第1話 オープニングゲーム
前回、クレイジーハンドによってハザマタウンへ飛ばされた12人。
現在準備中なのだが、あと20分くらいには始められるようだ…。
「逃走中はまだかな~♪」
一刻も早く始まってほしいと思っているカービィ。
カービィだけでなくほとんどの逃走者がワクワクしている様子。
「あれ? ここどこなの!?」
「何でいきなりこんなところに…。」
「ん? 誰なんですか? あの3人。」
「知らないよ。兄さんの知り合いじゃない?」
「僕だって知らないぞ。」
突然、3人がワープされてきたかのように現れた。
そこにマスターハンドが現れ…、
「準備が思ったより早くできたから今から始めるぞ。 …って誰なんだ? この3人は。」
「それがボク達にも分からないんですよ。」
「…だったらこの3人にも逃走中に参加してもらうというのはどうだ?」
突然、2人の会話を割り込むかのようにメタナイトが案を出した。
「う~ん…。それもいいだろう。ちょうどメンバーが足りなかったからな。」
「だったら今すぐ僕が3人に説明するよ。」
ルイージはすぐさま、3人に事情を説明する。
「つまり…、お前達のやっているゲームに参加すればいいんだな?」
「そういうこと。」
「何か楽しそう!! 私やる!!」
「どうせ待ってても暇だから俺もやるぞ!!」
「よし、決まりだな。では、逃走中を始める前に自己紹介をお願いしたい。」
「私はsayaです。頑張ります!!」
「俺は瑞田高光だ。よろしくな。」
「俺は総銀。ぜひともよろしく。」
「それじゃ、逃走者の諸君には地図や携帯電話、マップにアイテムの説明書。そして
ハザマドカンと30コインを渡しておこう。コインはいろんな場面で使うから大切に
とっておくように。」
「まずはオープニングゲームだ!!」
すると目の前には5体のハンターボックスと16本の鎖が出現…。
これから逃走者は1人ずつ鎖を引いていき、見事に外れなければ2分間の猶予が与え
られる…。
…しかし、外れを引けばハンターが放出。引いたものはほぼ確実に確保されるだろう。
「1人目は…、スネーク。」
「いきなりか…。だがこれはかなり有利だ。」
尚、順番は2人がくじ引きで事前に決めている。
そしてかなり有利な状況に立っているスネークは果たして!?
ガチャ!! シーン…。
「ここで外れることは滅多に無いだろう…。」
セーフだ…。スネークはそのままハザマタウンを後にし、ハザマタワーへ向かった…。
「次は…、カービィだ。」
「ボ、ボクか…。よし、外れは引かないよ!!」
カービィもまた有利な状況に立っている…。
果たして、セーフなのか!? ハンター放出なのか!?
ガチャ!! シーン…。
「よし!!」
カービィは思わずガッツポーズを取るが…、
ウィーン…。
ガッツポーズと同時にハンターボックスも2m前進…。
これはどういうことなのか!?
「しかし、ドクロが入っていた! 残念だが、ハンターボックス前進だ。」
「しまったーー!!!」
「大丈夫ですよ。こんなウッカリ誰にだってあることです。気にしたら負けですよ。」
心にガーンときたカービィだがヨッシーはそんなこと全然気にしてない様だ…。
「次は…、総銀だ。」
「俺か…。」
ガチャ!! シーン…。
総銀は呼ばれた途端、鎖を引いた。
セーフで良かったのだが、引くタイミングがあまりにも早かったせいで全員ヒヤヒヤして
いた様だ…。
「この野郎…。ヒヤヒヤさせんじゃねーよ!!」
ワリオが総銀にブーイングを言ったが…、その時は既にワリオの視界には居なかった…。
「次はワリオだ。」
「おっ、俺様か…。じゃ、これを引いてやる。」
ワリオが力強く鎖を引いた…。
果たしてセーフなのか!? ハンター放出なのか!?
ガチャ!! シーン…。
セーフだ。しかし、ドクロがあったのでハンターボックス2m前進。
これで逃走者とハンターとの距離は10mに…。
「これで捕まる確率が更に広がってしまったのだ!!」
「次はマリオだ。」
「よし、これ以上ドクロは引かないぞ!!」
自信満々のマリオ…。
果たして宣言通り、ドクロと外れを引かずにクリアできるか!?
ガチャ!! シーン…。
セーフだ…。しかもドクロは付いていない。
「よし!! やったぞー!!」
「くそ、一本取られたか…。だが逃走中ではワガハイが活躍してやるのだ。」
「次は…、ヨッシーだ。」
「よ、よし…。マリオさんが引いたんだ。ボクだってドクロ無しを引いてやる! えい!!」
マリオに続き、ヨッシーもドクロを引かずにクリアできるのか!? 果たして…!?
ガチャ!! プシュー!!
ハンター放出 ゲーム開始。
「えー!! ドクロどころか外れ引いてしまいましたー!!」
ハンターの狙いは勿論ヨッシー。5体のハンターがヨッシーめがけて追いかける…。
「ここでくたばるボクじゃありません!! フルパワー!!」
「…!!」
だがヨッシーも負けじと猛スピードで振り切る…。
あの走りはある意味ソニックより凄いと思われる。
「ヨッシー!! ヨッシー!!! ヨッシー!!!!」
その速さはあまりにも驚異的なスピードだ。
数秒辺りで何とかハンターからの視界から消えたヨッシーだが…。
「ハァ…。ハァ…。ハァ…。いきなりこんなに体力を使うなんて…。ちょっと涼しい所で
休みましょう。」
スピードはもの凄いが体力は大幅に消耗したヨッシー…。
序盤からピンチであることは、間違いない…。
「確保情報が出ないわね…。ひょっとしてヨッシー逃げ切ったのかしら?」
一方、ここはラインラインロード。エリアはハザマタワーにある7つの扉から入ることが
できる。
そしてここにはピーチがいる。
「サンデールの屋敷の前に来たか…。サンデールとかいるのか?」
マリオもサンデールの館の前に来ている。相変わらず屋敷の前では静かすぎる風が吹いて
いる…。
「ここに自首電話もあるのか…。ここにあることを覚えておいて損は無いはずだ。」
尚、自首電話を使って申告すればゲームからリタイアできる…。
ただし、ハンターに捕まれば賞金は…0!!
それが…、
run for money 逃走中