10月31日。外の世界は今頃ハロウィン一色になっている頃だろう。かと言ってもこの幻想郷でもハロウィンはあるみたいで多くの人がハロウィンムードとなっており人里の家の玄関にはカボチャが飾ってある。正直な事を言うと幻想郷って毎日がハロウィンじゃねえの?だって吸血鬼とか鬼とか天狗とか人外ばっかいるじゃん。とか言っている俺も事実人外だけどさあ。
「・・・さて早苗と話してるかな。」
やる事も無いため早苗と話そうと神社にある自分の部屋から居間へと移動しようとする。居間へ向かおうと廊下に足を踏み入れようとした時、片足が宙を蹴った。・・・あのクソババア!!人の自由時間まで奪いやがって!為す術無くスキマの中に落ちていく雪羽。着いた場所は人里のハロウィン会場のど真ん中。自分の置かれた状況を理解した瞬間自分の服装が変わっている事に気づいた。
「いつの間に俺魔法使いの服装になってんだ?しかも軽く魔理沙と被ってるし・・・。」
雪羽の今の服装は魔理沙が男だったらこんな服装なんだろうなと思える服装だった。ここに立っているままでは迷惑な為適当に移動する。するとハロウィンとは思えないくらい普通の格好の青年がいた為声をかけてみる。
「ここハロウィン会場ですけど場所間違えたりしてません?」
「いや多分間違っていない。ここで紫にあいつの息子がここにいると聞いたからな。」
「あっ。それ多分俺の事です。」
「本当か!?」
謎の青年が雪羽の肩をガッと掴む。正直凄い痛かったが言ってしまったら俺が悪い人みたいに見える為あえて言わない事にする。かと言っても黙っているままでは嘘をついていると思われる為とりあえず答えておく。
「はじめまして俺は八雲 雪羽と言います。」
「俺は金見 優と言う。」
同じ名前という事に驚きながら挨拶を交わす。少し遠くで「本当の幻想郷に幻想入り出来たんだー!」という声が聞こえたがごめん。全然訳が分からん。訳が分からない為考えていると隣の人の肩にぶつかった。
「痛えな・・・どこ見て歩いてんだ。」
「すいません。」
「謝って済んだら医者はいらねえんだよ!」
「・・・後悔すんじゃねえぞ。」
一発顔面を殴り吹き飛ばす。所詮人間。妖怪の俺に勝てるわけねえだろ。すると優に思い切り後ろに引かれた。
「ゲホッ!ゲホッ!強く引っ張るんじゃねえよ!」
「お前は妖怪が人間に暴力を振るう事を良しと思っているのか?」
「・・・すまん。熱くなりすぎてた。」
「短気な所は直しておくべきだな。」
するとこの騒ぎに気づいたのかさっき叫んでいた青年がこっちに来た。
「何やってんだ君?」
「あ。さっき何か叫んでいた人。」
「何か叫んでいた人じゃなくて俺は打墨 時夜。君は紫の息子だろ?」
「なんで知ってるんですか。」
時夜さんから軽く説明を聞いたが時夜さんの幻想郷いや幻相郷は俺等の世界の幻想郷とは違うらしく霊夢達の理想から生まれた物らしくなんと言うかこう・・・元の性格とは異なりかなりはっちゃけた性格をしているらしい。あー・・・俺幻相郷だったら今頃気が狂ってただろうな。ってやばい完全に優さんの事忘れてた。
「・・・説明は終わりか?」
「ああ。まあ俺は幻相郷じゃなくて幻想郷の方が行きたかったんだけどな。」
「・・・どっちだ? 」
やっぱりこの人が言う事は全く訳が分からん。話の流れ的にはこっちなんだろうけど・・・。まあいいか。とりあえず俺はハロウィンを楽しむとしよう。正直早苗と一緒にいたかったけど。すいませんね優さん時夜さん。とか思いつつ今日一日優さんと時夜さんと過ごした。・・・あのババア帰ったらぶっ潰す。
「「雪羽・・・何か不吉な事考えているよな。」」
この後二人は無事に帰ったが雪羽は無事じゃなかったそうな。
はいというわけで記念編どうでしたか?やばい時夜君が変人みたいになってしまった・・・(笑)すいませんreiraさん。いやーTwitterの方を見ていた方なら分かると思いますがプレッシャーに潰されてました。なんとか書けて良かった良かった。さて改めてお二人共コラボしていただきありがとうございました!あっそうそうこちらのコラボについては一言かけてくれれば応じますのでお気軽にお申し付けください。では本編の次回も良ければ見ていってくださいね。