カラン コロン
[モデラーズショップ 三田]ここは、創の行きつけの模型店である。
ガンプラや戦車、戦艦、エアブラシ等模型関連の物ならほぼ揃う、
知る人ぞ知る店である。
その店のレジでスマートフォンをいじっている。
この店、唯一の店員がやる気なく、挨拶していた。
男性店員「いらしゃいませー」
創「志下さん、新しいキット入ったー?」
志下「おお、創か、昨日のメール返信来なくて焦ったぞ」
創「メール?」
志下「昨日の夜9時くらいにメールしたぞ」
創「あ、わりい、その時ゲームしてた」
志下「じゃあ、あれ入れたんだな」
創「あれ?」
志下「同人ゲーム。運営って所から来なかったか」
創「ああ、あれね。・・・・・・・・って、なんで志下さんが知ってんのΣ(゚д゚;)」
志下「運営名乗って送ったのは俺だ(ドヤ顔)」
創は混乱していた。創が中学生の頃、たまたま知り合った志下さんが
SF作品みたいな、すごいゲームを作ったのでわないか等いろいろな考えを
巡らせていると、
志下「言っとくけどなあ、あれ、俺が作っった奴じゃなくて、俺がやってて
面白かったからお前を招待したんだぞ」
創「え」
志下「俺があんなすげーもん作れねーよ。運営名乗って、あのサイトに
飛ばしたのは俺だけど、サイトは元からあったんだよ。
そりゃあ多少、メールをそれっぽくして、送ったけど
ゲーム自体は誰が作ったのかは、わからん」
創「そうだったんですか」
志下「お前が前に『プラモを戦わせたいなー』って言ってたかよ、招待したんだよ」
創「そういえば、前来た時そんな事言ったような、言わなかったような」
志下「まあ、とにかく今夜もログインしろよー、俺のギルドのみんなにも紹介したいからよ」
創「え、志下さんギルマスなの?」
志下「まあ一応な、大型ギルド[ゴールドスカル]ってやつだ。人数は少ないが
みんないいやつだぜ」
創「え、ゴールドスカルのギルマス(;゚Д゚)!って冗談でしょ(≧∇≦)」
志下「マジだ」
創「冗談きつすぎるよ。それにもうギルドには、入ってるんですから」
志下「なに、どこのギルドだ」
創「ユー・ミリアって人の[@ホームパーティー]ですけど」
志下「ユー・ミリアって[血の雨のユミ]か」
創「いや、そんな怖い二つ名がある人じゃなさそうでしたから、他人じゃないかと」
志下「まあそれなら、いいんだが、もし抜けたくなったら俺の所に来いよ
何とかしてやるから」
創「はあ、ありがとうございます」
その後も創と志下はたわいない話をし、時計が2時頃をさした頃
創「それじゃそろそろ、店もすいてる頃なので帰りますね」
志下「おう、またいつでも来い」
創「ええ、新しいキットが入る頃に」
カラン コロン
こうして創は店を後にした。
創(でも、志下さんの話だと4年前からあのゲームはあった。何かが引っかる。
そして、何かやな予感がする)
その頃、創の部屋
美穂「どうやら、エロ本は無いようね、ゴミ箱にもガチガチのティッシュも
ないみたいだし、今夜が楽しみね(ΦωΦ)フフフ…」
「俺、違和感」終わり
牢獄のような部屋には、一枚の書置きがあった。
「僕がいつも出てくるとは思わないでね。Aより 」
次回「俺、逃げる(ガチ)」