インフィニット・ストラトス~竜の血を継ぐ者~   作:G大佐

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駄目だ……。プロローグが長くなってしまう……。。
今回は、真がISを装着する話です。

まさかプロローグ①だけでも、お気に入り登録してくれる方がいるとは……ありがとうございます!


プロローグ②

 真の目の前には、何やら部屋のようなものが映っていた。白衣を着た人達が自分を見て何かを言っている。

 一瞬だけ映像が乱れると、今度は部屋のような場所を飛んでいた。飛んでいると分かったのは、真自身も空を飛んだ事があるからだ。自分は、飛びながら銃を乱射している。

 また映像が途切れたかと思うと、また空を飛び、しばらくすると白衣の人達がやって来る。そんな映像が続いた。

 すると、暗い雰囲気のする少女の声が聞こえてきた。

 

《見タイ……青イ空ヲ、白イ雲ヲ……見タイ……》

「お前は、部屋のような場所に閉じ込められていたのか?」

《飛バセテ……私ヲ空ニ、連レテ行ッテ!》

 

 声は聞こえても、少女の姿は見えない。しかしこの()は、空を飛ぶことを望んでいる!

 まるでお伽話に出てきそうな、城に閉じ込められたお姫様のように……。

 

「良いぜ。空は気持ちが良いんだ。それをお前にも教えてやる!」

《……本当?》

「約束だ!飛べるお前が空を感じることが出来ないなんて、勿体ねえ!」

《……アリガトウ!》

 

 すると、また一段と目の前が眩しくなり・・・目の前には、機械が散乱する部屋と慌てている護がいた。

 

「真! おい真!しっかりしろ!」

「あ・・・父さん?」

「大丈夫か? 怪我は無いか? 俺が分かるか!?」

「父さん、落ち着いて! 落ち着いてってば!」

「真……。自分の今の状態が分かる?」

 

 護を宥めていると、にとりが驚愕の表情で真を指差す。

 そう言えば、何で視線が高くなってるのだろうか?

 真は少し疑問を感じながら、指を指されている方向……自分の左側を見てみる。

 

 鉄板のようなもの、すなわち盾が目の前で浮いていた。

 

「な、なんじゃこりゃあああ!?」

「落ち着いて! とりあえず装甲を外して!」

「どうやって外せばいいんだよ!?」

「念じればいいと思う! ……多分」

「だああああ! 外れろ! 外れやがれぇぇ!」

 

 ヤケクソ気味に叫ぶと、装甲は細かい粒子のように変わる。

 粒子が発する光に思わず目を瞑ると、足が地面に着いた感覚がした。と同時に首に違和感を感じた。

 首下を見ると、勾玉の首飾りがあった。

 

「真! 大丈夫か!?」

「大丈夫だよ、父さん。でも、これが……」

「……勾玉?」

「真! ISは? ISはどこに行ったの?」

「いや、知らないけど……あれ? いやまさか……まさか……」

「恐らく、この首飾りに変わったんだな」

「ええぇぇぇぇ!?」

「このISは謎だらけだね。ぬふふふふふふふ……これを分解したくなってきたぁぁぁぁ!」

 

 ISが首飾りに変わったことに、より興味を抱くにとり。

 スパナやペンチを手に持ち叫ぶにとりを、護は落ち着かせる。

 

「まぁ待つんだ、にとり。謎だらけと言うのは少し危険だ。もしも変に弄って真に異常があったらどうする?」

「ぬぐぐぐ……。さすがに盟友を危険な目にあわせる訳にはいかないなぁ……」

「そういう事だ。申し訳ないが、これに関しては紫さんに相談してからにしよう。我慢してくれ」

 

 さすがのにとりも、友を危険な目にあわせるのは気が引けるらしい。

 護は、外の世界の情報を知ってるかもしれない妖怪、八雲紫に相談する事にした。その案で、にとりも納得してくれたようだ。

 一方真は、首飾りを握り締めて目を閉じる。何故か知らないが、この首飾りが話かけてきた気がしたからだ。

 

《アリガトウ……。コレカラ、ヨロシクネ♪》

 

 さっきと比べて、明るい少女の声が聞こえた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 にとりに別れを告げた後、二人は博麗神社へ向かっていた。紫はよく、そこへ遊びに来るらしい。

 長ったらしい階段を上がると、脇を出している紅白の巫女服に大きなリボンが特徴的な女性が居た。彼女の名は博麗霊夢。護と同じ、ミラボレアスを倒した一人だ。幻想郷の異変を解決したりするのが仕事で、彼女の戦闘力と勘は只者ではない。この神社には、あと二人ほど護の仲間がいるのだが、今は不在のようだ。

 

「よう霊夢」

「あら、護に真。久しぶりね」

「久しぶりだな。……リオとレイアはどうした?」

「リオは妖夢に挑みに行って、レイアは買い物中よ。ところで、何か用かしら?」

「紫さんに、ある事を相談しに来たんだが……」

「紫ねぇ。あいつなら……」

「ここに居るわよ~」

「どわぁぁぁ!?」

 

 突如現れたスキマから、頭だけを出す紫。いきなりの登場に、真は大きな悲鳴をあげる。

 

「いきなり現れないでくださいよ!」

「それは無理よ~。とりあえず、紹介したい人がいるの」

 

 スキマから出てきたのは、桃色と紫色が混ざったような長い髪、不思議の国のアリスのような格好をした女性だった。しかし全員が注目したのはそこではない。

 耳だ。機械の感じがあふれるウサ耳をその女性は着けている。

 

 

「彼女の名前は篠ノ之束。ISを開発した天才科学者よ」

 

 




真たちと束が初めて出会いました。ちなみに真が触れたISは打鉄です。

次回は大忙しです。
束に幻想郷の説明をしたり、真にISが動かせる理由を説明したり……。上手くいけば学園に入学までいけるかな?

どうぞ、次回もお楽しみに!
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