コープスパーティー しあわせのサチコさんをした結果 作:雨宮陽花
つまらないと思いますよ。
昼下がり、誰もが食事をしているかしたあとの時間帯。
長袖シャツ、ズボンを着ている青年とワンピースを着た青年よりも少しばかり小さな少女とが一緒に歩いている。
しかし、少し周りの人と違うのは青年はマントにわざと手を通さずに羽織っていて、少女はそれよりもとても短いマントを着ている。
しばらく歩くと青年が少女に少しだけ顔を向け、気だるそうな表情をする。
真「…面倒くさいから帰っていいか?ゆうちゃんよ」
結「誰がゆうちゃんよ、誰が。あと面倒くさいじゃないわよ、せっかくお泊り会に誘われたのに断るの?」
青年に対し、少し怒ったような声でそう言った。
真「んだーかーらー、面倒なんだって。家にいた方がマシだろ」
まるで当たり前のように言う青年こと霜月真叶。
さすがに呆れる霜月結奈。
結「…あんたって本当自由奔放ね。私がいなきゃ変な所に行ってそうだったわ」
真「そんなことはない。ただ公園で寝るだけだ」
ため息をついた後の結奈の前に立ち、親指を立てる真叶。
…傍から見れば単なる引きこもりと少女。一応兄妹。
そこに偶然同じ道を通る小さな銀髪の女子とその少女より大きい緋色の髪をした女子。
零「ん…?あれ、貴方達も私達と行く場所一緒なの?」
いきなり声をかけられて驚いた様子の2人だったが、顔をお互いに合わせてから気だるそうにしながら面倒くさそうに言った。
真「あ-?そうだが?お前らはあれか、女友達ってところか。男が浮いて面倒になるな」
言い終えると頭をボリボリ、とかく。
零「あぁ、うん、そうだよ。女友達。あと行く場所が同じなら一緒に行き―――」
夢「…零花、せめて歩きながらでも自己紹介しよう。ね?しよう。あといきなり知らない人に話しかけない」
ワンピースを着た銀髪の小さな少女の肩を手でつかんで止め、割ってはいる何故かメイド服のその子より大きい少女が少女に向けて言う。
零「……。そう言えばそういうものだったね。ごめん、話しながら全て話すよ」
ある少女の家に向けて4人が再び歩きだす。
零「私は葉月零花。まぁ、人間だといいね?それでこれから実花の家に行くのはお泊り会に誘われてね。ちょうど退屈してたし、楽しめるかなーって思ってきたんだ」
ニコニコ、と微笑みながら真叶の隣を歩く零花。
夢「私は葉月夢羽。ただ零花が行くって言うからなんとなくついてきました。それ以上の理由はありませんね」
零花の斜め後ろをまるでつき慕うかのように歩いて話し、最後に微笑んで見せた。
結「そうなのね。私は霜月結奈よ。そこにいる兄がお泊り会に行くって言うもんだから不安になってついてきたわ」
半眼で左隣を歩いている気だるそうな青年を見つめながら言った。
青年は自己紹介するのが面倒くさい、と言わんばかりの雰囲気をまとっている。
頭をボリボリ、と面倒くさそうにかく。
真「あー…俺は霜月真叶、だ。群れてわいわいするのはあんまり好きじゃないんだが、夕食は一部の人で作るっつうから来た。本当は面倒くせぇ」
結「…これだから不安になるのよ、このニート!」
真「俺はニートじゃねぇよ!?」
一方、小安家では。
実「…ね、ねぇ。皆来ると思う?蜜柑、杏月」
不安そうに2人を見つめる実花。
蜜「来るんじゃないか?多分だけど」
杏「く、来るよ。途中で自己紹介してそうな人達もいそうだけど」
苦笑いしながら言う黒髪の女子と悪魔のように広い翼を持つ小さな女の子。
実「そ…そうだよね。うん。まぁ、自己紹介は先に済ましてもらっておいた方が楽だから別にいいかな」
少しだけ安堵したように表情を緩めて言い、それからうなずく。
杏「と、ところで…準備を手伝うためだけに私達だけ早く来させたの?」
困ったように笑いながら肩をすくめて実花の方を向きながら。
実「あぁ、うん。初めて9人でお泊り会するもんだからね。だからちょっと準備が必要だったんだ」
左手を顔の前に縦にしながら、右目をウィンクするかのように閉じながらそう言った。
杏「なら…仕方ないね。別にいいよ、私は」
蜜「私は暇して釣りしてたんだけどな…」
実「いや、貴方は暇人でしょ」
蜜「釣りしてる辺りで察してよ!?」
…そんな平和な会話をしていた。
文章力不足…ですね。
ですが、なんとか頑張っていこうと思います。
次回もまた日常になるかもしれません。