仁義ある暗殺   作:絹糸

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第七話:色女と色男(仮)

 

 

 イリーナに迫られ手持ちの情報を全て吐き出しきった渚は、教室へと帰ってきて早々に有粋から熱心なボディチェックを受けた。

 安否確認のつもりらしい。目に見える場所から目に見えない場所まで、小さな怪我でも見逃すまいと丁寧ながらも念入りな手つきで渚の体に触れて回っている。

 この触れ合いがカルマと有粋なら同性同士に見えるが、渚と有粋なら異性同士に見える。もちろん渚が女と間違われる側だ。

 

 

「……よし。怪我ァ大丈夫みてェだな」

「うん。殺せんせーの情報教えたら、あっさり解放されたから」

 

 

 本当は、イリーナにせびられたのは殺せんせーの情報だけではない。

 口にしていた通り、彼女は有粋に興味を抱いたようで、彼女の異性の好みだとか付き合った人数の有無だとか色々と聞かれたのだ。

 性別の誤解を解くのは容易いことだが、本人がそうしなかったのなら何かそれなりの理由があるに違いない。

 そう判断を下して、渚もまた有粋の性別については特に触れず質問に答えた。

 

 

(1年の頃からわかってた事だけど、有粋くん、本当にモテるよね。年下から年上まで女性を選り取りみどりって感じで……そういうフェロモンとか出てるのかも)

 

 

 世界中のVIPを暗殺して回り、イイ男などとは存分に接してきたであろうイリーナの心をも惹きつける天性の色男オーラ。

 全盛期には道を歩いているだけで「貴方のものにして」と寄ってくる女がわんさかいたらしい父親の若かりし姿に瓜二つで、本人も情に厚く義を重んずる非常に男らしい性格。

 つくづく女にしておくのがもったいない。

 けれども彼女を夢中にさせる存在といえば赤羽業ただ一人で、そのカルマでさえ、愛してはいるが色恋ではなく友情としてである。

 女泣かせもいいところだ。魔性の女にも効く天然ジゴロの才能を持った女子中学生なんて世の中にそうそういるまい。

 

 

「ちょっと。入口でモタモタしないでよ」

 

 

 職員室から戻ってきたイリーナが、扉の向こうでしかめっ面をしている。

 慌てて場所を譲る渚。そうされて当然とばかりの態度で教室に踏み込んだイリーナだったが、ちょうど廊下からは扉で隠れて見えない位置に有粋が立っているのを発見し、その形相を無愛想からコケティッシュなものへと変えた。

 有粋のほうも、先程までのただ渚を心配する表情とは打って変わって、いつの間にやら伊達男めいた笑みの形に目元口元を動かしている。

 途端に溢れ出る色気は遊び人もかくや。誰が見たって、こういう表情をしている時の有粋はとてもじゃないが女子中学生とは思えない。女子と思われないのはいつでもそうなのだが。

 

 

「未知の生物を殺す仕事は初めてだけど、準備は万端。さっさと終わらせてアンタを私の虜にしてあげるわ」

()も楽しみにしちゃいるが……暗殺者の姉さん、タバコやめてねェんだな。さっきより匂いが濃くなっちまってらァ」

「この程度で今回のプランに支障はないわよ。私はあらゆる状況で暗殺をこなしてきたプロ中のプロ。イリーナ・イェラビッチを舐めてもらっちゃ困るわ」

「そいつァ頼もしいこった」

 

 

 ふふんと自信満々に胸を張るイリーナと、色男的な表情は崩さぬまま、内心「どうにも不安だぜ」と溜息を吐く有粋。

 カルマの暗殺を応援している有粋としては、ここでイリーナが失敗してくれるのは万々歳とまでは行かなくとも僥倖ではある。

 が、それとこれとは話が別。

 目の前で慢心しきっている人間がいると、たとえそれが己にとって有難いことだとしても苦い気持ちを覚えずにはいられない。

 もっと真剣に万全を期して取り組めば、この人はきっと今より高度な暗殺計画を思い浮かべられるだろうに。

 もったいない、と。素人の身ながらそう感じてしまうのだ。

 

 

「なー、ビッチ姉さん。チャイム鳴ってんだから授業してくれよー」

 

 

 出入り口付近で有粋に妖艶な笑みを見せたまま雑談をやめようとしないイリーナに、最前列席の前原からブーイングが飛ぶ。

 そこから堰を切ったように他の生徒たちからも野次と文句が投げつけられた。

 

 

「そーだよビッチ姉さん」

「一応ここじゃ先生なんだろビッチ姉さん」

「花槍に色目使ってないでちゃんとしてよビッチ姉さん」

「あーもう!! ビッチビッチうるさいわねッ!」

 

 

