【CAKES】~Capture And Killing Enemys Soldiers~   作:べらんべぇ

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☆かおすちゃばんたいむ☆

明「ネタ切れですっ☆」

クレア「いきなりぶっちぎるねぇ!?」

デイヴ「気にしたら負けだぁ!」

ゴイス「イボンコペッチャンコ!」

全員(姉さん以外)「イェイ!」

クレア「あんたら一体何がしたいんだい!?」




episode four 【サルベージ】

―――――――――――――――

――――――――――――

 

「ん…?ガッ…!」

 

クレア=チャンヴァーは振り向きざまに、ハチもといビークインに腕ごと体を押さえつけられる

 

「う…!離し、なさい!」

 

細い腕のわりに力が強すぎる、女性であるクレアの力では、到底逃れられないだろう

 

「クソッ…!離しな…」

 

さい。そういう前に、ビークインの黒い針の中から相当細い

針が出てくる

 

「な、何を…!あが…!」

 

想像はついていたが、やはり針を刺してきた。

 

「あ、あぁぁぁぁぁぁ!?」

 

痛い、彼女の頭を支配している言葉はそれ以外のなんでもなかった。

 

「痛い!いたい!イタイ!」

 

暴れれば暴れるほど、針が奥に食い込んでいく

 

「ああぁ――――――――――」

 

彼女が気絶するとビークインは彼女を離した。

卵つきで。

 

 

「はっ……」

 

さっきまで凄い痛い思いをしていた気がする。

そう思いながら、なぜ寝ていたのだろうと思いながら、立とうとするが。

 

「あれ?左足が…」

 

立とうとしてもなぜか左足がしびれてる。何しても動かないのでとりあえず待ってみることにしてみた

 

 

 

「クレアの奴遅いな」

 

「だな、どうする?」

 

「とりあえず…」

 

「おまたせ」

 

小走りでクレアが茂みから出てくる

 

「遅いじゃねえか」

 

「いや、ちょっとね」

 

「大丈夫か?」

 

「大丈夫。なんでもないさね」

 

「あ、あぁ…」

 

「ん?ちょっとお前」

 

「ん?どうしたのッ」

 

最後まで言う前に、突然口からなにか吐き出す

 

「おい!それは…」

 

「た、卵…!!」

 

「おい、それを一体…!」

 

「そ、そうだ、私確か、森でビークインに…!」

 

「もしかして!お前……!」

 

「お腹に…ウッ」

 

さらに卵を吐き続ける

 

「やべぇぞ…、卵が孵化するまで約3日間…、それまでにこの森を…!」

 

「よし、すぐにでも出発しよう」

 

――――――――――――――次の日、基地では…

 

「了解。じゃあ、これよりデイヴ隊長らの捜索をかいしします」

 

「頼むぞ、戦闘員を三名を失うのは、流石にまずいからな。……それに彼らは私の大事な友人でもある、たのむ」

 

「はい」

 

 

 

 

「じゃあ、行きましょう」

 

「にしても2人だけとは、なんとも心もとない…」

 

「手の空いてる軍隊とかいないんすかね?」

 

「ダニエル上官もなるべく取り合ってくれたが、上の連中は「たかだか3人」とか言いやがった」

 

「前戦知らないからそんな簡単に言えるんでしょうねぇ、どうせ何人死のうと知ったこっちゃないんでしょうて」

 

「全くジョークにもならんな。吐き気さえするよ」

 

「ですね」

 

「そう言えばお前、成人の儀式はどうだった?」

 

「バッチリです。向こうじゃ酒飲めましたが、こっちじゃまだ18ですよ」

 

「こんな仕事だ、飲酒と喫煙は止めたほうがいい」

 

「二度と飲まないのでご安心を」

 

「ハハッ、そうだといいけどなぁ」

 

『よし、車のGPSが消えたポイントまで来たぞ』

 

「あぁ、ありがとう」

 

『俺は前線には出られないが、前達のやかましい会話が聞こえ無くなると、寂しくなるからな。頑張れよ』

 

「あぁ、逝ってくる、ぜ!」

 

それだけ言うとロープで降下していく

それに続き、ゴイスも降下する

 

「アキラ隊員!字が違いますよ~!」

 

 

 

「よし、今回はバラバラにならない方がいいな」

 

「森ですし、電波もそう遠くまで届きませんしね」

 

