鋼殺しの魔王 <凍結>   作:フィル

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今回は色々と報告するつもりです。


閑話 眠りの神々

 

 

 

 

 

 

 

ここは灰色の世界。

 

「ここっていうことは・・・」

 

あの人がいる。武は振り返った。

 

「お母さん」

 

そこにはパンドラがいた。

 

「武、最近ぶり」

 

パンドラは薄く笑った。

 

「いやー、今回は死んじゃったわね。でも大丈夫。生き返るし、今回は権能も手に入るし、万事OKよ」

 

「それにしても便利な力だ。これは岩戸隠れの力か?」

 

「うん。天照大御神様がお隠れになった時の力。一度太陽は隠れたけど天手力男神様のおかげで最終的には再び太陽は現れた。その意味で朝日が昇ると復活できるの」

 

パンドラがかわいい仕草をしながら説明する。ところどころ色気を感じさせる。

 

「さっすが天照大御神様が認めた子。強いわ~」

 

元気よく言ったが、途中、何かを思い出したのか声に覇気がなくなってきた。どんよりとした表情になった。

 

「どうした?」

 

「・・・聞いてくれる?」

 

「おう」

 

「いやー、息子からのお願いなら、少しくらい神様の理を破ってもいいわよね。しょうがない」

 

・・・うぜぇ。

 

「あのね。今、本当に人間界に危機が迫っているの」

 

「例の【最強の鋼】か?」

 

「それ以上の危機。【終焉の闇】が次々と眠っている神を起こそうとしているの。特定の神を狙っているわけじゃないから、もうめちゃくちゃ。このまま下手な鉄砲数撃ちゃあたる戦法だと【最強の鋼】を起こしそうだし・・・・もう最悪」

 

「そいつは迷惑だな」

 

「その影響で新しい神も顕現するかもしれない。場合によっては神の理を捻じ曲げて私たち真なる神が【終焉の闇】を抹殺にかかるかもしれない」

 

「なぜそんな神が・・・名前は?」

 

「ごめんなさい。それだけは言えないの」

 

「・・・そうか」

 

少し残念だ。

 

パンドラはまだ続ける。

 

「それよりも眠っている神が問題」

 

ため息をつき、憂鬱な表情を浮かべる。その表情はかなり色気があり、ドキッとした。

 

「【最強の鋼】以外にも眠っている神は何十柱もいるけど、今まではほぼ世界が終わるまで眠っている予定の者がほとんどだった。けれど、【終焉の闇】はその中でも比較的起こしやすい神を顕現しようとしている」

 

「一柱は世界を破壊し、【すべてを支配する最強の神】」

 

「一柱は世界を創造し、【すべてを創造する無敵の神】」

 

「一柱は世界を平定し、【すべてを従属する最悪の神】」

 

「一柱は世界を流浪し、【すべてを殲滅する流浪の神】」

 

「一柱は世界を征伐し、【すべてを征服する源流の神】」

 

とパンドラはいっきに言う。

 

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・このうち四柱は、あなたの住む東の果ての国に眠っているわ。【最強の鋼】を合わせると五柱ね。まぁ……他にも一杯いるけどね」

 

「そんなやつらに勝てんのか?」

 

「大丈夫よ。いや、大丈夫じゃないけど・・・この中に2柱はすべての神々から敵とされているから同士討ちもありうるわ」

 

それに、と続ける。小声で少し、「まだ厄介な宿命の鋼たちがいるしね……」と言った。

 

「ちなみに、このことはわたしの子供全員に伝えるから、記憶に残らないけど、無意識に覚えているからがんばってね」

 

そして―――と言葉を続けた。

 

「人の世が危なくなっている。私たち神が地上にまつろわぬ神として顕現しても完全に人類を滅ぼすことはない。何よりも世界の均衡を崩すことはない。けれど、あの人間は科学と呪術の中間を使って人の世に災厄をもたらそうとしている。あれ自身、人の領域ではあるから、真なる神が抹殺しに行くわけにもいかない。だから、地上の者に任せるしかない」

                          

パンドラは武の頬に手を添える。

 

「あなたは、鋼を殺せる魔王。鋼殺しの魔王。きっとすべての【鋼】に・・・【最強の鋼】にだって勝てるわ」

 

顔を顔が・・・唇と唇が触れる直前まで近づく。

 

「生きなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかの病院のベット。

 

眠りから覚めた。なんか非常に大切なことを忘れているような気がする。

 

横を見ると恵那が・・・本当に信じられない、といった表情をしている。

 

さまざまな表情を見せながら最後には涙をあふれさせた。

 

「お・・・さま・・・・王様ッ! 王様ッ! 王様ッ! ・・・・王様ぁぁぁぁぁあぁぁぁあああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

恵那は武に抱き着いて、子供のように泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、報告や質問などを書いておきます。

最近は忙しいので一々書いて投稿していたら話にまとまりがなくなりそうなので、物語を書き溜めてから投稿しようと思います。
次回は一週間後くらいにはならないと思います。

質問があります。


この作品は清秋院恵那をヒロインに考えていますが、彼女の神がかりの性質上、海外に行ったり、短い期間で神々を倒しに行くなどが難しいヒロインです。
私としては日常会はあまり考えていないので、いっそのこと別の人をヒロイン・オリジナルヒロインにしようかなとも考えています。
(または海外に行くごとに使い捨てヒロインを出すカブトボーグ戦法)
もしくは、二次創作なのだし原作の設定はある程度無視しようかなとも考えています。
どうでしょうか?





主人公と原作の時間設定ですが、今書き溜めているのでは原作に沿っているので護堂と戦うなり、裏で別の神と戦うなりしているのですが、原作以上に多くの神々と戦わせる予定なので、原作の時間設定を考えると主人公が異常になってしまいます。
そのことを理由に清秋院恵那を出すのも難しいです。
回避する方法としてはいくつかあります。

二次創作なのだし原作の設定はある程度無視。
そもそもの設定を変更して高校生ではなく大人にする。職業・魔王。
子供の時にカンピオーネになったから過去編として物語を書く。
これらの場合は少しの書き直しをします。

爆笑展開として神殺しに熱中しすぎで途中から退学する。があります。
最後の無理矢理感のものとして夏休み・冬休みに神々と戦いまくる。があります。

あと、主人公の日常回を多くは書くことはないかもしれないので、ヒロインをあまり出さない。もしくは道中で会うだけの一匹狼設定にし、草薙護堂とはまた違った人物にしてもいいですね。
どうでしょうか?



まぁ、途中から独自設定・独自解釈の自己満足設定になる予定なので原作無視も、時間設定も今更なんですがね……
自己満足設定が本格的になるのは原作の「かりそめの聖夜」になると思います。




最後に……神の正体をある程度隠しながら進行することに決めたので神格暴きのコーナーでも作ろうと思います。
手始めに今回のを……
隠さない神も出すので毎回にはならないと思います。




感想待っています。







上記のことを活動報告にも書き、アンケートもやります。





長いこと書きました。大変失礼しました。


では、また遠いうちに……






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