ネタが苦手なのですが楽しんで貰えれば幸いです。
それではどうぞ。
「であるからして………」
此処は東京都の海軍本局拠点化け物対策局通称 化物科。
ここには円卓があり7人の小太りな男性が座っている。
そのうちの数人は、俺の付き添いの娘を見て値踏みをする様にねっとりとまとわりつく様な視線を送っている。
「………という事だ。引き取ってくれるかね?」
その中でも真ん中に座り一段とふくよかな豚が俺に聞いてきた。
「いやまぁ、要するに何故か娘化してしまった対G兵器をあんたらが味見した後で俺達に権利を譲るって事だろ?OKだよ。」
「そうかならばお前はもう行け。そしてそこの娘、お前は残れ。」
「それは生憎無理な話だ。こいつを連れてきた理由は、あんたらの肉棒を突っ込ませる為じゃなくて引き取る娘があんたらのせいで男性恐怖症になってたら溜まったものじゃ無いからな。」
そう言って俺と付き添いの利根はその部屋を後にした。
*
「東京湾提督こちらであります!」
「次提督って言ったら容赦なく首を跳ねるから……やっと火がついた。」
煙草をふかし一番後ろを行く男。
通常白い提督制服を黒に染め髪は金髪と言う、普通の提督では有り得ない格好である。
「また煙草かの?いい加減辞めたらどうじゃ。」
そう言って呆れているのは、利根型1番艦 利根。
秘書艦ではないが、良くこの提督に尽くしてくれている艦娘だ。
提督も、艦娘や他の人を気にして一番後ろで煙草を吸っている。
「んで、その娘が居るところは遠いのか?」
「いいえ、直ぐ近くです。曲がり角を曲がった所です。ただ………」
「ただ……なんじゃ?」
兵士は、一瞬言おうか言いまいか迷ったように見えた。
提督からすれば、その迷いは利根がつまり女性が居るからに見えた。
兵士は続きを呟いた。
「今は、その……男性兵士が使用中かと…………」
あぁなるほどと、提督は思うしかなかった。
ここの男性は皆等しい程のクズなのだ。
「ちっ………………これだから人間は好きになれん」
そう近くにいる、利根位にしかきこえぬ様にそう呟いた。
「この部屋であります。てっ中将殿。」
「とりあえず、この部屋はシャワーある?」
「?えぇ普通の個人スペースと同じ部屋ですから」
「ん、もう行っていいよ。」
そういうのと同時に煙草を握り潰しポケット灰皿に入れて利根に投げ渡す。
それと同時に車の鍵等も渡してしまう。
「利根。俺が戻るまでどっかドライブに行ってろ。連絡があったら俺の財布で飲み物を3つ自販で買ってから来い。絶対に捕まるなよ。」
「了解じゃ。しかし提督、艦娘にドライブをして来いとは中々変じゃの………」
「合流したらふくよかな豚の男根にすがるお前を見たくないだけだよ。わかったら早くいけ。絶対に止まるなよ。」
そう言って利根が走ったと同時に提督は部屋に足を踏み入れた。
*
まず初めに感じたのは異臭。
次に思ったのは不快感。
この一人部屋には、男共の欲求が至る所に散っていた。
中に踏む入れるとベットに5人その下で犯されているであろう娘が居る。
銀色の長髪に、慎ましい胸には男の汚物が散りばめられている。
「……………ゲスが。」
「貴方は!?東京湾提督ぐはっ!」
提督と言った男の顔面が内側にめり込むまで力一杯に殴りとばす。
そのせいで、テーブルがバラバラになったが構うものか。
「俺を提督と呼ぶな。死にたくなければ今すぐそこで伸びている奴を連れていけ。この…………クズ共がぁぁぁあぁあ!!」
そう吠えると恥部を隠す事も忘れて男達は駆け足で立ち去っていく。
後を残すのは俺とベットで倒れてるこの娘。
「さてと、どっこいしょっ。」
「………質問、貴方は?」
「ん?意識はあるのか。自分の名前言ってみろ。」
「了解。三式多目的戦闘システム。Multi-purpose Fighting System-3。通称MFS-3です。」
「よいしょ、ならその名を捨てろ。」
シャワールームで彼女をおろし、髪を洗っていく。
「んっ。質問、何故ですか?」
「なぜっ?それは俺がお前の提督だから。」
「答、よく意味が理解できません。」
「まぁとにかく、そんな長い名前はオサラバして俺が新しい名前をくれてやる。」
「提案、名前が長いというのが答えでは?」
「はっ細かい事はいいんだよ。」
そう言って洗うのを継続する。
*
「利根?どうだ。」
『おぉ。提督か……お主の予想通りこっちはカーチェイス中じゃ!』
「なら、局の前を通り過ぎろそこで途中乗車する。」
『了解じゃ!』
そう言って無線を切る。
俺の車は見た目はミニだが、その実俺と夕張が技術を結晶したターボ付きの物だ。
因みに走行速度は軽く戦闘機を抜ける。
足を換装して陸海ならどこまでも行ける。
「てっ提督………」
「おっ?可愛いじゃないか。」
さっきまで裸だった三式多目的戦闘システムにって長いなやっぱり早急に名前を考えよう。
とりあえずこの娘に、服を渡した。
渡したのは、女性用提督服を改造したもの。
袖を短くして肩から肘に掛かる位にし、お腹が出るようにカットして下はスカート。
因みにこの服は色を変えずに白い。
あと、あの喋り方………質問、答などをやめるように指示した。
「そうだ。お前の名前は早穂なんてどうだ?」
「さき。早穂、うん。」
「喜んで貰えて何よりだ。それよか行くぞ!」
早穂の体を持ち上げ窓から飛び降りる。
バンッ!と言う音ともにボンネットがへこみミニへと着地した。
「相変わらず無茶するのぅ。」
「ハッ知るか。それより運転変われ。」
「走らせながら交代する気なのか!?」
「とりあえず私は、後部座席に………」
そして、無理矢理な運転交代を済ませ……
「さてと、早穂。お前にも道路のルールを教えてやる。まずは信号機だ。」
そう言いながら信号機を指さす。
「まず青は進めだ。」
「そうじゃの。」
「で黄色も進めだ。」
「出来れば抜けとる。」
「で最後に赤も進めだ。」
「いやいや!なに嘘を平然と教えとるんじゃ!」
「なるほど、3色共に進めと………」
「いや、何お主もメモをとっておるのじゃ!」
「対向車線の車など考えるな。全てを押しのけ突き進め。」
「それは絶対に駄目じゃ!!」
ガン!となんか後ろから衝撃が来た。
あぁそう言いば今追われてたんだっけ。
よくも俺と夕張のミニに傷を付けたな…………
「おい、二人共口を閉じてろ舌噛むぞ。」
「「へ?」」
報告書……………
被害
ミニにいくつかの傷。
利根と早穂のメンタルに甚大な被害。
追っていた者のクラッシュ。
被害総額
4500万円
提出一言
もう二度と、提督と車に乗りたくない。
提出者 三式多目的戦闘システム改め早穂
どうでしたでしょうか。
処女作ではないのですが、これからもシリアス分がかなり入ってくると思います。
被害総額高くねぇ?と思うかも知れませんが作者も知りません。そこら辺はノリで書いてます。
前書きでも書きましたが、楽しんで貰えれば幸いです。
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