「よし、行くぞ…!」

 

 

 

 

―――――――――――――

「あれ?なんだか体が…重い…」

 

「だいぶ侵食されてるな…さっさと病院へ…」

 

「だが、普通の病院じゃ無理だ」

 

「んなことは分かってんだよ!どうでもいいからさっさと…」

 

「落ち着け!お前まで取り乱してどうする!」

 

「!わ、悪りぃ…」

 

「あう…!ぐぅ…」

 

「クレア、しっかりしてくれ!」

 

「クソッ…、隊長、クレアの背中を思いっきり叩け!」

 

「バカ野郎!そんなことしてどうする!」

 

「さっきクレアは口から卵を30個ほどは吐き出した!なら他の卵も…」

 

「あ、あぁ分かった…!……少し辛いけど、我慢しろよ…!」

 

バンッと鈍い音が森に響く

 

「ゴボ…!」

 

「(クソッ出血はしてないが、このままじゃ内蔵が食い尽くされちまう!)」

 

 

――――――――――――

 

「こ、これは…!」

 

「どうしました?……!」

 

明が拾い上げたのは、クレアのカチューシャだ

 

「姉さん達、やっぱりここらに…!」

 

「けど、車はなかった。落ちた時にタイヤから落ちたのか…?」

 

「GPSだけ壊れたんですかね?」

 

「だろうな、クソッ、向こうが車なら、こっちは絶対に追いつけない…」

 

「さっきタイヤの跡がありましたし、それに沿っていくしかないですね」

 

「よし、ならモタモタしてられん…」

 

「早速行きましょう!」

 

 

――――――――――――――

 

「クソッ!ガス欠だ!」

 

「寄生されてからいま何時間だ!?」

 

「約17時間、まだ大丈夫だ!」

 

「俺がクレアをおぶる、お前は周囲を警戒してくれ!」

 

「分かった!」

 

いつになくネスターが焦っている。それだけ事態は切迫しているのだ。

 

「はぅ…ぐぐ…」

 

「頼むから間に合ってくれ…!」

 

「ちょっと待ってくれ!」

 

「どうした!?」

 

「木に印をつけていこう。そうすればアキラ達が見つけてくれる筈だ!」

 

「やっぱりお前は頼りになるよ…!」

 

――――――――――――――――――

 

「クソッ、まだ続くぞ…!」

 

「キリがないですね!」

 

「俺らもオフロードか何か持ってくれば良かったな!」

 

「全くです!」

 

 

グルアァァァァァァァア!

 

「……ざけんなよこの畜生が!」

 

「こいつらってつくづく空気読みませんねえ!?」

 

ダダダ!ガンガン!

 

 

 

「お、音が…」

 

「え?」

 

「銃声がした…遠く、で…」

 

「なに、本当か!?」

 

「撃ちまくってる…」

 

「アキラ達か!?」

 

「よし、引き返すぞ!」

 

 

 

 

 

「先にロードを殺っちまえ!」

 

「はい!」

 

「よっしゃ!これで最後…!」

 

「アキラ!」

 

デイヴの姿を見て、これほど安心したことはない

 

「!隊長!無事だったか!」

 

「俺とネスターはな!」

 

「姉さん!?どうしたんですか!?」

 

「ビークインに寄生された!」

 

「なんだって!?」

 

「あぅ…」

 

「CIC!デイヴ隊長らを全員保護した!だが、クレア隊員がビークインに寄生されている!」

 

『了解した、このまま施設にぶっ飛ばそう』

 

「そうしてくれ!」

 

「早くしやがれこの野郎!間に合わなかったら…!」

 

『心配するな!つーか落ち着けクソ野郎!』

 

「んだとてめぇ…!」

 

「落ち、付いて…」

 

クレアが今にも消えそうな声でデイヴをなだめる

 

「あ、あぁ……!わ、分かった…!」

 

 

――――――――――――――――――3週間後…

 

 

「ふぅ…」

 

ノックの音でグルメ雑誌をめくっていた手を止めて、病院の扉に向く

 

「入るぞ」

 

「ん、いいよ」

 

「いぇーい!きましたよ姉さん!!」

 

「大丈夫か?」

 

「見舞いに来てやったぜぇ!」

 

「私の時はだれもこなかったのにぃ…」

 

「つーか病室せめえな」

 

「一人ずつ入らないと無理だ」

 

