インフィニット・ストラトス~竜の血を継ぐ者~   作:G大佐

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遅くなって申し訳ありませんでした! 色々と時間が取れなくて……。
この挨拶ももう遅いかと思いますが、今年も私の作品を、よろしくお願いします。


55話 金獅子との戦い!

 ドナーと名乗った男が、父さんに向かって殴りかかる。

 

「ぬぅらぁ!」

「ぐっ、うぅっ……!」

 

 父さんが顔をしかめている……!? そんな顔をしているのを見たのは初めてだ。それはつまり、相手はそれほどまでのパワーを誇るということだ。

 

「相棒、行くぞ!」

「はい!」

 

 俺は『グラビオス』のブースターで、相棒は持ち前の瞬足でドナーに接近する。

 

「はぁぁっ!」

「ダラァ!」

 

 相棒がナイフを突き刺し、俺が膝蹴りで深く突き刺さるようにした。その隙に父さんが、奴の顎を蹴り上げる!

 

「いってぇ……。少しハイになり過ぎたか」

 

 少しフラフラしているが、倒れるという事は無かった。困ったような顔をしながらナイフを抜いて、相棒に投げつけやがった。相棒はすぐに回避し、ラファールのマシンガンを展開、発砲した。

 

「うおっと! コイツは痛い!」

 

 痛いと言いつつも、あいつは笑ってやがる。弾丸は確かに当たってる。命中した所の肉は抉れて、血が噴き出す。だが、その量が僅かな事から、あいつに与えられてるダメージは少ないということだ。

 

「そんじゃあ……返すぜ!」

「なっ!?」

 

 ドナーが拳を地面に叩きつけると、風圧と振動が襲いかかってきた。何とか姿勢を立て直そうとするが、その隙を突いて俺に殴りかかってきた。急いで両手で受け止める。

 

「何て……馬鹿力だ……!」

 

 受け止めた腕がガクガクと震える。吹き飛ばされないように踏ん張っているが、足の裏が地面を削り、俺をゆっくりと後ろへ押していく。

 

「パンチと見せかけて、どっせぇぇい!」

「うぉぉぉ!?」

 

 突き出していた手で俺を掴み、ハンマー投げのようにグルンと一回転したあと、壁に叩きつけられる。

 痛い……。頭が揺れる……。

 

「こんのぉぉ!」

「効かないっての!」

 

 相棒がナイフを振るうが、筋肉を硬くしているのかあっさりと折られてしまう。

 

「なら、これだぁ!」

「ブッ!?」

 

 すぐにナルガクルガの尻尾を生やして、ドナーの頭を殴る。これには対応できなかったのか、姿勢を崩した。

 

「ふんっ!」

「グッ!」

 

 そこへ父さんがすぐに距離を詰めて、鎧化した拳で殴りつけた。

 

「ファイアぁぁぁ!」

 

 すかさず俺が口にエネルギーを溜め込んで、熱線の形で発射した。これで少しはダメージを与えたはずだ……。

 

「いってぇな……! ガキは大人しく倒されろ! 俺のほうが先輩だぞゴラァ!」

「随分としぶといチンピラだな」

「あぁ!? チンピラっつったか!? チンピラって言ったろ!」

「真さん早く立って! 何か嫌な予感がする!」

「言われなくても……!」

 

 俺が立ち上がると、ドナーに変化が起きた。腕の筋肉がさらに盛り上がり、血管が浮き出る。髪はバチバチと音を立てながら金色に変化していく。あれは……静電気か?

 

「テメェ等は潰す……! 命乞いしてもぶっ殺す!」

「沸点の低いモンスターだな」

 

 俺と相棒は驚いてるが、父さんはそんな時でも静かに拳を構えるだけだ。

 

「ミツル君、真。今以上に本気を出さないと……最悪死ぬぞ」

「「っ!!」」

 

 父さんから放たれるのは、俺が幼い頃に感じた以上の強い気配……! 俺は思わず全身を鎧化し、相棒は全身の毛を逆立てた。

 これが……幻想郷を救った男の力ってやつなのかよ……!?

 

「良いねぇ! 最高だぁ! お前のような奴は殺し甲斐があるぜぇ! ガキ共はお前の後にしてやるよぉ!」

「言ってろ。俺たちの力を継ぐ子供たちの力を……甘く見るなよ」

 

 ヤバい……! これ以上言葉がないってくらいに、アリーナがヤバい事になりそうな気がする!

 




今年中に完結を目指せるように、頑張ります!

それでは、次回もお楽しみに!
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