議題『別世界に介入してみたい』は(力ずくで)可決されました。   作:今更なひと

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刹那 「…まあ、これぐらいにしておきましょうか」

レオ 「 」

真名 「ほぼ全殺しだね」



invite:【動】(人を)招待する、招く

人知れず繰り広げられていた真祖の吸血鬼と魔法使い見習いの少年の戦いに、これまた人知れず決着が着いてから数時間後。

 

色々と飛んだり放ったり壊したりと騒がしかったものの騒ぎにならなかったのは、停電中の外出を禁止する旨の落とし込みが徹底出来ていたからか、それとも意識させないようにする為の“何か”がしっかりと機能してくれていたからなのか。

 

何れにせよ火消しの心配が要らないのは楽でいいとレオは呟く。

 

吸血鬼と少年とのぶつかり合いに横槍を入れて退散し、程なくして別件でボロ雑巾のようになって気を失っていた彼だったがつい先程、意識を取り戻した。

 

記憶が曖昧になってはいるが、小柄な体躯からは想像出来ない程の力強い斬り上げで宙に浮かされたと思った次の瞬間には、冗談のような数の鉛玉をブチ込まれた所まではぼんやりと思い出す事が出来た。

 

レオの居た魔界とは違ってこちらでは蘇生が出来ない為、一度でも死ぬと即アウトだと恐々としていたがどうやら命は助かったらしい。

 

レオは、橋の上での決着からすぐにその場を離れてしまったので詳しい状況は分からないが、レオの携帯に着信が無いので向こうもひと段落は着いたのだろうと楽観的に予想しつつ、ゆっくりと身体を起こした。

 

 

 

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★01:満身創痍

 

 

レオ 「……メッタメタに叩きのめしたあとに路上に放置とかチンピラみてぇな真似しやがってからに」

 

レオ 「このまま眠りたい気分だけど明日も仕事だしな…帰るか」

 

 

 

★02:レッドオーブは出なかった

 

 

真名 「有り金奪うくらいはしても良かったんじゃないかい?」

 

刹那 「流石にそこまでは」

 

真名 「戦う→勝つ→ドロップ品の回収 …ほら、なんだか自然な流れじゃないか」

 

刹那 「山賊か」

 

 

 

★03:あの子たちは

 

 

レオ 「ほぼ夜通しで派手にドンパチやってた事になるのか…ネギくんも明日奈ちゃんも遅刻しなければいいけど」

 

 

 

★04:さよ 「いつも通りでしたよー」

 

 

レオ 「そっか、ちゃんと登校してたのな…ん、真名ちゃんそこのソース取って」

 

真名 「ああ、普段どおりの時間にね…っと、これだね。どうぞ」

 

レオ 「さんきゅ、ってこれ醤油じゃねぇかワザとだろ! …しかしあれだけ動き回っても翌朝にはスッキリか。若さが眩しく感じるよな」

 

真名 「そこで私に同意を求めたのはどうしてなのか詳しく教えてくれるかな?」

 

 

 

★05:見た目とか

 

 

レオ 「ちょっとした冗談だって、しかし真名ちゃんやっぱり外見年齢気にしてrいや何でもないですごめんなさいその目やめて何かに目醒めそうだからゴメンて」

 

 

 

★06:見た目とか見た目とか、

 

 

レオ 「…真名ちゃんのをせっちゃんにも分けてあげられればいいのにな」

 

さよ 「分けるって何をですか?」

 

レオ 「そりゃお前身長とか、あと何より“おっぱ”で始まって“い”で終わるあの「全っ然隠れてませんよレオさん」おっと」

 

さよ 「…分けてもらえるものなら私も分けてもらいたい、とは思いますけどねー」

 

 

 

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★07:自由も記憶も、意識すらも盗めるのに

 

 

えうろぱ 「どうして“アレ”は盗めないのかなー」じっ…

 

みねるば 「な、なんですか先輩」

 

えうろぱ 「べっつにー。…老後に垂れろ、一刻も早く垂れてしまえ」ボソッ

 

みねるば 「垂れっ?! なんなんですか先輩?!」

 

 

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★08:ともかく

 

 

レオ 「ネギくんとエヴァちゃんの件はひと段落って事でいいのかな」

 

真名 「そうだね、エヴァンジェリンも口約通り授業にサボらず参加するようになったようだし」

 

レオ 「んじゃしばらくはのんびり出来るな」

 

真名 「それが、そうでもなさそうでね」

 

レオ 「え、近々でまたなんかあるの」

 

 

★09:真名 「修学旅行さ」

 

 

レオ 「修学旅行」

 

真名 「他人事のように言ってるけど魔法先生・魔法生徒に配布されたしおりには、ほら」

 

レオ 「んー? 参加者名簿に名前載ってないからやっぱ俺関係無「持ち物の項目に」持ち物?!」

 

 

 

★10:『持ち物:レオくん』

 

 

真名 「私のしおりに、学園長が手書きで書き込んでいたぞ」

 

レオ 「…野郎、」

 

真名 「そこそこの戦闘力を持った上に使い潰しても何処からも文句をつけられる心配が無い駒だなんて素敵すぎるじゃないかレオさん、惚れてしまいそうだ」

 

レオ 「悪魔か、いや悪魔は俺か」

 

真名 「そんな訳でレオさん、貴方を修学旅行にご招待だ」

 

 

 

★11:備考に

 

 

真名 「バレないように同行させる事、とあるけど」

 

レオ 「あー…変装用のアイテムならいくつか持ってたから、送ってもらえばイケるはず」

 

 

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★12:レオ『送ってもらえばイケるはず』

 

 

ノエル 「…と言っているようですが」

 

えうろぱ 「バレない変装ならコレだねっ」 >>超合金ロボスーツ

 

みねるば 「いえ、それでは大きすぎます。こっちがいいと思います!」 >>プリニースーツ

 

スフレ 「…これこそ、至高」 >>せくしぃパンツ

 

みねるば 「スフレさんのそれはレオ先輩に穿いて欲しいだけじゃないですか?!」

 

スフレ 「そんな事言ってるみねるばも。レオが身に着けた所、見てみたいくせに」

 

みねるば 「それは当ぜ…って何を言わせるんですか!」

 

 





レオ 「なんかいっぱい来た」

真名 「…レオさん、人の好みに口を出すのは気が引けるが、流石にこれは」 >>せくしぃパンツ

レオ 「待て誤解だから、超待って真名ちゃん」

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