「俺がいっちばーん!」

 

「空気よまねえな、隊長が先だろ!」

 

「………素直に私が出れば良くないかい?」

 

「あ」

 

 

 

 

「もう、毎日戦闘服で来て、注目浴びるからやめてほしいさね…」

 

「いいじゃないですかー、いつスクランブルが掛かるか分かんないし…」

 

「じゃあ来るなよ!」

 

「そんな薄情な」

 

「こんなん、俺でもいやだがなぁ」

 

「ええいお前ら!病院では静かにしろ!ガキか!?」

 

「毎日毎日、クレアクレアって叫んでる人に言われたらおしまいですねえ」

 

「え?」

 

「……」

 

「さあ、皆さんそろそろ車に戻りましょう!あ、隊長は結構です」

 

「え、速……」

 

「おい」

 

「だな、しばらく二人でいろよ!」

 

「ちょ、おまえら」

 

「あばよ」

 

「さいなら~」

 

 

 

 

「ふぅ…」

 

「一回一回やかましいねえ、まあ皆らしいけど」

 

「変なところで気が利くよな」

 

「そうだね」

 

「あ、そう言えば」

 

「ん?…あ!」

 

「このカチューシャ、お前のだろ?」

 

「これをどこで…!」

 

「アキラが拾ってたんだ、洗濯はしてるから、もう付けていいぞ」

 

「ありがとう…!」

 

「よかったな、今度アキラにお礼言っとけよ」

 

「うん!」

 

子供のような無垢な笑顔で答えるクレアについ見とれてしまう。

 

「それ、おばあさんから貰ったやつだっけ?」

 

「うん、唯一の形見」

 

「それと」

 

そう言ってデイヴは、ポケットから箱を取り出し、クレアの前で開く

 

「生き形見、かな?」

 

中身は指輪だ

 

「え……?」

 

「退院したら、婚姻、入れに行こう?」

 

「うんっ、ありがとっ…」ギュ

 

「……どういたしまして」

 

――――――――――――――――――

 

「あのヘタレ、じゃなくて隊長、ちゃんと指輪渡したか!?」

 

「だ、だ、だ、大丈夫ですよきっと!」

 

「落ち着け、あいつなら大丈夫だ」

 

「(とか言うネスター隊員も手が震えてるし)」

 

「もう、なんで貴方達が緊張してるんですか!?」

 

「なあ、誰か何か面白い話ねえか!?」

 

「よお、戻った…」

 

「ちゃんと渡しましたか!?」

 

「渡したよなこの野郎!?」

 

「おれは 信じてるぜ!?」

 

「いや、ちょっとまて」

 

「もしかして渡してないのかこのクズ!」

 

「あんだけ」

 

「少し静かにしてください!CICからです!」

 

「あ!?」

 

「ふむふむ、それはそれは。ありがとうございます」

 

「?何を話してんだ?」

 

「わかりました、それでは」

 

「どうした?」

 

「ダニエル上官も優しいですねえ。休憩時間、のばしてくれるそうです」

 

「ふーん。あいつがねえ…」

 

「どうします?」

 

「イタリアンでも食いに行かねえか?」

 

「?なんでだ?」

 

「クレアが見てた雑誌に載ってたうまそうな店があるんだ、どんなのか見てきてくれって」

 

「毒見ですか?」

 

「言い方悪いぞ、下見と言うんだ」

 

「というかクレアの奴、イタリアン好きなのか?」

 

「昔から、自分はなんでロシア人なんだって言ってたよ。きっと前世はイタリア人だって」

 

「それなら、優里、お前パスタ作るのうまかったよな?」

 

「ええ、一応得意料理よ」

 

「今度作ってやってくれ」

 

「どうせなら俺のも!」

 

「俺のも」

 

「……俺も」

 

「はいはい、ようは全員分ですね」

 

「頼むぜ」

 

「はいな…」

 

若干乗り気出はないが、彼女の顔はまんざらでもなさそうだ。と今になって明は思う

 

 

――――――――――――――――――――――

 

時計の秒針とペラッと言うページをめくる咎響く部屋に、ノックの音が響く

 

「クレアさん、食事ですよー」

 

「ん、もうこんな時間かい」

 

「クレアさん、お仕事じゃこんなゆっくりしたことないでしょう?」

 

「そうだねえ、逆に暇になるよ」

 

「ふふ、しばらくは安静にしてくださいね」

 

