コープスパーティー しあわせのサチコさんをした結果   作:雨宮陽花

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まだ日常です

つまらないと思いますよ…?


2話

昼下がり。姉妹と2人が歩いている同時刻に裏道を通る2人がいた。

泰「…買出しにつきあわせて悪かったね」

申し訳なさそうに笑いながら隣にいる頭1~2個違うであろう男性に言う。

少女…泰代はやや軽いレジ袋を1つ、持っている。

遥「いやいや、いいんだよ。僕の方が比較的力あるだろうし、料理は僕にも任されててね。だから変わらないよ。あと2人も手伝ってくれるみたいだしね」

口元を緩め、明るい声でそう返す男性は両手に2つずつレジ袋を持っていた。

5つあわせて9人分ちょうどあるかないかの量。

泰「あと2人?あたしは聞いてないけど。ただ料理が上手いだろうからって理由で呼ばれた」

遥「だったらその服…着替えたらどう?」

苦笑しながら少女の着ているショートタイプのメイド服を一瞥する。

靴下の長さはスカートの短さにあわない短めのもの。

泰「え?こっちの方があたしにとっては料理しやすく、動きやすい服装なんだけど」

遥「……他にもあっただろうに……」

調子よく言う泰代の言葉を聞いて呆れる遥季。

それ以降、会話は比較的なかった。

 

 

数十分後。小安家で買った物の片付けやら料理の下準備やらをした後のこと。

零「ねぇ、実花ー。自己紹介っていると思うー?」

リビングの左真ん中に座っている零花が右手で頬杖をつきながら言う。

実「そうだね。した人もいるだろうけど、全員揃った状態じゃしてないし、した方がいいと思うよ」

上側にたった1人で座っている実花がそう答えてから、実花から見て右3つに座っている夢羽・零花・蜜柑を一瞥し、実花から見て左3つに座っている結奈・真叶・杏月を一瞥し、それから実花から見て真正面にいる泰代・遥季を一瞥する。

零「分かったよ。…私は葉月零花。一応人間だよー。宜しくね」

夢「一応はやめなって…」

笑顔で自己紹介する零花に小さな声でつっこみをいれる夢羽。

杏「私は椎葉杏月。背中のこの翼で分かっちゃうだろうけど、吸血鬼だよ。あぁ、襲わないから安心してね。…って言っても警戒されちゃうかな」

どこか不安そうな表情を浮かべるのと、悪魔のような翼が下に向くのはほぼ同時だった。

実「そんなことないと思うよ。だってみんなの荷物運んだのは杏月ちゃんだもんね」

真「おぉ…そりゃ楽だったわけだ。先輩、お疲れ様です!」

結「兄さん…いえ、真叶。あんたは一言多いって言ってるじゃないの」

にへら、とどこにも感謝の文字の見えない笑顔を浮かべる真叶を少しきつい口調で咎める結奈。

 

杏月は少しだけこの人は将来無職(ニート)になりそうだな、と思った。

夢「まぁ、私もしますね。私は葉月夢羽、です。髪の色は地毛なので、気にしないでください」

言い終えると愛想よく笑みを浮かべた。

2人目のメイド服姿の女子…なのだが、靴下はミニスカートにあわせ、ハイニーソを履いている。

狙っているのか、絶対領域が出来ている。

結「私は霜月結奈、よ。そこにいる男の妹、とでも覚えておけばいいわ」

左隣にいる真叶の右耳を軽く引っ張りながら言い、言い終えると同時に離した。

暫くは自己紹介が続いた。

 

 

零「やったぁ!また一番乗りぃ!」

そう言いながら右手を高々と天井向け上げて、子供のようにはしゃぐ零花。

床に広がっているのはボードゲーム。

夢羽・真叶・遥季がそのボードゲームの箱のそばに座って2人だけが、お金の管理をしている。

結「あんたっていがいと大人びてると思ったらそう言う一面があるのね。いがいと面白いわ」

物珍しそうにその様子を見つめる。少しばかり口元が緩んでいる。

蜜「そうだね。あと皆でこういうのやると楽しいね?ルーレットを回すのが慣れなくて大変だけど」

楽しそうに笑いながら遊んでいた人生ゲームのボードを眺める。

零「え?これって楽しんだもの勝ちじゃないの?」

結「それもそうね。でもあんた…5回やって5回共一番乗りってどれだけルーレットの運に恵まれているのよ」

零「なんでだろうね。…私でも分からないや」

最初笑いながら話していたものの、本当に分からないのか零花はきょとんとした表情になる。

夢羽「偶然が重なるともう奇跡みたいだね。むしろ幸運?」

クスクス、と笑いながら首をかしげ、楽しそうな声で言った。

真叶は面倒くさそうに眺めながら、こいつらは楽しそうだな、と思った。

 

夢「9人じゃ遊べる人が限られちゃうね。どうにかならないものかな」

右腕を上にして腕組みしながら呟く。

実「いいんだよ。皆が楽しめればいいんだし」

真「……いや、俺参加したくないから。面倒くさいし」

結「だからいい加減あんたも学習しなさいよね」

結奈と真叶以外のほぼ全員がこいつは引きこもりになるな、となんとなく思った。

 

 

更に日が暮れ、夕方。小安家の台所。

夢「ねぇ、私が火を出さなくてもさ、ガスがあるんだからそれ使えばいいよね、ね?」

困ったように笑いながら話すが、夕食を準備する手を止めない。

実「その方が、ガス代浮いて楽なんだよねー♪」

夢「私の扱い方酷くない!?と言うか、節約なら別の方法があるよね!?そっちの方が楽だよねぇ!?」

リビングにもその声が聞こえるものだから一部の人をのぞき、思わず苦笑いを浮かべてしまった。

杏「…本当、平和だね。うん、平和…」

そう、呆れたような表情のままボソッと呟いた。




ほかの方みたいに上手くは書けませんが、このように書いていきたいと思っています

そろそろコープスパーティー要素が出るかと思います
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