緋弾のアリアに死の外科医の能力を持つ人間が転生するようです 作:海王
神谷がリサ、パトラ、ヒルダの共有となって数日が経過した
神谷はヒルダの依頼である魔女連隊の傘下組織を守るべくフランスのある場所に赴いていた
フランス
ヒルダの頼みで魔女連隊の傘下組織の近くにまで足を進めた神谷
近くに来たのはいいものの、どこかがわからず、使者を待たざるを得なかった
「ったく…ヒルダ屋の傘下はどこにいやがる…」
周囲を見渡す神谷
その時、スーツ姿のメガネをかけた女性が神谷に近づいて話しかけてきた
「神谷様ですね、ヒルダさんからお話は伺っております、私、ステファンと申します」
「ようやくか…仕事は?」
「そのことですが、移動しながらお話ししましょう」
神谷とステファンは拠点へと歩を進め始めた
「ステファン屋、仕事は?」
「はい、近いうちにバチカンと武偵の挟撃を受けるらしく私共は拠点を移そうとしています、ですので神谷様には殿を務めていただきたいのです」
「分かった、俺が捕まえた相手はどのような拷問を加えてもいいのか?」
「そのことですが、自由にやっていただいて構いません」
「分かった」
話をしているうちに傘下組織の拠点に到着した
傘下組織拠点
傘下組織の拠点にたどり着いた神谷は傘下組織に所属する魔女たちにいろいろと質問攻めに遭っていた
「どうして男がここにいるの?」
「それは…」
「あっ、でも可愛い見た目、この服似合うかな~」
「おま…」
「あとで実験に付き合ってくれませんか?」
「なっ…」
魔女たちに取り囲まれて為すすべがない神谷
「貴方達、男の人が珍しいのは分かるけど引っ越し準備に戻りなさい…」
「分かりましたわ…」
「ちぇ~わかったよ~」
「・・・・・チッ」
魔女たちは引っ越し準備に戻った
「すいません、私の部下たちが…」
「ステファン屋、急いだ方がいい」
「分かってるわ」
「殿は任せろ、お前らは急いで逃げる準備をしておけ」
神谷が撤退の殿を務めているうちに魔女達は撤退準備が完了した
「撤退準備が完了したわ」
「だったらさっさと撤退しろ」
神谷が撤退をせかす
その時であった!武偵局と教会関連の人間が傘下組織のメンバーを捕えようとなだれ込んできた!
「チッ…さっさと逃げろ、足止めはしといてやる」
神谷はROOMを発動しシャンブルズで前の武偵局の車両と魔女たちが乗っているトラックの配置を入れ替えた
「雇い主とは悪縁も縁、ここでつかまってもらってはつまらねェ」
「エル・ワトソンだ!冥医神谷!お前を逮捕する!」
「神崎・H・アリアよ!アンタを逮捕させてもらうわ!」
「魔女に付き従う貴方を審問します!」
メーア、アリア、ワトソンの3人と対峙する
「てゃあああああああ!」
アリアが先陣を切って二刀流で斬りかかってくる
「甘いな」
鬼哭で二刀流の攻撃を止める
「タクト」
神谷はアリアを浮き上がらせる
「下しなさいよ!」
必死にアリアは地面に着地しようと抵抗するがROOMを発動している神谷の前では無力
「アリア!今行くよ!」
ワトソンが飛びつこうとする
「計算通りだ」
神谷は浮き上がらせたアリアをワトソンの方に勢いよく飛ばし正面衝突を発生させる
正面衝突の衝撃でアリアは気絶するがワトソンはまだ健在
「よくもアリアを…アリアをやったな!」
ワトソンがサーベルで斬りかかってくる
「お前も…邪魔だ!」
斬りかかってくるワトソンの両肩をがっしりとつかむ
「なっ、ナニッ!」
「カウンターショック!」
零距離で強烈な電流を流されたワトソンは気絶する
「あの二人を圧倒するなんて…貴方を審問します!」
ジュラキュール・ミホークの黒刀夜と同じくらいの大剣を引きずるようにして斬りかかってくる
「チッ!」
零距離カウンターショックの影響で体が痺れているせいか防御できずに吹っ飛ばされる
「貴方には武器がありません、大人しく審問されてください!」
黒刀夜ほど大きい大剣で気絶させようとする
「シャ…シャンブルズ!」
幸いROOMを発動していた神谷は鬼哭を手繰り寄せて防御する
「そのような奇術を…!」
メーアは力技で押し切ろうとするが…
「どこを見ている…」
「えっ…そんなはず…!」
神谷と近くのマネキンの位置が入れ替わっておりメーアの背後についていた
「スタンロッド!」
片腕にカウンターショックの電流を微量に流し手刀でメーアを気絶させた
「コイツには聞かなきゃなんねェことがあるから連れていくとして、あいつ等の得物でも戦利品で頂いて帰るか」
神谷はワトソンから財布の中身(100万円少々)とサーベル、アリアからはガバメント二丁を戦利品として奪取し、メーアを抱えて近くの車のトランクに入れるとどこかに消えていった
移動中の車
「ヒルダ屋、お前の頼みは終わった」
「そう、ご苦労だったわね」
「あぁ、だが、メーアという聖女を捕虜でとらえた」
「そう…いい、神谷…彼女は昔に私の首をはね落とした忌々しい奴なのよ」
「それで?殺すのか?」
「殺しはしないわ、ただ、色々と聞きたいことがあるからちょっとは拷問するかも」
「そうか、首輪と手足に手錠をかけてある」
「気が利くのね、神谷は…パトラやリサもこっちで待ってるからまたあとで会いましょ、戦利品を手に入れてるならすべてあなたにあげるわ」
「そうか…」
神谷は指定合流場所へと車を運転していった