幻想五光輝コラボ編第1話 もう一つの未来
未来という物は複数の分岐点がある。今
結婚式から1ヵ月後。この1ヵ月の間に他の世界へと早苗が誘拐されそれを助けに行ったのは別の話。最初から同居生活を送っていた二人の為、あまり今までと変化がないように感じられるが実際の所はバカップルぶりに拍車がかかった感じである。場所は変わり別世界の幻想郷。幻想五光輝の世界である。茶髪を逆立てた髪型をしている青年が霊夢と一緒に行動をしていた。可愛らしい顔をしている為女性と間違えるかもしれないがれっきとした男性である。そんな彼は今霊夢と共に紅魔館へと向かっていた。
「・・・で、なんで紅魔館に行くわけ?ディアにでも呼びだされでもしたのかしら?」
「半分正解で半分外れ。実はパチュリーにも呼び出されたんだ。」
「へえ・・・あいつがねえ。今までそんな事あったかしら?」
「俺は覚えてないけどどうだろう?」
そう言って肩をすくめる青年。彼は
「遅かったな。」
「ごめんごめん。で、話って何?」
「そういやそうだった。早速話してくれよ二人共!」
「そう急かすな。お前は少し落ち着いたらどうだダーク。」
黒髪の青年に指摘され少し項垂れる藍髪の青年。黒髪の青年の方の名はは
「一つだけ聞きたい事があるがお前達は
「別の世界に違う未来の俺達がいるってやつだっけ?」
「まあ、そうだな。」
「で、それがどうしたってんだよ?」
「レイ。お前は守矢神社でどちら側に付くか選択を強いられたな?」
「うん・・・。でもそれとどう関係が?」
あの時の事を思い出しながら首をかしげるレイ。あの時俺が東風谷さんの所へ行っていたらどうなっていたんだろう。あの日以来レイがその事を考えなかった日は無かった。霊夢達と敵対するが失った真の記憶を取り戻した自分。だが本当にそれが自分にとって幸せなのか。その事をレイはずっと考えていた。思い出しているとパチュリーが口を開いた。
「実は・・・早苗の方に付いた世界のレイがね、早苗と一緒に八雲 雪羽のいる世界に乗り込んでいるらしいの。しかも二人だけじゃなくどんどん増援が増えている。」
「え・・・。それってもしかして・・・。」
「八雲 雪羽に別世界とはいえ自分の妻である東風谷その物と友人であるレイを斬れない事を利用したようだが・・・まさに外道だな。」
「それなら早く助けに行かなくちゃ!」
「すぐには無理よ。別世界のあいつらが干渉して少し時間がかかるの。」
「なら・・・。」
そこから先の言葉が出ず、ただただ黙り込むレイ。一方その頃境壊伝の世界では。守矢神社には風刀守矢を片手に携えた東風谷 早苗と愛剣レイムチェーンを雪羽に向けるレイがいた。突然の出来事に動揺し、ウィオラーケウスを抜こうとする手が震えてしまう。
「どういうつもりだレイ・・・!」
「俺はもう東風谷さんの方に付いたんだ。俺だって友達にこんな別れ方したくないけど神奈子様の意向なら仕方ないよね。」
「どうなったんだよお前は!?知らない奴でも敵でも分かり合って友達になる事をずっと夢見てきたんだろ!?」
「無理だと気づいちゃったんだよ。だからさ、さようなら。」
レイムチェーンを容赦なく雪羽に振り下ろす。その一撃を回避しブルーローズをレイに撃ち込もうとした瞬間風刀守矢を片手に早苗が突っ込んできた為バックステップを取り、斬撃を回避する。・・・駄目だ。どうやっても俺に二人は斬れない。俺は・・・どうすればいいんだ。防戦一方になる雪羽。彼らに一体何があったのかは雪羽に知る事を許されていないかのように闇の中へと隠れていた。
はい、というわけで幻想五光輝コラボ編第1話どうでしたか?今回は幻想五光輝の話の一つ『荊をその身に』でもしもレイ君が皆の方ではなく早苗さん達の方を選んでいたらという勝手な妄想で作りました。レイ君完全にキャラ崩壊しちゃってますね。本当にレイラさんすみません。では、次回も良ければ見ていってくださいね。