ここ最近早苗の反応が少し冷たいような気がする。やってしまった事は悪いがしばらく無視ってひどくないですかい?縁側に倒れ込む雪羽。
「はあ…やっちまったなー…。」
大きくため息をつく。まあでも正直ファーストキスが早苗で良かった気がする。そんな事を考えてるから早苗に避けられるんだろうなー。そのまま考える。・・・解決策が見つからない。
「どうしたんだい?思い詰めた様な顔して。」
「いやー…それがですねってうわぁ!?神奈子様いつからそこにいらっしゃったんですか!?」
「ん?ついさっきだよ?」
当然じゃないかというように神奈子は言う。驚き思い切り飛び上がった雪羽は背中を痛めていた。なんでお二人共いきなり出てくるのかな…そんな事を言ったら間違いなく御柱で潰された後ミシャクジ様の餌にされる為言わないようにした。
「なんだ?宴会の事まだ引きずってるのかい?あんたらしくないね。」
「そりゃあまだ引きずりますよ。あいつがどう思ってるか分からないのにこっちの都合でキスされたら女の子としてはたまったもんじゃないですよ。」
「そんな物なのかねー…。」
よく分からないといった様子で前を向く。人間ってのはよく分からないね。雪羽は妖怪だけど。雪羽は再度ため息をつくと神奈子に話しかけた。
「正直今ここに居づらいです。」
「だろうね。」
「慧音さんの寺子屋手伝うのも明日からですしどこに行けばいいんでしょう…。」
「そうだ紅魔館に行ってみたらどうだい?」
「紅魔館?」
「ああそこには色々面白いのがいるぞ。」
面白いのって・・・。紅魔館か場所だけなら慧音さんに聞いた事があるな。悩んでいても仕方ない為そこに行く事にする。
「なるほど・・・わかりました。では行って参ります。」
「うん気を付けなよ。」
「はい。」
そう言い残し今は居づらい守矢神社を飛び立った。まったく…雪羽さんは女心がわかってません!早苗の内心は怒っているのか恥ずかしいのかよく分からない事になっていた。・・・って今日の当番雪羽さんじゃないですか。
「でも…雪羽さんが最初で良かったです。」
しまったつい口にしてしまった。周りに誰もいないだろうか?周りを確認し安心する早苗。ホッとしたのもつかの間、急に後ろから声が聞こえた。
「ちゃんと聞こえたわよ。」
「きゃああ!?」
「いきなり叫ばないでよ。びっくりしたじゃない。」
「あ…はいすいません。」
しまった。よりにもよって雪羽さんの母親である紫さんに聞かれるとは…。恥ずかしさで段々顔が赤くなっていく早苗。
「大丈夫よ。誰にも言わないから。」
そう言って紫は面白いものでも見つけたかの様な悪い笑みを浮かべていた。・・・絶対言う気だこの人。
「絶対言いますよね?」
「バレた?」
やっぱり言う気だったんだ。なら言われる前にここで消した方が…!
「ちょっと早苗?無表情でお払い棒とスペルカード構えるのやめてくれない?」
「問答無用!食らえ!大奇跡『八坂の神風』!」
「うわっ!?ちょっと危ない危ない!?藍ちょっと変わって!」
「なんでしょうか紫様?ってうわぁ!?」
盾にされた藍が被弾する。そのまま藍は放置されたが気にしない早苗。今の早苗は紫を黙らせる事しか考えていなかった。
「逃げられてしまいましたか…絶対見つけて口封じしないと…!」
「ちょっと早苗?目が怖いよ?」
突然の声にふと我に帰る。前を見ると諏訪子がいた。
「あ。諏訪子様どうかなさいました?」
「いきなり庭の方で大きな音がしたからさ〜不安になって見にきたんだよ。」
「お騒がせしてすみません。」
また恥ずかしさで顔が赤くなっていく早苗。諏訪子はその事を気にせず早苗に聞いた。
「で?何があったの?」
「ちょっと恥ずかしい独り言を紫さんに聞かれてしまいまして…。」
「なるほどね。で恥ずかしくなって紫にスペルを食らわしたと。」
「はい・・・。」
何故か諏訪子様も紫さんと同じような顔をした様な気がしますが気のせいですよね?疑いたくは無いが疑う早苗。今の早苗は聞かれていたなら諏訪子でも神奈子でも実力行使で口封じを行うだろう。
「まあ私もそれ少し聞いてたんだけどね。」
「え?」
早苗の思考が凍りつく。え?今なんて言いましたっけ?聞いてた?え?え?あまりの恥ずかしさに発狂しそうになる早苗。
「まあ安心しなよ。私は絶対に言わないからさ。」
「なら良かったです。」
絶対良くない。疑うのは駄目ですけど神奈子様に絶対言われる。そんな事を思いながら紅魔館へと飛んでいった雪羽を見ていた。
はいというわけで第8話どうでしたか?今回まったく話が進んでませんねすいませんあと作者に対する質問がごさいましたら感想にて言ってください確認でき次第可能な物なら回答します別にコメ稼ぎじゃないですよ!?それでは次回も良ければ見ていってくださいね