ツインテールの女の子凰 鈴音と出会った次の日
今日は何もしていずにぼーっとしていようと思う
俺が起きたのは12時過ぎそれから近くのコンビニで弁当とジュースを買ってそれからぼーっとしている
4時過ぎになった小学校が終わる時間だ、普段ならこの時間帯からフラフラ歩きに行くのだが、今日は1日ぼーっとするって決めてるからそんなことはしない
「本当にいたのね」
後ろから声をかけられる
「ん?」
後ろを振り向くと凰がいた
「よー、って本当に来たんだな」
「当たり前よ!」
凰はベンチに座るとランドセルの中からプリントを出してテーブルに置く
そのプリントを見ると、龍とかかれてある
「龍? それがどしたんだ?」
「これがアンタの名前よ!!」
「…………は?」
「だから! これがアンタの名前!!」
「なんでそこまで」
よく見ると凰の目の下に隈ができている
「べ、別に名前がないと呼ぶ時に不便だから名前を考えてきてあげただけよ!!」
か、可愛いっす!やばいっすロリコンに目覚めちゃいそう
「ありがとな、凰」
俺は凰の頭を撫でる
凰は顔を真っ赤にしている
「と、ところで龍ってなんでお金持ってるの?」
や、ヤベェなんて答えるかな
「ま、まあ色々だよ」
それから凰と6時になるまで話した。すごく楽しかった、初めてこっちの世界に来て良かったと思うくらいに楽しかった
あれからかなりの時間が経ったもう俺は13歳だ。
これまで凰と一緒にいて分かったことがある。とにかくツンデレだ! しかも中学生になってかなり美少女になっている俺はこれまでは知らなかったが美人のツンデレは需要があるということを知った
今日も凰は公園に来ると言っていた、一回心配になって友達いるか? と聞いた所仲のいい友達はいると言っていたので安心した
「あっ、いたいた」
声が聞こえたので振り向くとタッパーを両手に持った凰がこっちに来ていた
「それは?」
凰に聞いた
「酢豚よ!」
「凰が食べ物持って来たのは初めてだな」
凰は自慢気にタッパーの蓋をあける
「へー、美味しそうじゃん」
かなり美味しそうだったので感想を言う
「今日の夜ご飯作り過ぎたから龍にあげるわ!」
ツンデレですね、俺にくれる為に作ってきてくれたんですねってそれは自意識過剰か………
「それじゃあいただきまーす」
凰から割り箸を貰って酢豚を食べる
「ど、どうしたの!? 不味かった?」
「普通に美味しいけどなんでそんなに慌ててんの?」
「だって泣いてるじゃない!」
俺は言われてから気づいた自分が泣いていることに
「ち、違う! これは泣いてるじゃない!!」
鼻水まで出てきた
「ほ、ほらこれティッシュ!」
凰からティッシュを貰って鼻水と涙を拭く
「落ちついた?」
「ああ」
「やっぱり不味かったの?」
「違うよ…………なんかさ、人が作ってくれたご飯食べるのが嬉しくてさ、これまでコンビニ弁当だけだったから」
「なら私がこれからも作ってあげるわ!!」
「はは、ありがと」
それから何日かたって凰が帰国すると言ってきたそして今日が帰国する日だ
「これまで色々とありがとな!! 俺、凰に会えて良かったよ本当に」
今いる場所は空港前だ、シミジミした別れはあんまり好きじゃない
「うん、最後に聞いてもいい?」
「なんだ?」
「なんで最後まで鈴って呼んでくれなかったの?」
「…………恥ずかしかったから、それに最後じゃないさ、また会えるって」
「そう……」
普段は元気なのに元気がねぇなー
「ちょっと手出してくれ」
「え?」
鈴は手を出してくれた
「ほらこれ」
俺は手のひらに御守りを置く、そのまま御守り握らせて手の甲を上にする、しゃがんで鈴の手にキスをする
「な、何を!?」
「鈴、この御守りを俺の事だと思ってくれ。鈴が辛い時に俺が行けるかどうかわからない…だからこいつを俺だと思ってくれ、それでまた会っていろんな話をしよう」
うわ〜、恥ずかし過ぎだよ! 黒歴史確定だなこりゃ
「分かったわ! 次会う時を楽しみにしてるわね!」
鈴は笑っている、やっと普段通りになったか
「まあ、こういうのはイケメンが言った方がいいんだと思うけど」
「そんなことないわ!」
「そっか、またな鈴!」
「またね龍!」
鈴は空港の中にはいっていった
「これでまた1人か……」
その日の夜は泣きながら眠りに落りについた