インフィニット・ストラトス~竜の血を継ぐ者~   作:G大佐

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先ほど、7話を書いている途中だったものを投稿してしまいました。

削除しましたが、混乱させてしまったことを、ここに深くお詫び申し上げます。


7話 のほほんとした後は・・・模擬戦

「鈴・・・?お前、鈴か?」

「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音(ファン・リンイン)。今日は宣戦布告に来たってわけ」

 

 彼女が代表候補生か・・・。そういえば、「専用機持ちが一組と四組という情報は古い」みたいなことを言ってたが、まさか彼女が二組のクラス代表になったのか!?

 そして、驚きの声を凰とやらにかける一夏。おいおい・・・知り合い同士が戦うって事になるのかよ。

 

「何やってんだ?その格好、似合わないぞ」

「な、何言ってるのよ一夏!」

 

 二人とも俺の緊張を返せ!俺がクラス対抗戦について考えてたってのに、一気に空気が崩れたぞ!

 ・・・あ、織斑先生だ。だが凰はまだ気付いてない。ほーら、織斑先生が苛々し始めたぞ~。

 

「あー、凰。後ろ後ろ~」

「え?後ろ?」

 

 バシィンッ!良い音を頂きました。

 

「もうSHRの時間だ。早く教室に戻れ。それと、入り口を塞ぐな」

「うぅ・・・。千冬さん・・・」

「織斑先生と呼べ」

「・・・はい。また後でくるからね!逃げないでよ、一夏!」

 

 織斑先生に睨まれ、走って教室へ戻っていく凰。さあ授業が始まるぞ。さっさと席に着かないとな~。

 

 

 

 

 いやはや、一体箒はどうしたんだ?いつもは真面目にノートを取ってるはずなのに、今日はボーっとしてばかりだ。おかげで、耳にタコができるぐらい出席簿アタックの音を聞いたぞ。

 ・・・はっはーん。さては、あの凰をライバルだと思ってるな?それは無いだろう。いくらイケメンの一夏といえど、そんなにモテるわけ無いだろう。

 そんなことを考えながら教科書を机に突っ込んでいると、ルームメイトの本音が話しかけてきた。

 

「ねえねえ、東風やん~。今日は誰かとお昼ご飯食べるの?」

「え?いや、今日は一人だが・・・」

「やった~。それじゃあ、一緒にご飯食べない?」

「構わないぜ。じゃあ、一緒に行くか?」

「やった~!」

 

 満面の笑みで、袖が余っている腕をバンザイさせる本音。いや~可愛いもんだ。では、早速行くとしましょう!

 

 

「モグ・・・モグ・・・。いや~、ここの定食は本当に美味い!」

「東風やんって、基本的にご飯と味噌汁だね~」

「パンとかも何回か食べたけどよ、やっぱり味噌汁の味が恋しくなるんだよな~」

 

 俺と本音は、向かい合うような形で昼食を食べていた。俺が頼んだのは日替わり定食。ご飯と味噌汁、野菜の煮物に日替わりの主菜がメニューとなっていて、今日はトンカツだ。結構ボリュームがあるな・・・。

 

「本音は何を頼んだんだ?」

「私はね~、チャーハン~」

「へえ、美味そうだな。俺も注文すりゃ良かったかな」

「うひひ~。あげないも~ん」

「ちぇっ」

 

 唇を尖らせる俺。だって食べてみたいんだもん、チャーハン。でも怒る気は全く無い。もしかしたら本音から、のほほんオーラというのが溢れてるのかもしれない。

 周りから暖かい視線を受けながら味噌汁を味わっていると、本音が不意にある事を言ってきた。

 

「東風やんって、しののんやおりむーとかと仲良しだよね~」

「ほら・・・保護者代理人の関係でな」

「あ~、なるほど」

 

 本音は理解してくれたようだ。俺は、あんまり束さんの事を話題にはしない。それだけで大騒ぎになるのは目に見えてるし、箒とかにも迷惑をかけてしまう。

 

