・・・でも、小説は終わりませんよ?
終わる気は全く有りません。
いわゆる第2シーズンを次から始めます。
ゼノは力試しをするかのように、おもむろに勢いをつけて飛んだ。
そして、城に取り残されていたウルティメイトフォースゼロの四人を回収してきた。
その間なんと僅か0.1秒である。
「・・速い。」
「・・ゼノ、それがお前の本気か?」
「いや、まだ行けると思う。俺の、ウルトラマンゼノの限界はこんなもんじゃない!」
「それでこそ零だぜ。本当の戦いは・・!」
「本当の戦いは・・!」
「「「「こっからだ!」」」」
ウルトラマン達は一斉に飛び上がり、もう一度各々のかつての宿敵を倒しに行った。
「バ、バカな・・!?ボクの軍が・・!?」
城から地上に向けて無数のインペライザーが放たれたが、グリッター化したウルトラマン達の敵ではなく、次々と粉砕されて行った。
「行くぞ!一斉に光線を発射するんだ!」
ゾフィーの言葉にウルトラ戦士達は頷き、一斉に光線を発射した。
そして、城から外部への攻撃は出来なくなった。
城内部でも全く同じタイミングで、ウルトラマン達が宿敵達を倒していた。
「残るはルシフェル!お前だけだ!」
「クッ!まさか、キミが復活するとは思っていなかった。」
ゼノとルシフェルはにらみあっていた。
「さて、こっちも決着つけようぜ、ルシフェル!」
「・・・良いだろう。今度こそキサマをツブス!テッテイ的にケス!」
ルシフェルはガルスを倒したあの光線を放ったが、ゼノは光速をも超越したスピードで光線を避け、
後ろから強烈な一撃をかました。
「グアッ!キサマァァァァァ!!」
ルシフェルは狂ったように攻撃を仕掛けるも、ゼノは余裕で腕を組んだまま攻撃を避けた。
「ヌウウウウウアアアアア!」
「どうした?さっきまでの勢いと冷静さは何処に行った?」
「ガアアアアアッ!」
ルシフェルの最後の攻撃を避けた所で、ゼノはルシフェルの腹に凄まじく強烈な蹴りを入れ、ルシフェルを思いっきり吹き飛ばした。
「ハッ!」
ゼノはそのままルシフェルを追い、空中で掴むやいなや地上に叩きつけた。
「グアアアッ!」
「まだまだ!オラァッ!」
ゼノはルシフェルを空中に放り投げ、今度は城の最上階の地面にバレーの如く叩きつけた。
「もうお前も終わりだ。ルシフェル。」
ルシフェルは立ち上がり、不敵に笑い出した。
「俺が終わり?違う・・。終わるのは貴様だ!」
「何!?どう言うことだ!?」
「エタルガーが持っていたあの時空城は、もともと俺の物だ。しかし、アイツは事もあろうかウルトラ戦士に倒され、壊された。だから俺が新しくこの時空城、ダークタイムキャッスルを創った。しかし、城を作るのには莫大なエネルギーが要る。だから、あの四人に手伝って貰った。いや、正確には操っていたと言った方が正しいがな。それで俺はこうして復活し、この城を創った。しかし、あの四人は既にやられちゃったみたいだし。しかし、俺が一番使い方を知ってるんでね。」
「何をする気だ・・!?」
「この城を俺が取り込むんだよ。ハアアアア・・!」
「ヤバい!皆!城から出ろ!」
ゼノの言葉に従い、ウルトラ戦士達はダークタイムキャッスルから脱出した。
そして、ウルトラ戦士達が地上に着地して城の方を振り向いた時には既にルシフェルと城が同化した後だった。
「どうだ・・!ウルトラマン共・・!」
「な、何だこれ!?」
それは、これまでの怪獣よりも大きく、そして放つオーラも半端では無かった。
「これが俺の本当の姿だ!」
「ル、ルシフェルが・・!龍のような姿に・・!」
すると、何処からかウルトラマン達の脳に声が届いた。
[零さん達!アイツは恐ろしく強い魔獣です!]
「あなたは・・?」
[私は玲司君を転生させた神です!兎に角今はアイツを倒して!]
「了解!」
「グガアアアアアッッッッ!」
既にルシフェルの理性は無くなっており、もはや言葉の通り魔獣であった。
「奴の弱点は何ですか!?」
[奴は物凄い光のエネルギーが苦手です!]」
「分かりました!」
ゼノ達は神様に言われた通り、光弾や光球の嵐を浴びせたが、ルシフェルの龍はビクともせず、大量の光線や光球でウルトラ戦士達を撃ち落とした。
それと同時にグリッター化も解除されてしまった。
「くそっ、どうすれば・・!?」
ゼノが悔しがる様子を見て、ゾフィーが思いついた様に皆に提案した。
「皆、聞いてくれ。ウルトラマンゼノをもう一度全快の状態に戻す。それには皆の協力が必要だ。良いか?」
ウルトラマン達は全員頷いた。
「ゼノに皆が同化するんだ。では、行くぞ!」
そう言うと、ゼノ以外のウルトラマン達は全員光の球になり、ゼノの体に入った。
すると、ゼノは凄まじい光を発し、再びグリッターの状態に変身した。
「ありがとう、皆。行くぜ!ルシフェル!」
[そうです!あのダークルシフェルドラゴンを倒して下さい!]
