東方境壊伝 【完結】   作:翠月茉弥

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どうも翠月茉弥です。UA142人ありがとうございます!こんなくだらない小説を読んでくれて本当に感謝の気持ちしかございません!長々ここで話してもあれなので本編どうぞ~


第2話紅白巫女と白黒魔法使い

「はあ…。」

幻想郷に来てから早二日目。妖怪の山から出ることをまだ許されていない雪羽は見飽きた参道を歩いていた。散歩している途中また変な犬みたいな女性が襲ってきたもんで殴ってしまったけど問題ないよな?そんな事を考えつつ歩いていると急に声をかけられた。

 

「…あんたが最近白狼天狗を殴り倒している輩かしら?」

 

紅白の衣装に身を包み大きいリボンを後頭部に付けた何と言うか…派手な少女がそこにいた。すごいセンスしてるなこの子。そんなこと言えば早苗の巫女服もそんな物か。

 

「白狼天狗?なんだそれは?」

「あんた外来人?」

「ああそうだ。八雲 雪羽って言う。」

「八雲って…また新しい紫の式?」

「しょっちゅう式って聞くんだが式ってなんなんだ?」

「あんたに説明する必要はないわ。」

「…え?」

 

雪羽が間抜けな声を出した後に紅白少女はよくわからない弾のような物を打ち出し始めた。何この人怖い。質問すら答えてくれないしなあ・・・。あっ殺すから言う必要ねえのか。

 

「うわっ!」

「なによあんたさっきから避けてばかりでちょこまかと…鬱陶しいわね!」

 

そう紅白少女が言った瞬間俺の腹部に激痛が走った。何をされた!?見た所大きな外傷は無いがそれにしても女子の力じゃねえぞ!?

 

「がっ…!・・・はあ女子の癖に力強いなあんた。」

「ん?あんた紫の式じゃないの?」

「いやだから式ってなんなんだよ。」

「いやだから…あんたに…。」

「おーい霊夢ー!」

 

紅白少女と睨み合っていると突如上から声が聞こえた。そしてそのまま声の主が地面に降りる。

 

「ん?霊夢こいつ誰だ?」

 

なんか…次は魔法使いのコスプレをした金髪の子が来たぞ?さすが幻想郷やっぱり常識に囚われてはいけないのか。

 

「はあ~また面倒なのが来た…。」

「面倒なのとは酷いぜ霊夢仮にも私等親友だろ?」

「誰がいつあんたと親友になったのよ…。」

「雪羽さーん!」

 

声の方を向くと早苗が焦った顔でこっちに走って来ていた。二人の話の続きが気になるが何か大変そうな様子の早苗が心配な為早苗の話を聞く。

 

「ああ早苗じゃないどうしたの?」

「いや霊夢さんこそ雪羽さん相手に何してるんですか!?」

「白狼天狗が最近こいつに殴り倒されているからって退治を何故か依頼されてね。」

 

そう言うと霊夢と呼ばれた少女はビシッとこっちの方を指差した。いや・・・だって襲いかかってきた訳だし正当防衛だよな?自己肯定を繰り返していると魔法使いの格好をした少女が急に声を発した。

 

「そうなのか!?よーしなら私のマスタースパークで…!」

「わー!?ちょっとやめてください!彼は私等の所で面倒見ているんですから!」

「ん?そうなのか?」

「なによさっきからルーミアの真似?」

「いや誰もルーミアなんて意識してないぜ…」

「あのー…すいません俺だけ取り残されてるんですが?」

 

取り残されてる感がすごい為とりあえず異議を発しておく。すると霊夢と呼ばれた女性が鋭い目でこっちを見た。

 

「なによ?また殴られたい訳?」

「いやさすがにもうあれは食らいたくないです。」

 

そう言いながら雪羽はさっき殴られた場所をガードする。うん無理死んじゃう。流石にもう一回食らったら色々戻しちゃう。

 

「とりあえず守矢神社で話さないか?」

「そうしますか?」

「私はお茶出してくれるなら構わないわよ」

 

霊夢って言う人かなり自分勝手なんだな…。いやそんなこと言えばもういないあの人もそうか。

 

「というより早苗俺に尋ねないでお前が決めてくれよ。俺に決める権利は無いからさ。」

「あっ…はい。では守矢神社に移動しますか。」

 

少年少女移動中…

 

「…でとりあえずあんた等2人はなんて名前なんだ?」

「尋ねるならあんたから先に言いなさいよ。」

「俺は八雲 雪羽。2日前にこっちに来たんだ。」

「私は霧雨 魔理沙普通の魔法使いだ。魔理沙って呼んでくれそしてそっちの目付きが悪いのが・・・。」

「目付きが悪いは余計よ。私は博麗 霊夢暇だったら家の神社にお賽銭入れてきなさい。」

 

ん?博麗 霊夢?そういえばここに来てちょっとした時に母さんがそんな名前を出していたような・・・?覚えてはないがとりあえず霊夢に話しかけておく。

 

「あんたが母さんが言ってた子か。」

「ん?母さん?」

「ああ。そういえば式だの何だのとは言われてたけど言ってなかったな。俺の母親は八雲 紫なんだ。」

「「え?」」

 

二人が呆気に取られた顔をする。まあそりゃそうか。あの胡散臭い母さんだからな信じれないのも訳ないか。

 

「「紫に子供なんていたの!?(お前本当にあいつの息子なのか!?)」」

「あー…一斉に話すな俺は聖徳太子じゃないんだぞ。」

 

仕方ないかと言わんばかりに表情を少し緩めて霊夢は言う。それに釣られて雪羽もフッと笑う。

 

「まあいいわ。これからよろしく雪羽。」

「ああよろしくな霊夢。」

「これからよろしく頼むぜ雪羽!」

「おう。よろしく頼むぜ魔理沙。」

 

こうして雪羽の幻想郷での新たな友人が誕生した。まあ友人というのかも怪しいがな。




というわけで第2話どうでしたか?正直霊夢さんが少しキャラが固まってない感じがしますね(汗)魔理沙さんもかなり出番少ないですし…ではまた第3話でお会いしましょう。出来れば次回も見ていってくださいね
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