「私だけじゃなくて、せっしーとかも名前呼びだよね~」

「え?セシリアって苗字じゃ・・・」

「え・・・?せっしーの苗字はオルコットだけど・・・」

 

 えええ!?知らなかった・・・いや、待てよ?レミリアさんとかフランちゃんも、スカーレットという部分がある。あれって苗字だったのか・・・。

 

「おっと。急がないと、授業に遅れてしまうぜ」

「あう~。怒られるのは嫌だよ~」

「ほら。早く食器を片付けようぜ」

「うん」

 

 食堂を去るときに、一夏たちの席を見た。何か一夏の顔を見てるときとかに、凰の顔が赤くなってるのを見た。・・・まさかな?

 

 

 

 

 放課後の第三アリーナ。俺とセシリアは模擬戦をしていた。お互いの技術向上のために、たまにこうして模擬戦をしているんだ。ちなみに一夏は、箒と共に近接戦の練習だ。ふむふむ。恋人と練習できて、嬉しそうだ。

 

「なあ、箒。さっきのやり方だが・・・」

「ん?いや、それはこうズバーンって感じだ」

「いや、別の例え方が・・・」

「分かりづらかったか?別のたとえなら、ズバババッ!って感じだ」

「・・・」

 

 ツッコまないぞ。箒の例えが擬音だらけだって事には、決してツッコまないぞ・・・!

 

「余所見厳禁ですわよ!」

「おっと、危ねえ!」

 

 目の前をレーザーが通り抜ける。見ると、BITが凄いスピードで迫ってきた。俺はカブレライトキャノンを構えながら、地面すれすれを飛ぶ。

 彼女は、攻撃をする時にその場から動かない。BITを動かすのに精一杯だからだ。あらかじめ装填させておいた散弾を放つ。

 こいつは弾丸の中に小さな刃が入っていて、空中で弾丸が割れて、刃が飛び散る仕組みだ。打鉄のブレードにも使われる刃が、セシリアを襲う。

 

「キ、キャアアアアア!!貴方、なんちゅーモンを使ってやがるのですか!?」

「口調が壊れてるぜ」

「く・・・。まさか、クラスター爆弾のようなものを使ってくるとは。ですが、こちらをお忘れではなくって!?」

「忘れてるわけ無いだろ?グラビド・ヘッド!」

 

 肩に装着させているヘッドを展開して、セシリアの放つミサイルBITを防ぐ。爆風で目が見えなくなったところで、俺は後ろへ回り込んでファイアテンペストを構える。

 

「う、後ろに!」

「遅いぜ!オラアッ!」

「イ、インターセプター!」

「させるかよ!」

 

 忘れたのはお前の方じゃないのか?クラス代表決定戦で、この斧がお前のブレードを砕いたのを。俺はブレードを蹴り飛ばすと、斧を振るう。

 

「いただき!」

「ティアーズ!」

 

 後ろから嫌な予感がする。避けると、後ろからBIT兵器が飛んで来た。危なかったぜ・・・ってヤバイ!

 

「絶好の距離ですわ!くらいなさいな!」

「ちっ!キャノン!貫通弾、装填!」

 

 今度は、先端が尖った弾丸『貫通弾』。名前の通り貫通力が高く・・・

 

「は、速い!」

「もう一発!」

「テ、ティアーズ!」

 

 セシリアは、動けない俺をBITで狙うが・・・これを待ってたんだ!

 

「散弾装填!ぶちまけやがれ!」

 

 後ろへ振り返って、散弾を発射する。大量の刃がばら撒かれると同時に、BITが爆発する。すると警告音が鳴ったので、その場から離れてテンペストを展開する。

 さあ、接近戦に持ち込んでフィナーレだ。

 

「ブ、ブルーティアーズが・・・」

「愛しい子がやられて残念だな」

「っ!?しまっ・・・」

「属性解放・・・フィニーーーーッシュ!」

 

 今回の模擬戦は・・・俺の勝利で終わった。




出来る限り、原作キャラのアンチをしないように努力してみます。

それでは次回も、お楽しみに!
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