【CAKES】~Capture And Killing Enemys Soldiers~ 作:べらんべぇ
アキラ「突然の復活‼」
ユリ「ちょっと間隔開けすぎじゃあないですか……」
アキラ「きにするな!」
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「お前ら、まじか?」
この支部の分隊長、デイヴ=ラジンスキーが部下(?)のアキラ=イガミに詰め寄る
「いや、マジでヤっちまった☆」
「☆、じゃねえだろ!!」
「てことでよろしくぅ!もうダニエルにも許可とってあるから!」
「ちょおま…、あーあ行っちまった」
「たいちょー、そろそろ私達もつくるー?」
デイヴの妻、部隊の姉御、クレア=ラジンスキーが後ろからデイヴに抱きつく。
「いや、もうちょっと待とうや…」
「えー、もう半年以上経ったのにー、まいっか」
後ろから抱きつかれて困り果てるデイヴに、ネスター=フリークが助け舟を出す。
「何ヶ月だって?」
「4ヶ月…だな、結構長い…」
「それなら心配はいらない」
いつのまにやら、ダニエル長官がドアに厨2…
「誰が厨2だこの野郎」
いつのまにやら、ダニエル長官がドアに寄りかかっていた
「ん、よぉダニエル、なにか手立てでもあるのか?」
飲んでいたコーヒーを置いて、手を組んでダニエルに話しかける
「臨時で研修生を連れてくる、戦闘員一人、そろそろ来るはずだが…」
「何てヤツだ?隊長の俺ぐらいには見せてくれ」
「それをいま見せに来たんだ」
そう言うとデイヴに名簿を見せる
「リチャード=デプス?」
名簿にはリチャード=デプスと書いてあった。そう、10年前にデイヴとクレアを執拗にいじめてきた連中の筆頭だったクズ、人間の劣化版、ゴロツキ、チンピラ、ヤクザ、ゴキブリ、とにかく最低なヤツと言う印象を持つ人間だ。
「どしたの隊長、固い顔して」
過去の記憶の大半を失っているクレアは、もちろん自分が虐められたことは一切覚えてなどいない。
「いや、なんでもない」
クレアがリチャードの事を思い出したら面倒だ、来たら真っ先に脅そう。
「にしても、リチャード、いい人だといいですねー」
「なわけあるか!」
デイヴが咄嗟に反応する。
「どしたの隊長、かしこまっちゃって」
クレアがコーヒーカップを口元に近付けたまま笑う
「いや、なんでもない」
直ぐに作り笑い(自然とは言ってない)を作りクレアに語りかける
「へんなの」
再びコーヒを冷まし始める。
「隊長疲れてるんですかね?」
「そうだろう、最近戦闘とデスクワークを遅い時間まで…」
「それに加え、すぐ横では姉さんが寝ている…」
すると銃声が響く。
「お☆前☆ら…」
We'll be back、それがネスターとゴイスの遺言だった…
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「おーい、デイヴ。連れて来たぞ」
そう言うと、ダニエルと、もう一人、男が入って来る。
「えーと、こちらが」
「リチャード=デプスです。よろしく」
真っ先にデイヴが立ち上がる。
「隊長のデイヴ=ラジンスキーだ、よろしく」
その瞬間、リチャードの顔が凍りつく。
「お前、リチャードだな…?クレアに昔のことは話すなよ…?さもなくば…」
やっぱりかと言う顔でデイヴを見る。
「お、おいおい。久し振りだってのに、いきなり脅迫かよ…」
リチャードはクレアの方をチラッと見る、クレアが首を傾げる
「当たり前だ、クレアがもし何か昔の事を…」
「隊長?何ボソボソ話してんの?」
最後まで言い切る前に横からクレアに割り込まれる。
「いや、なんでも無い」
「はじめまして。クレア=ラジンスキー。宜しくね」
「あ、あぁ…」
はじめまして、その言葉がリチャードの胸に刺さり、本当に全部忘れているのか、リチャード改めて思う。
「ネスター=フリーク、短い間だがよろしく」
「あぁ、よろしく」
「ほら、ゴイス、起きろ」
さっきまで起きていたと言うのに、きづけば寝ているのがゴイスである。
「は、はい!ゴイス=リーリシュです、よろしくお願いします‼︎」
寝起きの彼が向いているのは180°逆の壁である。
「そっちじゃ無いだろ」
ネスターが向きなおらせる
「よ、よろしく」
「えっとそれで…」
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「よぉリチャード、実に10年ぶりだな。この際昔のいがみつらみは無しにしようぜ」
とりあえず紙コップに入れたコーヒーを差し出す。
「あ、あぁ…」
「どうした?昔でも思い出したか?」
デイヴが茶化す。
「あいつが、クレアが、エレンなのか…?」
屋上の空気でも吸いに来たのか、リチャードの視線の先には、クレアの姿があった。どうやらクレアはデイヴ達には気付いていないようだ。
「そうだ、ただし、10年前からの記憶しかない。覚えているのは俺のことだけだ」
「そう、なのか」
予想以上の現状に、リチャードは困惑する。
「実はあのあとな、クラスの皆後悔してな、お前とエレン……クレアに謝りたいって話になったんだ」
「ほう……?」
「担任にも頼んだんだ、校長にも頭を下げた」
「だけど、会えなかったろ?」
そう、ほかでもない、デイヴがそう頼んだのだ、誰にも告げないでくれ、俺達は縁を切りたいんだ、と。
「ああ、だから今回こうして偶然巡り会えたのは、チャンスだったと思う」
「……というと?」
「……デイヴ、ガキの頃は、本当にすまなかった」
そういってリチャードは深々と頭を下げた。
「……もう気にすんなよ」
おれはもう過去に囚われない、そう心に決めたんだ。
クレアの、エレンのために