダイナ、ガイア、アグル、コスモス、ジャスティス、ネクサス、メビウス、ゼロ、ギンガ、ビクトリー、ガルス、そしてウルティメイトフォースゼロの十六人が城へ向かった。
「エタルガー、頼むぜ。」
「分かった。出でよ、エタルダミー!」
エタルガーは目を光らせ、城の中にエタルダミーを出現させた。
その頃、幻想郷では、人間や妖怪が協力して避難していたが、インペライザー達が邪魔をして中々避難が進まなかった。
「キャアアア!」
一人の子供がインペライザーに潰されそうになった。が、
「マスター・・スパーク!」
魔理沙が間一髪でインペライザーの足をどかせてその隙に子供を助けたが、インペライザーにはダメージは入っていないようだった。
「うげっ!マジかよ!?」
こんな調子で避難は何とか進み、妖怪の山でにとりが作ったシェルターで人々は事を見守る事にした。
シェルター内にはモニターが付いており、リアルタイムで状況が確認出来るが、あまり状況は良くないようだった。
「ヘアッ!」
「デュワッ!」
「シュワッ!」
「フーン!」
「タァー!」
ウルトラ戦士達はインペライザーを頑張って倒してはいるものの、どれだけ倒してもまだいるので、エネルギーが足りずインペライザーに倒されて光になって消えていく者も何名か出ていた。
「くっ・・!何て奴だ・・!」
「我々が戦っても勝てないなんて・・!」
「だが、私達は負ける訳には行かない!」
しかし、奮闘むなしく、ウルトラ兄弟とグランドキング五体を残し、後は全て相討ちと言う形で居なくなってしまった。
そして、街は跡形もなくなり、ほぼ瓦礫しか見当たらなかった。
ウルトラマン達のカラータイマーも点滅が既に始まっており、負けるのもすでに時間の問題であった。
「我々は、絶対に・・!負けない・・!」
「そうだ・・!絶対に・・!」
「我々が負けてしまっては・・!この星を守る者がいなくなってしまう・・!」
「絶対に・・!勝たなくては・・!」
「ええ・・!絶対に・・!」
ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、タロウはもう一度戦闘体勢を構えなおした。
今回はここまでです。
次回はさらに急展開にしていきます。