議題『別世界に介入してみたい』は(力ずくで)可決されました。   作:今更なひと

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レオ 「いざとなったらネギくんの力になってやってくれ、とか言われてもな、」

レオ 「相手がエヴァちゃんだと絶望的だよな…序盤であんなのとやり合うとかアリかよ」

レオ 「負けイベント的なやつかな、ストーリー序盤でいきなり Lv.1200の魔王と戦う的な」




停電、迫る

麻帆良学園、学園長室。麻帆良学園長・近衛近右衛門とテーブルを挟んで対面する形でレオはソファに腰掛けていた。

 

その革張りのソファは座った瞬間に高価な物と解るほどの座り心地の良さであったが、それぞれ腰掛けている2人の、どちらからものんびりと寛いだような雰囲気は感じられない。

 

先のエヴァンジエリンとネギの衝突を受けて、確認と情報集めとしてレオ自ら近右衛門の下に出向いたのである。

 

学園側も把握してはいる筈だが、桜通りの吸血鬼の噂、件の吸血鬼による吸血行為とその目的。カモから聞いているネギの現在の状況など、ひと通りを対面の近右衛門に伝える。

 

エヴァンジエリンは呪いによりその力を封じられており、その解呪の為に再びネギを狙う事はほぼ確実と考えられる。その為、近右衛門は万が一の場合の為にレオにはネギの手助けを依頼したいらしい。

 

始めから最後まで全てレオに解決させるのでなく、あくまで手助けなのはネギに対する試練も兼ねている、との事。

その試練とやらの為に周りに及ぼす影響には目を瞑るタチの悪さに苦笑を浮かべそうになるものの、レオにとっては所詮別の世界の話、自分も周りも死ななければどうでもいいかとぞんざいに割り切ってひとつ頷く。

 

期待しないで見ててくれ、と返して学園長室を後にしたのであった。

 

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★01:レオ 「ここか」

 

 

レオ 「桜ヶ丘4丁目の…よし、間違いないな」

 

茶々丸 「レオさん、ですか…マスターはただ今風邪と花粉症を併発して眠っておりますので、用事でしたら日を改めていただけると助かります」

 

レオ 「ホントに普段はただの人なんだな…」

 

茶々丸 「つい先程もネギ先生が参りましたが、マスターの容態を見て看病を手伝って頂きました」

 

 

★02:入れ違い

 

 

茶々丸 「果たし状を持っていましたが、体調を気遣っていただいたようで渡さずに帰られました」

 

レオ 「果たし状…って事は覚悟決めたのか。勝算あるのかは知らないけど、それなら俺も今ここで出しゃばる必要は無いか」

 

レオ 「よしわかった、とりあえずエヴァちゃんに、お大事にって伝えといてくれ」

 

 

 

 

★03:帰宅中

 

 

レオ 「しかし、斧だけであの主従相手に前衛張って立回るとか難易度ハンパないな」

 

レオ 「師匠もエヴァちゃんの呪いが解けるまでは出てきてくれないだろうし」

 

レオ 「ニジレンジャーは話にならないし…」

 

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★04:レオ『ニジレンジャーは話にならないし…』

 

 

スフレ 「…ノインじゃなくて、わたしが呼ばれたなら。全力で力になれるのに」

 

えうろぱ 「学園都市消滅からの打ち切りENDまっしぐらは避けたいところだねー」

 

 

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★05: 翌日、昼休み

 

 

レオ 「ネギくんの仮契約は、明日菜ちゃんとしたのか」

 

カモ 「ええ。アスナの姐さんにゃ既に魔法バレしてる上に戦力にもなるってんで従者になってもらいやした」

 

レオ 「素であの身体能力だし、下級の悪魔くらいなら普通に戦える気がするな…まぁ今回は相手が相手だし、命に拘わるから無茶はさせないようにしないとな」

 

 

 

★06:一方、エヴァ主従

 

 

茶々丸 「…やはり、呪いの他にもマスターの魔力を制限していた“結界”があるようです。それが学園全体に、大量の電力を消費して張り巡らされています」

 

エヴァ 「ふん、今まで気付けなかったのは癪だが…その忌々しい結界が電力に頼っているからこそ、今回の作戦を実行出来るわけだな」

 

茶々丸 「はい。本日20時から24時にかけて行われる学園都市全体の定期メンテナンスの為に、その時間は停電となります。

それにより、マスターの魔力を抑える結界も一時的ではありますが解除されます」

 

エヴァ 「ふふ、坊やとレオが相手か。せいぜい楽しませてくれればいいが…」

 

茶々丸 「…あの、マスター、ネギ先生は神楽坂明日菜と仮契約を結んだようです」

 

エヴァ 「む? まぁいい、今更1人2人と増えたところで問題無い」

 

エヴァ 「全て薙ぎ払った後に、ゆっくりと坊やの血を頂くとしよう」

 

 

 

★07: 購買前

 

 

レオ 「ロウソクと、ライターと簡易ライトは買ったから…後は大丈夫か」

 

刹那 「あ、レオさんも買い出しですか」

 

レオ 「おう、奇遇だな。ちょっと仕事が長引いて出遅れたから在庫ギリギリだったけどな」

 

刹那 「…む、ロウソクが売り切れてますね」

 

レオ 「ん? 刹那ちゃんもロウソク買うつもりだったのか…じゃあ、予備の私物でよければこれ使いなよ」

 

刹那 「いいんですか? 助かります」

 

レオ 「どうせ貰い物だしな。暗くなる前に帰っとけよー」

 

 

 

★08: 帰宅

 

 

真名 「ん、戻ったか。買出しご苦労さま」

 

刹那 「あぁ、生憎とロウソクが売り切れていてな、偶然合ったレオさんに貰い物を譲ってもらった。大きいからかなり長い時間持つと思うぞ。パーティーグッズだそうだ、綺麗な色だと思わないか、ほら」

 

真名 「ん? …!!それは、 ……刹那、もしかしなくても、だけど…“それ”を、剥き出しで持って来たのかい?」

 

刹那 「? そのまま受け取ったから、もちろんこのままだが」

 

真名 「…………………そうか。 刹那、少し耳を貸してくれ」

 

刹那 「?」

 

 

 

★09:こっちも帰宅

 

 

レオ 「やー、丁度よかった、処分に困ってたんだよなーアレ…一応貰い物だから捨てるのもなんだし」

 

 

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★10: ※ 送り主さまからのお願い

 

 

スフレ 「良い子は…低温ロウソク、で調べたら、だめ」

 

 

 




みねるば 「なんて物を! レオ先輩に贈ってるんですか!!」

スフレ 「なんて物なのか…知ってるの、みねるば」

みねるば 「な、いえ、別にそんな、なにも?! 知りませんけど!!!////」

スフレ 「…じゃあ何も、問題無い、よね」

みねるば 「くっ…!」

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★:Leo must die モード


真名 「気持ちはよく分かるけど落ち着くんだ刹那、私のデザートイーグルを持ち出して何をするつもりだい?」

刹那 「止めないでくれ龍宮、悪魔も泣き出すデビルハンターたる今の私にはどうしても拳銃が二丁必要なんだ」

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