「セャッ!」
ゼノは光をも越えた速さで飛び立った。
その跡に、台風と同等の威力の風が吹いた。
「ハアアアアアアアアアアアアッ!」
ゼノは勢いのままルシフェルドラゴンに激突し、そのまま頭から貫通して出てきた。
「ガアアアアッ!」
そしてその勢いで、切断技のゼノスラッシュを放って両腕を切り裂いた。
「キシャアアアアッッッ!」
ルシフェルドラゴンの悲鳴が聞こえるも、ゼノは気にせず、続いて尾を切り裂いた。
「ガアアアアッッッ!」
そして、ゼノはドラゴンの斜め前に移動した。
「行くぜ!ギャラクシーゼノクロス!ハアアアアッッッ!!!!」
ゼノは体を光らせてエネルギーを腕に溜め、そして地球からもエネルギーを受け取り、両腕を十字に組んで、凄まじい威力の光線を放った。
ドラゴンも、コアと思わしき場所から光線を放ち、撃ち合いとなった。
しかし、ドラゴンの方が有利の方で強いらしく、ゼノが押されていた。
「くっ、くそっ!俺はここで・・負ける訳には・・!!」
しかし、思わぬ助けが入った。
「ファイナルスパーク! 」
「魔理沙!?」
「夢想封印!」
「霊夢!?」
「皆で闘うんでしょ!?私達だって戦えるわよ!」
「そうだぜ、ゼノ!」
周りを見ると、いつの間にか他の幻想郷の住人がドラゴンに向けて弾幕を放っていた。
「ありがとう・・!俺も、行かなくちゃな!未来へ!」
そして、ゼノが優勢になっていった。
「ハアアアアアッッッッ!」
「グオオオオオオオオ!」
そして、ゼノのギャラクシーゼノクロスはドラゴンに直撃し、ドラゴンは爆発、木っ端微塵になった。
ゼノは霊夢達が爆発に巻き込まれないよう、バリアをはった。
そして、地面に着地し、元のウルトラマン達に戻った。
そして、ゼノは零に戻り、霊夢の元に歩み寄った。
「霊夢・・。」
零はそのまま倒れそうになったが、霊夢が受け止め、霊夢はそのまま抱き締めた。
「ただいま・・。」
「お帰り・・。」
零はもう一度立ち直り、ウルトラマン達の方を向いた。
すると、キングの口から衝撃的な言葉が出た。
「零。君はもうここにいてはいけない。」
「えっ・・!どういう事だ!?キング!」
「君はともかく、私達は本来は来ては行けない場所なのだ。」
「な、何で?」
「君や私達が来たことでここの本来の歴史は変わってしまった。だから、我々はここにはいては行けない。」
「そんな・・。」
「だが、君はここに来ることになっていた。」
「え!?じ、じゃあ、だったら・・!」
「だが、明日にはここを出た方が良い。歴史が変わり、この世界が崩壊してしまう。」
「わ、分かりました。」
「明日の朝に迎えに来る。今日はゆっくりしろ。」
「はい。」
そして、キング達は飛び去っていった。
「・・霊夢。」
「ええ。」
零は博麗神社を神の力で建て直した。
そして、その日は宴会を行った。
そして、その夜、皆が帰った頃・・。
「零。ちょっと良いかしら?」
「ん?な・・ちょっ、何、服、脱いで、アーッ」
・・襲われたのは言うまでもない。
そして、次の朝、ウルトラ兄弟が迎えに来ていた。
零は頷き、スマホと装置が合体して変形した変身アイテム、ゼノブラスターを取りだした。
「どうしても行くのね・・。」
「・・霊夢。今から言う言葉は神としてでもウルトラマンとしてでもなく、俺自信の言葉だ。光は時を越えて繋がっていく。そして、永遠に輝き続ける。それを忘れないで欲しいんだ。」
そして、零はゼノブラスターを振り上げた。
「ゼノー!」
ウルトラ兄弟は頷き、ゼノも頷き返し、光となって夜明けの空に飛んで行った。
「零ーー!まだ言ってない事があるのよー!ありがとーー!」
・・そして、数年後、宇宙怪獣ベムラーが現れた。
「・・こんな時に・・!霊真、待ってて。」
「うん、分かった!」
霊夢はベムラーの元に向かい、弾幕を放った。
しかし、全く効果が無いようだった。
ベムラーが口から熱光線を霊夢に浴びせようと、熱光線を放ち、霊夢が身構えた瞬間、霊夢の前に光の柱が現れ、中から一人の巨人が姿を現し、戦闘体勢を取った。
「え・・?」
「セャッ!」
その巨人は圧倒的な強さでベムラーを倒し、霊夢の方を向いた。
「霊夢、忘れたか?光は時を越えて繋がる。そして、永遠に輝き続けるんだ。お前も、その光の一つだ。」
その巨人の声には聞き覚えがあり、姿も見覚えがあった。
そして、その巨人は指から一つの変身道具を光にして霊夢に渡した。
「それは時がくれば姿を現す。それまで持っているんだ。」
「あ・・。」
そういってその巨人は飛び去って行った。
「・・ありがとう、零。」
霊夢は飛び去って行く光を見ながら呟いた。
今回でこの零編は終わりです。
次回は新ヒロインです!
でもウルトラマンなのは変わりません。
乞うご期待!