 全員そういうキャラ付けでもしているみたいに語尾に『ビッチ姉さん」とつけてくるものだから、当初はわりとクールぶっていたイリーナも我慢しきれず大口を開けて怒鳴り返してしまう。

 将来とてつもなくイイ男になりそう(とイリーナには思われている)な有粋を自分の魅力でたらしこむためにお色気お姉さんを演じぬく予定が彼女の中にはあったのだが、そんなものはこのクラスの生徒たちの遠慮ない発言の数々によって台無しになっている。

 当の有粋は婀娜を気取ったイリーナよりも、そういう感情を剥き出しにしたイリーナのほうがなんとなく好きだな、なんて考えてりしているのだが。

 

 

「まず正確な発音が違う! アンタら日本人はBとVの区別もつかないのね! 正しいVの発音を教えたげるわッ! まずは歯で下唇を軽く噛む!!」

 

 

 怒りながらも英語の指導っぽい内容の発言をしてくれたので、やっと授業を始めてくれる気になったのかと思いつつ、生徒たちは言われた通りに下唇を噛む。

 

 

「……そう。そのまま1時間過ごしていれば静かでいいわ」

 

 

 次に聞こえたイリーナの言葉がそんな内容だったせいで、もちろん僅かな好感触の気配も粉微塵に消え去った。

 なんだこの授業!?

 生徒たちが下唇を嚙んだまま額に血管を浮かせたあたりで、未だ自分の席に戻っていなかった有粋が「イェラビッチの姉さん」と持ち前のハスキーボイスに艶っぽさを滲ませる。

 そのままスルリと彼女の腰に片腕を回せば、男の渚も感嘆を漏らさずにはいられない指先まで流麗な動きでイリーナの体を自分のほうへと自然に引き寄せ、耳元に唇を寄せながら再度甘美に囁いた。

 

 

「アンタの耳に馴染んだ言葉で、アンタを口説いてみてェんだ。だが恥ずかしいことに、俺ァ英語ってやつがどうにも苦手でね。情けをかけちゃくれねェかい?」

 

 

 直に囁かれたわけでもないのに、近くにいる渚どころか後ろのほうにいる神崎有希子や速水凜香までもが頬をカァっと赤らめるほどの、背筋に痺れが走りまくる低音エロボイス。

 いわゆるゾクゾクするイイ声というやつを、ゼロ距離で何の構えもなしに喰らったイリーナはといえば、まるで初めて男に話しかけられた初心な乙女のように顔を朱色一色に染めて熱い吐息をこぼした。

 心なし教室内にムーディーな雰囲気が立ち込めはじめる。秘部を晒してもいないのに年齢制限がかかりそうな空気は、ひとえにイケメンの色香ゆえ。

 

 

「あっ……し、仕方ないわね。私が教えてあげる」

「ありがとう。イェラビッチの姉さん」

「イリーナでいいわよ……アンタは特別」

 

 

 びくんと肩を震わせて、睦言のような熱のこもった声と共に有粋の首に腕を回す。

 絡み合う眼差し。交じり合う吐息。官能的なBGMが聞こえてきそうな大人びたムード。照明の色をピンクに幻視してしまういかがわしさ。

 

 

(こ、これは……。有粋くん、僕らのためにビッチ姉さんが英語を教えてくれるよう体を張って誘導してくれてるんだろうけど……)

 

 

 これでは誘導ではなくもはや誘惑。

 義務教育の真っ只中にいる15歳児たちにはちょっぴり刺激が強すぎる。

 カルマだけは親友の“ああいった雰囲気”になれているのか、一人こっそり口笛なんて吹いていて。

 

 結局それから始まった英語の授業は、内容よりもエロティックな空気感のほうに意識を持って行かれてまったく頭に入ってこなかった。

 PS、有粋には女にハニートラップを仕掛ける才能があるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

      ◇      ◇      ◇

 

 

 

 

 

 

「じゃ、次の時間に殺ってくるわ。待っててね有粋」

 

 

 そんな言葉をハートマーク付きで残して、イリーナは殺せんせーの元へと向かっていった。

 英語を終えて体育の授業。人型ならぬ殺せんせー型のマトに対してBB弾を撃ち込む練習をしていたE組生徒たちは、二人してしっぽり倉庫にしけこんでいくイリーナと殺せんせーを見て顔をしかめる。

 

 

「おいおいマジか。二人きりで人気のない倉庫にしけこんで行くぞ」

「なーんかガッカリだな殺せんせー。あんな見え見えの女に引っかかっちゃって」

「でもビッチ姉さんも花槍に誑かされてたくらいだし、案外チョロいんじゃね?」

「いや、あれは有粋くんが規格外に天賦の女たらしだったってだけじゃないかな……」

 

 

