ハイスクールD×D 邪神に拉致された元普通の高校生 作:真庭猟犬
「お兄ちゃんはスゴイね」
「(ミノタウロスを操ってた術者か・・・。
「アハハ。私はリネットだよ。お兄ちゃんは何て言うの?」
「呉羽翔悟」
「翔悟お兄ちゃんか・・・。ねえ、お兄ちゃん。私と遊ぼう」
「(殺気。こいつ殺る気だな)いいぜ。遊んでやる」
「アハハハハハ!! いくよ!
リネットが両手を左右に振るとさっき倒したミノタウロスと同じ雰囲気の元々は人形のモンスターが13体現れた。
「これが私の神器、
そう言うと同時にモンスターが襲い掛かる。
「アハハハハハハ!! 死んじゃえー!!」
「オラァッ!!」《ドゴゴゴゴゴゴッ!!!》
『ギャアアアアアアアアアアッ!!!!!』
「………え?」
今の流れを簡潔に説明すると…
モンスターが俺に襲い掛かる。
↓
半龍モードなので、人間時より動体視力と身体能力が遥かに強化されているのでモンスターの動きが止まって見える。
↓
一気に加速して一体ずつ殴り飛ばしてもといた位置にもどる。
↓
リネット茫然。
ってわけだ。
チートの塊と言われた俺ならこれぐらいは余裕だ。
「え? え? な、なんで…?」
「遅すぎ。俺に一撃入れたいなら神の武器を用意しな。もっとも、亜音速くらいのスピードはほしいがな」
「う、うううううううう」
ありゃ、涙目だ。
勝利を確信したと思ったら撃退されてダメだしだもんな。プライドを打ち砕いちまったか。
「で、どうすんだ? 言っておくが、この半龍時でも本気の半分ぐらいの力があるし、俺には無限とほぼ変わらない数の神器や武器を所持しているからな」
「…勝てない(ズーーーーン)」
「翔悟ー、大丈夫にゃ、って何この状況?」
あ、黒歌達が戻ってきたか。
こいつ(リネット)は尻尾で捕縛すっか。
「フムッ!? ムムムーーーーーーーー!!?」
俺の龍としての尻尾というより体全体は色んな物に変化できるので、ご都合主義な物質にも変化可能だ。
今回は尻尾を伸縮自在、斬れず痛覚はない上に大きさを変えることができるものにした。
チート万歳だ。
「んじゃま、特殊ゴースト達の討伐といきますか」
『オーーーーーー!!』
「ムーーーーーーー!!!!」
約一名がうるさいが無視だ。
「メガトンパンチ! ファイアー・ブレス! アイス・キャノン!」
「ハアッ!」
「ガウッ!」
「食らうにゃっ!」
「そこっ!」
ファイブーやサ・ブー等、特殊なゴーストは俺が担当し、残りのゴーストは黒歌達が担当して屋敷内を探索していく。
大砲は体内に取り込んで俺の能力の一つにしておいた。
車輪はあるけど結構重いのでこうした方が楽なのだ。
そんなこんなで進んで行くと―――
「…………」
異様な魔力を持つ三つ目のゴスロリ少女がいた。
禍々しい魔力の中に別の魔力がある。
おそらく、【マスター・ブー】に操られてるな。
「セバスチャン。あの子は……」
「ワタシがお使いしていたお嬢様です。しかし、なぜ悪いゴースト達の方に…」
「あのお嬢様の魔力に別の魔力があった。多分、黒幕の駒として操られてるな」
「そんな!?」
「気をつけて! 何か仕掛けてくるよ!!」
「「「「!!」」」」
「殺れ!」
『グオオオオオオオオォォォォ!!!!』
『HAHAHAHAHA!』
お嬢様が原作と同じ人形を二つ取出し、叩きつけるとフランケンとドラキュラが姿を現す。
リネットの時とは魔力の量が違う。こっちの方に魔力を注ぎ込んだようだ。
現にあれほどムームー唸ってたリネットがクタッと力が抜けている。
「フランケンは俺がやる! みんなはドラキュラの方を頼む!!」
『了解!』
「(セバスチャン)」
フランケンに殴り掛かりながらセバスチャンに念話をする。
コレはゲンさんの山に住んでいた一風変わった妖怪から教えて貰った能力だ。
「(なんでしょうか?)」
「(俺の分体をいくつか出すから、あのフランケンに電気を送っている機械を見つけて壊してくれ)」
「(やはり、あの怪物には機械が混じっているのですね)」
「(元々は人形とはいえ、アイツは人造人間みたいなもんだからな。俺が応戦して弱らせておくから機械の方を頼む)」
「(わかりました。お気をつけて)」
「(ああ)さあて、邪神龍の狂気的な娯楽の始まりだ!!」
ある程度は耐えろよな、ポンコツ。
次回、ボスラッシュと屋敷の戦いの終焉です。