「分かってるさね」

 

――――――――――――――――――――

 

「うーん、お前ら食いすぎだ!この野郎!」

 

1m以上あるレシートを眺めながら、デイヴは叫んだ

 

「ご馳走さまです」ぐふぅ…

 

「クソッ、なんでどいつもこいつも財布を持ってきてねえんだよ!」

 

「吐きそう…」

 

「大丈夫か?」

 

「大、丈夫だ、問、題ない…!」

 

その後、基地に帰った明達は、食い過ぎでダウンしてしまった。因みに家に帰る気力もなかったので、全員で当直したらしい。

 

 

――――――――――――――――次の日

 

 

「おはよう、皆、朝のランニングを始めるぜっ☆」

 

は?もといWhat?と言う

 

「お金返すか、ランニングか選べ」

 

ゴゴゴ…というどこぞの奇妙な冒険よろしく、後ろに吹き出しを出すと、お金と全員が答える

 

「よろしい」

 

 

 

――――――――――――――――

 

「クレアさーん、起きてくださーい」

 

「ん、今何時…?」

 

「今は9時だな」

 

デイヴが答える。

 

「ん、そうかい…って隊長?」

 

「よぉ、例のイタリアン、食ってきたぜ、皆食い過ぎて基地で死んでるよ」

 

「そうなの?味はどうだった?」

 

「んー。はっきりって微妙。普通に自分で茹でる方がいい」

 

「そう、ありがと、わざわざ」

 

「あの、そろそろ朝食を…」

 

「ん、悪い」

 

「食べるまで待ってて」

 

「じゃあ、ちょっと外の空気吸ってくるわ」

 

「分かった」

 

 

 

 

「ん、そう言えば今日って日曜日だっけ?」

 

「あぁ、だから今日は暇なんだ」

 

「そう」

 

「……ちょっと、外の散歩でもしないか?」

 

「え?」

 

「車椅子、借りてきた」

 

「……うん」

 

 

「久しぶりに朝日を見た気がするよ」

 

「俺一人で来れねえからな」

 

「最近アンノウンズは出るの?」

 

「うん、めっちゃ出る」

 

「こっちはすごく暇だよ、毎日のんびりしてるし」

 

「羨ましいな」

 

「ふふ…」

 

「なぁ、お前は何でこの仕事を続けてるんだ?」

 

「え?」

 

「この間みたいに、死にかけることもある。それなのに、どうして……」

 

「人を守るため、人の幸せを守るため、かな……」

 

「……なるほどな」

 

━━━━━━━━━━━

 

「あ、隊長がツイートしてる」

 

優里がパソコンを見て言う

 

「なんて?」

 

「『いま、嫁の入院先で散歩してまーす』」

 

「あいつツ◯ッターやってたのか。っておい、なに勤務中にツ○ッターやってんだよ」

 

「意外ですねー」

 

「で、あいつ、何でクレアにネコミミつけさせてんだ?」

 

「うーん、完全に振り切ってますねぇ……」

 

「お前、これはヤバイぞ」

 

「まぁ、いいじゃないですか」

 

━━━━━━━━━━━━そして、1か月後……

 

「ふぅ……ようやく退院さね」

 

「お疲れ」

 

「あれ?隊長だけ?」

 

「あぁ、今から市役所行くぞ」

 

「え?何で?」

 

「……婚姻届け、出さないのか?」

 

「あ……」

 

「ほら、早く行くぞ」

 

「……うん」

 

━━━━━━━━

 

「お二方、おめでとうございます」

 

 

「……これから宜しく、クレア」

 

「こちらこそ、宜しく」

 

こうして、クレアはクレア=チャンヴァーから、クレア=ラジンスキーになった。それと同時にデイヴは、クレアの指に

 

 

 

 

 

 

そっと指輪をはめた




クレア「さぁて!次回はカオス回!」

デイヴ「物語の約80%は茶番で構成されてるぜ!」

クレア「次回!【ロストメモリー】、お楽しみに!」

デイヴ「次回を持て!」

クレア「……こんな感じでいいの?」

デイヴ「オーケー。出来ればネコミミも……」

クレア「とか言って、もう100枚以上は撮ってるさね!」

デイヴ「サアテナンノコトデスカー?」

クレア「」ムカ~

優里「まあ、ということで、お楽しみに!」

明「次回を待て!」
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