 熱視線を有粋に向けながらの平等とは呼べない授業態度だったが、それでもイリーナの英語の教え方は中々上手だった。

 さすが外国人というだけあって発音は本格的だし、途中でイリーナのやる気が途切れそうになれば、有粋が「アンタの声、気持ちが良いな。ずっと聞いてたくならァ」なんて合いの手を入れてくれるし、あまりにもネイティブすぎる発音に聞き取りにくそうにしている生徒がいれば、目ざとくそれを見抜いた有粋がやはり「今のトコ、もっぺん言っちゃくれねェか? アンタの口から出た言葉は全部ココに刻んどきてェんだ」とセクシーな笑みで胸元を撫でたりして授業が半端で終わらないよう頑張ってくれた。

 男前は普段と同じだが、演技が加われば凛々しさよりも艶やかさが際立つのが花槍有粋という少女の容貌だ。

 もちろん男の色気であり、女らしいセクシーさが生まれるとかそういうわけではないけれども。

 

 そんな感じでイリーナが英語の授業を実行してくれたこともあってか、生徒たちの中での彼女への評価は意外と最悪ではなかった。

 しかし最悪ではないだけで、決して良くもない。むしろ悪い。

 だが、もし有粋がイリーナに甘い言葉を吐いて授業をするよう謀ってくれなければ、生徒の中でのイリーナへの印象や感情はもっと悪いものだっただろう。

 そう考えれば、有粋のとった行動はクラスメイトのストレス軽減という意味で効果的だ。

 ……未だ有粋を見ながら頬を赤らめている女子生徒が何人かいることを鑑みれば、別のダメージは増えてしまった気がしないでもない。

 

 

「で? 有粋ってば、結局ビッチ姉さんをたらしこんだのは何が目的なわけ?」

「たらしこむってほどのこたァしてねェよ。ただ、アタシに意識向いてるほうがテメェや渚くんがちょっかいかけられる可能性も減るんじゃねェかと思ってだな……」

「はいはい、いつも通りの過保護ね。渚くんはともかく、俺がちょっかいかけられたって平気なことは有粋もよく知ってるでしょ?」

「……まァ、テメェならキスされりゃぁ舌噛み返すぐれェするか」

 

 

 そんなやりとりを親友コンビがやっているうちに、倉庫のほうから夥しい数の銃声が轟いてきた。

 驚きのあまり「ひょえぇっ!?」なんて奇声を発する生徒もいれば、予想していたのか冷静に倉庫を見つめるだけの生徒もいる。

 そのまま数秒経過したのち響いてきたのは、「きゃあぁぁぁ!!」なんて甲高い悲鳴とヌルヌルとした効果音。

 

 

「いやあああああ……いや……あっ……」

 

 

 次いで喘ぎ声みたいなものまで聞こえてきた頃には、もういてもたってもいられず生徒の大半が駆け出していた。

 気になる。中で何が行われているのか、めちゃくちゃ気になる。

 大勢が移動し始めれば残った少数もそうしなければならないような気持ちになって、結局はクラスの全員が倉庫のそばへと走り寄ることになった。

 扉がゆっくりと開く。まず出てきたのは殺せんせー一人だ。

 

 

「殺せんせー!」

「おっぱいは?」

「岡島。せめてビッチ姉さんのほうで呼んでやれ」

 

 

 “おっぱい”呼ばわりになんとも微妙な表情で苦言を呈する有粋。

 こいつの是非の境界線もイマイチよくわからない。

 

 

「いやぁ……もう少し楽しみたかったですが、皆さんとの授業のほうが楽しみですから。六時間目の小テストは手強いですよぉ」

「……あはは。まあ頑張るよ」

 

 

 殺せんせーと渚の和やかな会話。

 その背後からフラフラとおぼつかない足取りで登場したイリーナは、体操服にブルマにハチマキというレトロで健康的な装い、さらには口の端からヨダレを垂らしながら体は汗ばんでいるという物凄くイメクラ臭のする姿に変身させられていた。

 犯人は間違いなく殺せんせーだろう。

 

 

「まさか……わずか一分であんなことされるなんて……。肩と腰のこりをほぐされて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて……早着替えさせられて……その上まさか、触手とヌルヌルであんな事を……」

「……殺せんせー。いったい何をしでかしたんで?」

「さぁねぇ。大人には大人の手入れがありますから」

 

 

 あられもない様子のイリーナに顔を引きつらせながら尋ねれば、真顔の殺せんせーはその言葉だけを有粋に返し、話を切り上げた。

 悪い大人の顔だった。確実に何かいやらしいことをやったと、有粋でなくてもその考えに至るような。

 

 

「さ、教室に戻りますよ」

 

 

 殺せんせーが明るい笑顔でそう言えば、生徒たちは「はーい」と元気良く返事してその後をついていく。

 教室への帰路を行くクラスメイトたちを視界の端で見送ったあと、有粋は地面で屈辱に身悶え歯ぎしりをしているイリーナへと手を差し伸べた。

 

