異世界勇者のエクスティア   作:スバルf

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「ウェアウインド!」

俺は、頭の中浮かんだ言葉を唱えた。

その瞬間、風に包まれて身体が軽くなった。

その状態で、新種に向かって走った。

「うっ!」

速い!周りの景色が流れていく。けど、俺は止まらないで新種の横を走り抜けぎわに切りさいた。

「うわぁ!」

ズデーンと俺は上手く止まれずに滑って転んでしまった。

痛っ

けどすぐに立ち上がり、新種の方を見た。

ギャーン!っと新種は痛そうな声を出している。

俺が切り裂いた所から凄い血が流れ出ている。

イケる!っと思った瞬間、新種はこちらを睨む様に見ると新種の周りに円を描くように赤い紋章みたいのが広がった。

「危ない!絢斗飛んで!」エリーの声が聞こえた瞬間反射的に後ろに飛んだ。

すると、さっきまで居た所が爆発した。

なんだ!っと思うと「それは、フレイムプロード。地面に精力を集めて爆発させる精術です。」

『エリーが叫んでいなかったら喰らってたな。』

俺は着地した瞬間、精術を唱えた。

「ウインドスラッシャー!」

唱えると3枚の真空の刃が新種に向かって飛んでいった。

新種は最初の2枚は飛んでかわしたが、切り裂いた所が痛む所が痛むのか一瞬立ち止まって飛んだ。しかし、タイミングが遅く最後の一枚が当たり左後ろ足を切り裂いた。

「ギャイーン!」と新種が叫ぶと、足が1本ないため、上手く着地出来ずに転んだ。

「よし、イケる!?」と思った瞬間足に力が入らなくなり膝をついてしまった。

なんだ!身体が重い。

すると、その隙を見逃さず残りのヴォルフが飛び掛かってきた。

こいつらの事忘れてた。やられる!

「ウイングショット」と声が響くと飛び掛かってきたヴォルフ達が次々と倒れていった。

声の方を見ると、エリーが腕をこちらに伸ばしていた。

エリーが助けてくれたのか?

そう思いながらエリーに近づいた。

歩くくらいまでは回復したらしい。

「大丈夫か?」と聞くと「あなたこそ、大丈夫ですか?」とエリーから返答がきた。

ひとまず大丈夫そうと安心していると、

パチパチっと音が聞こえてきた。

俺とエリーは音のする方を探した。木々が音を反射して上手く見つけられない。

すると「まさか、あの子を倒すとは思いませんでした。」っと後ろから声が聞こえた。

振り替えると紫色の長髪の女性がいた。可愛い子だがそれより今の言葉に疑問を覚えた。

俺が聞こうとすると

「あの子って、あの新種の事ですか?あなたは何か知っているんですか?」っとエリーが先に聞いてくれた。

「はい、知っていますよ。その子を作ったのは私ですもの。」

っと少女は微笑みながら言った。可愛い子だと思うが、今の言葉に疑問を覚えた。

作っただって!いったいどうゆうことだ?

エリーに聞こうと思いエリーを見るとエリーは目を見開いて驚いているようだ。

エリーも驚いてる!?

「作ったって、あなたはまさか!」

エリーは何か心当たりがあるようだ。

「ええっ、貴方の想像通りです。リライク、闇の精術の一つ。対象と対象を合体させて別のものを作る精術です。」

「その精術を使えるということは、貴方は闇の巫女?」

「はい♪闇の巫女のミーシャ・リュルドと言います。以後、お見知りおきを。」

とミーシャという子は軽く会釈をした。

それにしても巫女ってなんだ?と考えていると、

「と言いましたが、あなたたちはリオル様に脅威になりそうなので、ここで死んで貰いますが♪」っとミーシャがいうと、とたんにその顔が曇りかかった。

今何て言った?死んでもらう?訳が分からん!

俺が混乱しているとエリーが

「絢斗逃げましょう。相手が悪すぎる。」

と言ってきた。

頷き、逃げようとすると

「逃がさない。リライク!」と声が聞こえた。

その瞬間、倒れている新種とヴォルフ達の身体が光一つに固まった。

すると、その中から別の生物が現れた。さっきの新種より大きく顔が3つあり、鋭利な爪。これは見たことある、よくゲームとかで出てくるケルベロスに似ている。

これが闇の精術。恐ろしい。

そう思うとケルベロスはそれぞれの口から火の玉をこちらに向けて吐いた。

ヤバい、今の状態だとかわせない!

死ぬ!

もう目の前まで火の玉は近づいていた。

 

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