東方境壊伝 【完結】   作:翠月茉弥

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寿司屋でミスをして大声を出してしまいすごい恥ずかしくなった翠月茉弥です。今回は雪羽VSフラン戦でお送りします。では前書きが少し短いですが本編の方をどうぞ~


第12話紅き館と二つの狂気④

雪羽Side

雪羽はレミリアと一緒に紅い紅魔館の廊下とはうって変わって灰色の壁の廊下を進んでいた

「もうここからヤバそうな雰囲気が伝わってくるんですが」

「この依頼を受けたのはあなたでしょう?」

「確かにそうですけど」

「…着いたわよ」

目の前には赤い普通のドアがあった

「あなたが壊れても私は一切責任を負わないからね」

「そんな事承知してますよ」

そう言い残し雪羽はドアを開ける

「あなたは誰?新しいおもちゃ?」

熊のぬいぐるみを抱いたフランは狂った笑顔で言う

「残念ながら違うな君の狂気を治しに来たいわば医者みたいなものだ」

「ふーんそんなのはどうでもいいから私と遊んでよ」

「いいぜ」

熊のぬいぐるみを投げたのに気づいた瞬間時すでに遅しフランは雪羽の目の前まで移動していたそして雪羽の肋骨を右フックでへし折った

「…ぐっ」

雪羽は血を口から吐きながら膝を付く

「もう終わり?つまんないの」

フランは失望した顔で言う

「まだまだ…!」

そう言い雪羽はフランの顔面に蹴りを入れた

─はずだった

何が起こったのか理解出来ないまま雪羽はフランの部屋の元々紅い絨毯を更に血で赤く染めながら倒れた

「…情けねえな」

暗闇の世界その中で立っている雪羽の前に立っているのは紅い目の雪羽だった

「お前は誰だ」

「おかしい質問をするな俺はお前だ」

「定番の返答をありがとう」

「ふん」

バカにしたように紅い目の雪羽は鼻で笑う

「いったい俺はどうなったんだ?」

「お前はレミリアの妹フランに肋骨をへし折られた後腹を素手で貫かれて死んだんだよ」

嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!暗闇の世界の中雪羽は叫ぶ

「俺は死んでない!俺は死んでない!俺は死んでない!俺は死んでない!」

「あの野郎を倒したいなら俺に任しとけ」

「はあ?お前なんかに勝てるわけ無えだろ?俺を殺した奴なんだぞ?俺の筈のお前が勝てるなんて矛盾してるじゃねえか」

雪羽は壊れた笑みを浮かべながら言う

「残念だが俺なら勝てる可能性がお前が10%なら俺は90%だ」

「何言ってんだお前?」

「じゃあそこで見てろ俺があいつをぶっ倒すのを」

「お前はいったい俺の何なんだ?」

「俺はお前の『狂気』だ」

腹部を貫かれ横たわっていた筈の雪羽が起き上がるその目は紅く妖しく光っていた

「まだ起き上がれるの?驚いた」

「さっきまでのように行くと思うなよ?俺はさっきの俺とは違う」

「確かに私と同じような感じがするね」

話しているフランを無視し雪羽は笑いながらフランの顔面を殴り飛ばす

「ハッなんだこの程度か?」

「一発当たっただけで調子にのらないでよ!」

フランは鋭い爪で雪羽を裂こうとするがその腕を雪羽にへし折られたフランの悲痛な叫びが部屋に響く

レミリアSide

「物凄い音がしたけれど大丈夫かしら?」

レミリアは階段に座り呟いたそしてフランの悲痛な叫びがドア越しに聞こえた

「フラン!?」

もう待ってられないと言わんばかりに走るがドアは開けられなかった雪羽の狂気に当てられたのかレミリアは震えることしか出来なかったのだ

「どうかなさいましたかお嬢様?」

「きゃあ!?」

突然来た咲夜にレミリアは驚く咲夜は心配そうな顔をしていた

「このドア越しにフランの叫び声が聞こえたからもう止めようとドアを開けようとしたけれど開けられないのよ」

「何故ですか?」

「何故か雪羽からも狂気を感じるのよねしかもフランよりも強い狂気」

「…なるほどでも開けられないならば壊せばよろしいのです」

「え?」

レミリアが尋ねた瞬間咲夜はドアを蹴破った

「後で罰は何なりとお受けします」

咲夜は美しくも凛々しい笑顔でナイフを構えながら言った




はいというわけで第12話どうでしたか?いやー自分で考えたのに雪羽さん怖いですねー(汗)しかも正気の雪羽さん変な感じに暗闇の世界で狂ってるし(^_^;)まあそんな事は置いといてええとですねこの紅魔館編が終わったらオリジナルの異変ストーリーを始めますこの後に緋想天異変のストーリーを書きますオリジナルと言ってもペルソナ4みたいな感じになるんですけどねでは良ければ次回も見ていってくださいね
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