 

「イリーナさん。立てるかい?」

「っ――放っておいて頂戴!」

 

 

 有粋の手をおもいきり振り払ってヒステリックに叫ぶ。

 堪え難い恥辱を我慢しようと握り締めたのか、彼女のブルマは太腿のあたりがシワだらけになっている。

 顔を下に向けたままプルプルと身を震わせて体中から怒りのオーラを発しているイリーナの姿に、下手に慰めの言葉をかけないほうが良いと判断した有粋は、とりあえず倉庫の中からイリーナの服一式を回収してきて無言で彼女に手渡した。

 そして自分の制服のブレザーを脱いで、イリーナの冷えた肩にそっとかける。

 

 

「まだ5月だ。女が体冷やすもんじゃねェぜ」

「…………」

「それじゃあ、また後で」

 

 

 踵を返して教室に戻ろうとした有粋の背中に、「何でよ」とか細い声がかかった。

 足を止める。振り向いた先ではイリーナが何故か涙目でこちらを睨みつけていて、有粋はなんとなく気まずさを覚えた。

 

 

「……何でアンタ、そんなに格好良いのよ」

「へ?」

「ガキのくせに……顔だけならアンタよりイケてる男なんていくらでも見てきたのに……何でアンタと話してるとドキドキしてくるのかしら。なんかムカつくわ」

「それはドキドキじゃなくてイライラしてるんじゃ」

「してたわよ。そりゃもう物凄くイライラしてたわよ。でもアンタに声かけられたらドキドキに変わってきちゃったのよ!」

 

 

 怒りではない感情で顔を真っ赤にしたイリーナが唐突にそんなこと言い出した。

 ある意味、落ち着かせることには成功したのだろうか。そうに違い無い。きっとそうだ。前向きなエールで自分を励ましつつ、有粋はなんとかこの状況に冷静に対応しきろうと真顔をキープし続ける。

 

 

「……うちの親父は昔から、とんでもない色男だったんだ。そんな親父の若い頃に瓜二つなもんで、俺にも“そういう”フェロモンみたいなのが出てるんだよ。イイ女であればあるほど効くフェロモン。アンタが俺にドキドキしてくれてるってんなら、そりゃァ俺が魅力的なんじゃなくイリーナさんがイイ女すぎるってだけさ」

 

 

 嘘は吐いていない。

 有粋の父親は昔から、対象が内面だろうと外面だろうと、とにかく人に『イイ女』と賞賛され慣れているような女からは例外なく惚れられてきた男だった。

 祖父もそうだったと聞いているので、これはもう花槍家の男に代々伝わる特異体質のようなものなのだろう。

 女の身でそのフェロモンを継いでしまった有粋も、幼少期から現在に至るまで幅広い年齢層のイイ女たちにモテまくっている。

 だから本物の魔性の女であるイリーナが有粋の誘惑でときめいてくれたのも、演技力よりはこのフェロモンの影響が大きい。

 そっちの意味での修羅場もくぐってきたとはいえ、さすがに惚れた腫れたの経験値はイリーナに遠く及ばないのだから。

 

 

「……そういう言い回しもズルいわ。アンタ、顔だけじゃなく性格もその父親に似てんじゃない?」

「……まァ、否定はできねェ」

 

 

 視線をずらしながら返せば、「やっぱり」と溜息を吐くイリーナ。

 これだけ会話が成り立ったのだから、もう怒り狂って周りに当り散らすような真似はしてしまわないはず。

 ここいらで戻らないと次の授業にも遅れてしまう。

 

 

「さ、戻ろうぜイリーナさん。旅の恥はかき捨てって言うだろ? 失敗しようと成功しようと、仕事終わりゃァ帰る場所なんだ。此処のこたァ旅行先の二度と来る予定がない僻地とでも思ってりゃ良いさ」

「……ふん。もちろん成功で終わらせるわよ。私にだってプロの意地があるんだから」

 

 

 再び差し出した手を、今度は握り返してくれた。

 二人して教室へと歩を進めるその後ろ姿は、映画の一幕のようにロマンチックで。

 

 ――花槍有粋は自覚していないことだが、彼女は彼女が考えている以上にイリーナ・イェラビッチのことを気に入っている。

 それがたとえ、『負けず嫌いなところと調子に乗りやすいところが親友に似ている』という酷く個人的な理由からだとしても。

 

 

 




そのうち本編の合間に番外編(IFストーリーも含む)とか挟もうと思っているので、「こういうネタどうよ?」みたいなリクエスト等ございましたら是非ともご提案ください。
他の書き手さん達のオリ主と一発コラボレーションとかも楽しそうだけれど、それをする場合は一から作品を読んで性格を把握しなければならないので時間がかかるのが悩みの種……。


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