議題『別世界に介入してみたい』は(力ずくで)可決されました。   作:今更なひと

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レオ 「7対1か…」

レオ 「5分、持てばいい方かなー…」


呼ばれて来るは虹色の

 

エヴァンジェリンの“別荘”にて、彼のアーティファクトたる携帯電話を使用したレオ。 エヴァンジェリンはレオに、試し打ちの場を提供する事への交換条件として“エヴァンジェリンを楽しませるに足るレベル”の戦闘を要求した。

レオがアーティファクトを使用し、通話を終えた次の瞬間、彼の眼前に突如として七色の爆発が巻き起こった。

 

ニジレッド 「邪悪な闇が迫る時───」

ニジブルー 「呼ばれてないのに現れる!」

ニジイエロー 「使命に萌える7つの光が、」

ニジグリーン 「勇気と希望で世界を救う!!」

ニジオレンジ 「フジヤマ、ゲイシャ!ファンタスティック ネー!!」

ニジグンジョウ 「いや、ぼ、ぼくは、その…あれですよ……ぼくは、ほら、無理やり勧誘されてこう、しゃべれって、こう、いま、い、いきなり言われてるだけなんで……」

ニジパープル 「あたしたち!!7人揃って─」

 

全員 『 虹色戦隊!! ニジレンジャー!! 』

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

★01:ヒーローショー開幕

 

エヴァ 「一応、聞いておくが。この面倒な連中は貴様が呼んだモノで間違い無いのだな?」

 

レオ 「不本意ながら。事故みたいなもんだな」

 

レッド 「出たな!悪の吸血鬼め!! 」

グリーン 「観念するのだな!」

ブルー 「正義の炎で浄化してやるぜ!!」

オレンジ 「リーサルウェポン、ファイヤー ネー!!!」

パープル 「ほら、ぼーっとしてないで、行くわよグンジョウ、イエロー!!」

グンジョウ「や、ぼ、ぼくは、そんな戦うなんて一言も」

特技発動 “ニジジャスティス”

 

レオ 「うわ眩しっ! 虹色のエフェクトがいちいち鬱陶しい!!」

 

レッド 「やったか…?」

 

エヴァ 「くだらん。傷すら付けられんとはな」

“魔法の射手・連弾・氷の108矢”

 

レオ 「…おー。案の定悲鳴すら上げられずに還っちまって」

 

エヴァ 「話にならん。次だ、次」

 

レオ 「うーす」

 

 

★02:気を取り直して

 

 

レオ 「次は、っと」

 

………pi

 

??? 「こちら、みんなの憧れ、ぼくらの悪夢! ダークヒーロー・アクターレ様だ!…え!? 出張ライヴに来てくれだって!? わかった! だが残念ながら、すぐには行けない!なぜだって!? …ヒーローとは遅れてやって来るものだからさ!(フフフ……! なーんて言いつつも出番がほしいから、すぐに行くぜ!!)」

 

レオ 「チェンジできないかなコレ」

 

レオ 「そろそろ本気で氷塊にされるんじゃね? 俺」

 

 

 

★03:アクターレ 「……。」

 

 

レオ 「わー…戦闘描写もされない程にあっさりと」

 

エヴァ 「悪魔とはこんな連中ばかりなのか?」

 

レオ 「失礼な誤解はマジで勘弁して貰いたいもんだな。まあでも、これぐらいクセのある連中ばかりではある」

 

エヴァ 「次にくだらん輩が出て来たら覚悟しておけよ」

 

 

★04:今度こそ

 

 

レオ 「頼むぞマジで…せめて魔獣とかでもいいから」

 

………pi

 

??? 「この声は…レオ、ですか? 面白い道具を手に入れたものですね。いいでしょう、召喚に応じます。少し待っていなさい」

 

エヴァ 「今度こそ大丈夫なのだろうな?」

 

レオ 「おう、当たりも当たり、大当たりだ。なんたって俺の師匠様だからな」

 

 

★05:ノエル (女戦士)

 

 

エヴァ 「ほう、貴様がそいつの師か。先に片付けた連中は張り合いが無くて退屈していたが…貴様は、楽しませてくれるのだろうな?」

 

ノエル 「さて、どうでしょうか。私程度で満足させられるか不安ではありますが…では。 参ります」

拳技発動 “残像拳”

 

エヴァ 「分身、いや残像か!小癪な…そこか!!」

“氷瀑”

 

ノエル 「初見で見破るとは、見事なものですね」

拳技発動 “獅子王波”

 

エヴァ 「く、大した威力だがこの程度「ええ、この程度では有効打にはならないでしょうね」…何だ、全力を出す気になったか」

 

ノエル 「いえ。期待して頂いて申し訳ありませんが、召喚された際に掛かった制約で本来の力の数分の一すらも到底出せそうにありません。ですが、折角立ち会ったのですから、今の私に出来る限りでほんの少し、お見せいたしましょう」

装備変更:槍 “エルダースピア”

槍技発動 “真槍神理”

 

 

★06:一寸先

 

 

エヴァ 「これは…っ!貴様、態と外したな? …随分と見縊った真似をしてくれた物だな」

 

ノエル 「全力が出せない私が、全力を出していない貴女に打ち勝ったとしても面白くありませんから…それに、」

 

ノエル 「そろそろ、時間のようですので。レオ、彼女が全力で闘える状態になった時にはもう一度私を召喚しなさい」

 

ノエル 「その時こそ、お互いに全力で果たし合いましょう」

 

エヴァ 「フン…いいだろう、その時こそ貴様の最後としてやる」

 

ノエル 「フフ、楽しみに待っていますよ。ではまた、その日まで」

 

 

★07:嵐の後に

 

 

エヴァ 「レオ、奴はまた呼び出せるようにしたのだろうな?」

 

レオ 「おう。登録済みだ、ほれ」

 

~アドレス帳 グループ 友達 2 件 ~

・ノエル

・ニジレッド

 

エヴァ 「お前、友だ「お黙りやがれ」…哀れな奴だな」

 

 

★08:ふたりめ

 

レオ 「ニジレッドは向こうから勝手に登録してきた、対応に困ってる」

 





水晶: レオ 『頼むぞマジで…せめて魔獣とかでもいいから』

えうろぱ 「レオくんの携帯電話ってさ、アレで1度呼び出されて、登録したら名指しで呼べるようになるんだよね?」

みねるば 「そうですね。最初の1度が呼ばれるまでが運次第ですけど」

スフレ 「ん…。呼ばれてしまえば、こっちのもの。…誰が、最初に呼ばれるか」

3人 『……。』

水晶: ノエル 『いいでしょう。召喚に応じます』

3人 『あーーーー!!!、』
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