雪羽Side
実は門番として機能していた美鈴を越えて紅魔館の中に入った雪羽と魔理沙は紅い紅魔館の廊下を歩いていた
「…この館目が疲れてくるんだが…」
「入ってまだ5分だぜ?もう目が疲れたのか?」
「疲れるだろこんなに紅いんだから」
「私が初めて入った時はそんなの感じなかったけどな」
魔理沙がそう呟いた瞬間何も居なかったはずの目の前に銀髪の女性が立っていた
「いらっしゃい魔理沙今日は何の用?」
「パチュリーの所に本を借りにな」
「借りる?盗るの間違いでしょう?」
そう言って銀髪の女性はくすりと笑った
─が目が笑っていなかった
「あのー…さっきから目が笑っていないんですけど…」
「あら声を掛けられるまで気がつかなかったわあなたは誰?」
「俺は八雲雪羽って言う者だあなたは?」
「私は十六夜咲夜この紅魔館でメイド長をやっているわ」
「へーじゃあその左足に付いている物騒な物は何なんだ?ケーキとか切り分ける用じゃないだろ?」
雪羽と咲夜の間に張り詰めた空気が流れる
「これは侵入者などを始末する時や弾幕に使うナイフよ」
「その割には少ないな」
「少ない理由をわざわざあなたに教える必要があって?」
「…無えな」
「なら無用な詮索はしないことね」
「よしじゃあどこに行けばいいんだ魔理沙…?」
雪羽が魔理沙にどこに行くかを聞こうと思った矢先魔理沙の姿はどこにも無かった
「魔理沙ならパチュリー様の図書館に行ったわよ」
「ふー…じゃあ俺はどうしようかね」
「お嬢様があなたに会いたがっていたから会いに行けばいいじゃない案内するわ」
「初耳なんですがそれは」
「紫に伝達しといてって言ったのだけれどね…」
「家の母さんに頼む時点でおかしいぞ」
「まあね」
「じゃあ案内頼むぜ咲夜さん」
「分かったわついてきて」
雪羽と咲夜は紅い廊下を主の部屋へと向かうために歩き始めた
少年少女移動中…
「…失礼しますお嬢様 お嬢様がお目にかかりたがられてた八雲 紫の息子を連れて参りました」
咲夜の言葉に続けて雪羽は言う
「始めまして私は八雲 紫の息子八雲 雪羽でございます」
「そんなに固くならなくてもいいわ私はレミリア・スカーレットこの館の主にして吸血鬼よ」
「吸血鬼ですか…幻想郷には吸血鬼までいるんですね」
「あなたもよくスキマ妖怪と外でバレなかったわね」
「俺はここに来るまで力を使えませんでしたから」
「なるほどねえ…咲夜お茶の用意をして」
「いや!別に気にしなくて大丈夫ですよ?」
「私が気に入っているのだから気にしなくていいのよ」
「…じゃあ御言葉に甘えて」
「では用意して参ります」
「分かったわ」
咲夜はお茶の用意をしに部屋を出ていった
「にしてもあの紫に子供がいるとはねぇ…」
「信じられませんか?」
「当然よ胡散臭いあいつに子供がいるなんて想像も出来ないわよ」
「しかも霊夢達と同年代なんですよね」
「じゃああなたも16歳?」
「はい」
くだらない会話をしている内にレミリアは気づいていた雪羽の運命が辛く困難な道ばかりあることに
「どうしたんですか?」
「!いや…なんでもないわ」
さらにレミリアは気づいた雪羽は狂っている自分の妹を救える唯一の存在ということも
はいというわけで第10話どうでしたか?今回は咲夜さんとのにらみ合いみたいなのの後にレミリアさんが見た雪羽さんの運命と自分の妹を救えるという可能性雪羽は悪魔の妹を救えるか?もし良ければ次回も見ていってくださいね