ストライク・ザ・ブラッド~第五真祖と吸血鬼姉妹~ 作:戦闘狂の道化師
「はい‼、行きます‼」
そう言うなり妖夢ちゃんは、普通の人では視認出来ない位の早さで斬りかかってきた。だがあくまでも普通の人では視認出来ないだけで吸血鬼の動体視力なら問題ない。
「よっと!、シャドウ‼」
俺の掛け声に合わせてシャドウが刀を振り抜いた妖夢ちゃんに影で攻撃を仕掛けるがすぐに構え直し刀で弾いていく。
「やりますね」
「そっちもね」
お互いに誉め合いながらタイミングをはかる。俺と妖夢ちゃんの間に緊張が走る。だがそれを断ち切ったのは、
「キャ‼」
雪菜ちゃんの悲鳴だった。それを聞いた俺達は目配せでお互いに一旦中止なのを確認し合い悲鳴が聞こえた方を向いた。そして見えたのは、
「変態,,,」
「いや、見てないから‼」
スカートを押さえながら古城を顔を赤めながら変態と罵る雪菜ちゃんとこちらも顔を赤めてるせいで見てないと言っても説得力がない古城だった。
「「えっ?なにこれ?(何ですかこれ?)」」
これを見て二人して同じような事を言ってしまった俺達は悪くないと思う。
「今回は許してあげます。ですが次は抹殺します」
雪菜ちゃんはそう捨て台詞を吐きながら顔を赤めたまま走っていった。
「は~,,,興が覚めたな」
「確かに続ける雰囲気では無くなりましたね,,,」
そう言いながら刀を直していく妖夢ちゃんの目は残念そうにしていた。
「まぁ、もしよかったら模擬戦位なら付き合うから」
「本当ですか‼」
喜んでくれているのは嬉しいけどこの子戦闘狂みたいだけど大丈夫かな?。
「まぁ、帰ろうか家どこ?」
「ありがとございます。ここなんですけど,,,」
そう言いながら妖夢ちゃんが拡げた地図を見てみると,,,見事に俺が住んでるマンションだった。
「あぁ,,,わかった送るよ」
そうして、俺と妖夢ちゃんは「置いていくな‼」と古城はマンション向けて歩き出した。
帰っている途中に話して解ったことは妖夢ちゃんと雪菜ちゃんは、やっぱり俺と古城を監視するために来たこと。雪菜ちゃんと妖夢ちゃんは俺と古城の隣の部屋に住むことの2つだった。それともう一つ、気になったことがあって妖夢ちゃんの主の西行寺夢 幽々子とか言う人が妖夢ちゃんを監視役にした理由が笑顔でお楽しみと言って教えなかった事だ。そんな話をしながらマンションに帰ってきたのだが、一つ問題が起きていた。マンションの入り口でフランが仁王立ちをしているのである。古城は見慣れているので半笑いで妖夢ちゃんは、驚いた顔で俺は多分苦笑いをしているだろう。俺はフランにこっそり近づいて頭を撫でながら、
「ごめんな,,,心配かけて,,,」
「お兄様‼。無事だとは思っていたけど連絡してくれないと心配なんだからね‼」
「そうね、フランがそわそわしていて落ち着きがなくって大変だったのよ」
フランと話しているとマンションからレミリアも出てきた。
「お姉様だってお兄様が心配でマンションの入り口を見てそわそわしてたじゃない」
「なっ‼」
多分本当にそうしていたのであろうレミリアは顔を真っ赤にして恥ずかしさからその場にうずくまってしまった。
「お久しぶりです。フランさんレミリアさん」
その空気を撃ち破ったのは妖夢ちゃんだった。
「知り合いなの?」
俺に聞かれて頷く妖夢ちゃん。
「まぁ、上がっていきなよ」
そう言って俺達は俺の部屋に向かった。