ここでは主人公となるルトの紹介をします
神園琉斗(破壊神:ルト)
銀髪で赤目で身長は180後半の長身。
肌の色は白くかなり顔立ちが整っていて目は鋭く釣り上がっているためワイルドな雰囲気を醸し出す。
趣味は人間観察。
いやその前に新たな情報を得たので先にそれについて纏めておこう。
前日、俺は銀行から取ってきたお金が底をつきそうだったので再度銀行からお金を盗んでいた。
お金を創り出してもいいがそれだと経済が崩れるのでやめた。
そんなことで世界をガタガタにしたくないからな。
最近の俺は料理を作るのにはまっていて料理教室とやらに通っている。
そこで色々な料理を主婦の方々と学んでいたが俺はそこで小さな発見をした。
なんと、その料理教室の女の先生がグールだった。
人間との共存をしている彼女には聞きたいことがいくつかあった。
過干渉をしなければ大丈夫だろうと判断した俺は彼女に接触を試みた。
「やぁ、こんにちは。料理教室に通っている神園琉斗です」
俺が声をかけると彼女は振り向き、面と向かった。
「あら、こんにちは。今日は買い物か何かですか?」
「そうですね、俺の興味があるものを買いに来ました」
「それは買えるといいですね、それでは」
礼をし背を向けたところを俺は後ろから手を掴んだ。
「つれないなー。あなたのことですよ皆山加織先生」
フルネームで呼ばれたことに対してか、身体をビクッと震わせた。
動揺したのが丸分かりだった。
俺が事前に調べてわかったことは料理教室での名前は偽名だということだ。
だから、本名に先生をつけて呼ばれて動揺している。
「私の名前は宮下玲子ですよ」
緊張した笑みを浮かべ名前を訂正しようとするが俺はそんなことさせない。
彼女の手を引っ張り身体を向け耳元に口を近づけて言った。
「危害を加えるつもりも正体をバラすわけではありませんよ、グールさん」
一瞬で俺の手から逃れ5m程距離を取った。
裏路地で会っていた為、幸い、目撃者はいないが彼女は完全に目を赤くしていた。
「警戒しなくてもいいのに。俺は何もしないからさ」
俺は両手をあげ何もしないことをアピールした。
それに警戒心を解いたのか目をゆっくりと閉じ普通の目に戻した。
「あなたの目的は?」
「んーと、この世界の観察」
俺の答えに彼女は顔を顰める。
「何を言ってるの?」
「もう少し詳しくいうと、人間観察かな。人間の行動は俺にとっては観察対象でこの世界では2種類の人間がいることに非常に興味がある。それにそろそろ面白いことが起きそうだからその前にグールのことを少しでも知れたらなって思って今に至る」
俺の説明により顔を顰める。
「つまり、あなたは普通の人間、グール、それとは違った第三者ってこと?」
俺は少しでも理解してくれようとする彼女に一種の喜びを覚えた。
「そういうこと、込み入ったことを聞くとすれば神代利世ってのはどんなグールなんだい?」
その質問に答えていいのか迷っているのか、彼女は目を泳がせていた。
やがて、答えが決まったのか俺を見て言った。
「どうしてもグールのことについて知りたいならあんていくの店長、芳村さんに聞いて」
そう言い立ち去ろうと歩き出すが俺はその後ろをぴったりついて行った。
「まだ何か用があるの?」
若干イラつきつつも口調は崩さずに聞いてきた。
「生活を知りたいからちょっとストーカーさせてくれや」
俺の言葉に対し唖然としている。
それもそうだ。
いきなり対象に対してストーカーをさせてくれと頼む奴なんか絶対にいないからな。
彼女は頭を抱えつつも俺がついて行くことに対して文句を言わなかった。
その後、彼女は家に帰り俺はそこにもお邪魔をしてじっくり観察させてもらった。
その日は金木研のストーキングはしなかった。
次に加織とのことを前半に書き、後半に金木が半グール化することになったきっかけの事件を描きます