削除しましたが、混乱させてしまったことを、ここに深くお詫び申し上げます。
「鈴・・・?お前、鈴か?」
「そうよ。中国代表候補生、
彼女が代表候補生か・・・。そういえば、「専用機持ちが一組と四組という情報は古い」みたいなことを言ってたが、まさか彼女が二組のクラス代表になったのか!?
そして、驚きの声を凰とやらにかける一夏。おいおい・・・知り合い同士が戦うって事になるのかよ。
「何やってんだ?その格好、似合わないぞ」
「な、何言ってるのよ一夏!」
二人とも俺の緊張を返せ!俺がクラス対抗戦について考えてたってのに、一気に空気が崩れたぞ!
・・・あ、織斑先生だ。だが凰はまだ気付いてない。ほーら、織斑先生が苛々し始めたぞ~。
「あー、凰。後ろ後ろ~」
「え?後ろ?」
バシィンッ!良い音を頂きました。
「もうSHRの時間だ。早く教室に戻れ。それと、入り口を塞ぐな」
「うぅ・・・。千冬さん・・・」
「織斑先生と呼べ」
「・・・はい。また後でくるからね!逃げないでよ、一夏!」
織斑先生に睨まれ、走って教室へ戻っていく凰。さあ授業が始まるぞ。さっさと席に着かないとな~。
いやはや、一体箒はどうしたんだ?いつもは真面目にノートを取ってるはずなのに、今日はボーっとしてばかりだ。おかげで、耳にタコができるぐらい出席簿アタックの音を聞いたぞ。
・・・はっはーん。さては、あの凰をライバルだと思ってるな?それは無いだろう。いくらイケメンの一夏といえど、そんなにモテるわけ無いだろう。
そんなことを考えながら教科書を机に突っ込んでいると、ルームメイトの本音が話しかけてきた。
「ねえねえ、東風やん~。今日は誰かとお昼ご飯食べるの?」
「え?いや、今日は一人だが・・・」
「やった~。それじゃあ、一緒にご飯食べない?」
「構わないぜ。じゃあ、一緒に行くか?」
「やった~!」
満面の笑みで、袖が余っている腕をバンザイさせる本音。いや~可愛いもんだ。では、早速行くとしましょう!
「モグ・・・モグ・・・。いや~、ここの定食は本当に美味い!」
「東風やんって、基本的にご飯と味噌汁だね~」
「パンとかも何回か食べたけどよ、やっぱり味噌汁の味が恋しくなるんだよな~」
俺と本音は、向かい合うような形で昼食を食べていた。俺が頼んだのは日替わり定食。ご飯と味噌汁、野菜の煮物に日替わりの主菜がメニューとなっていて、今日はトンカツだ。結構ボリュームがあるな・・・。
「本音は何を頼んだんだ?」
「私はね~、チャーハン~」
「へえ、美味そうだな。俺も注文すりゃ良かったかな」
「うひひ~。あげないも~ん」
「ちぇっ」
唇を尖らせる俺。だって食べてみたいんだもん、チャーハン。でも怒る気は全く無い。もしかしたら本音から、のほほんオーラというのが溢れてるのかもしれない。
周りから暖かい視線を受けながら味噌汁を味わっていると、本音が不意にある事を言ってきた。
「東風やんって、しののんやおりむーとかと仲良しだよね~」
「ほら・・・保護者代理人の関係でな」
「あ~、なるほど」
本音は理解してくれたようだ。俺は、あんまり束さんの事を話題にはしない。それだけで大騒ぎになるのは目に見えてるし、箒とかにも迷惑をかけてしまう。
「私だけじゃなくて、せっしーとかも名前呼びだよね~」
「え?セシリアって苗字じゃ・・・」
「え・・・?せっしーの苗字はオルコットだけど・・・」
えええ!?知らなかった・・・いや、待てよ?レミリアさんとかフランちゃんも、スカーレットという部分がある。あれって苗字だったのか・・・。
「おっと。急がないと、授業に遅れてしまうぜ」
「あう~。怒られるのは嫌だよ~」
「ほら。早く食器を片付けようぜ」
「うん」
食堂を去るときに、一夏たちの席を見た。何か一夏の顔を見てるときとかに、凰の顔が赤くなってるのを見た。・・・まさかな?
放課後の第三アリーナ。俺とセシリアは模擬戦をしていた。お互いの技術向上のために、たまにこうして模擬戦をしているんだ。ちなみに一夏は、箒と共に近接戦の練習だ。ふむふむ。恋人と練習できて、嬉しそうだ。
「なあ、箒。さっきのやり方だが・・・」
「ん?いや、それはこうズバーンって感じだ」
「いや、別の例え方が・・・」
「分かりづらかったか?別のたとえなら、ズバババッ!って感じだ」
「・・・」
ツッコまないぞ。箒の例えが擬音だらけだって事には、決してツッコまないぞ・・・!
「余所見厳禁ですわよ!」
「おっと、危ねえ!」
目の前をレーザーが通り抜ける。見ると、BITが凄いスピードで迫ってきた。俺はカブレライトキャノンを構えながら、地面すれすれを飛ぶ。
彼女は、攻撃をする時にその場から動かない。BITを動かすのに精一杯だからだ。あらかじめ装填させておいた散弾を放つ。
こいつは弾丸の中に小さな刃が入っていて、空中で弾丸が割れて、刃が飛び散る仕組みだ。打鉄のブレードにも使われる刃が、セシリアを襲う。
「キ、キャアアアアア!!貴方、なんちゅーモンを使ってやがるのですか!?」
「口調が壊れてるぜ」
「く・・・。まさか、クラスター爆弾のようなものを使ってくるとは。ですが、こちらをお忘れではなくって!?」
「忘れてるわけ無いだろ?グラビド・ヘッド!」
肩に装着させているヘッドを展開して、セシリアの放つミサイルBITを防ぐ。爆風で目が見えなくなったところで、俺は後ろへ回り込んでファイアテンペストを構える。
「う、後ろに!」
「遅いぜ!オラアッ!」
「イ、インターセプター!」
「させるかよ!」
忘れたのはお前の方じゃないのか?クラス代表決定戦で、この斧がお前のブレードを砕いたのを。俺はブレードを蹴り飛ばすと、斧を振るう。
「いただき!」
「ティアーズ!」
後ろから嫌な予感がする。避けると、後ろからBIT兵器が飛んで来た。危なかったぜ・・・ってヤバイ!
「絶好の距離ですわ!くらいなさいな!」
「ちっ!キャノン!貫通弾、装填!」
今度は、先端が尖った弾丸『貫通弾』。名前の通り貫通力が高く・・・
「は、速い!」
「もう一発!」
「テ、ティアーズ!」
セシリアは、動けない俺をBITで狙うが・・・これを待ってたんだ!
「散弾装填!ぶちまけやがれ!」
後ろへ振り返って、散弾を発射する。大量の刃がばら撒かれると同時に、BITが爆発する。すると警告音が鳴ったので、その場から離れてテンペストを展開する。
さあ、接近戦に持ち込んでフィナーレだ。
「ブ、ブルーティアーズが・・・」
「愛しい子がやられて残念だな」
「っ!?しまっ・・・」
「属性解放・・・フィニーーーーッシュ!」
今回の模擬戦は・・・俺の勝利で終わった。
出来る限り、原作キャラのアンチをしないように努力してみます。
それでは次回も、お楽しみに!