東方境壊伝 【完結】   作:翠月茉弥

41 / 124
3日毎に更新してる気がしてきた翠月茉弥です。今回はバトル回になりますコートと帽子ですがこの回でもう脱ぎます(笑)ちゃんと下に形見のスーツ着てますよ?戦闘に邪魔ですもんねでは本編の方をどうぞ~


第22話 悲しき影と関西の戦闘狂

雪羽Side

慧音の影に向けてハンドガンを発砲したと他人は思うかも知れないが事実慧音の影の10cm隣を撃った

「…情けのつもりか?」

「依頼とはいえやっぱ殺す気になれねえわ…お前の主の所に案内しろ」

「私が簡単に案内するとでも?」

「本当は最初から案内する気だったんだろ?」

「なっ…!?」

「わかるんだよこの目で」

雪羽はこう言うと目の辺りをトントンと指先で叩いた

「ふっ…私の負けだついてこい」

「ああ」

雪羽はマスクを外してついていく

少年少女移動中…

「ここか?」

雪羽と慧音の影の前には古びた倉庫があった

「ああまあついてこい」

「どこまでついてきゃいいんだよ…」

倉庫の中を歩くこと10分雪羽はようやく一番奥に着いた

「やあ君が八雲 雪羽かい?」

黒い服の少女が雪羽に尋ねる

「ああそうだがあんたは誰だ?」

「僕は博影 影無(はくえい えいむ)って言うんだ」

「博影 影無って霊夢みてえな名前だな」

「僕自身本当の名前を知らないからねだから初めて知った名前の博麗 霊夢ちゃんを真似させてもらったんだ」

「は?」

「僕亡霊だよ?本当の自分なんて知ってるわけないじゃないか」

影無はふざけたように言う

「なっ…!お前それで悲しくねえのか?」

「うんだって思い出せないって事は思い出したくないって事でしょ?」

その言葉に雪羽の胸は締め付けられたその言葉に悲しみが目に写らなかったという理由もあるが雪羽の過去にも理由はあった

「おやおや?どうしたの?なんだか顔色悪いよ~?」

「……」

「返答無しか…」

「すまない」

「本当にどうしたの?」

「いやいい気にするな で?どうやってこの世界に来たんだよ」

「影の君に連れてきてもらったんだよ」

「影の俺?あいつならもう殺したぞ?」

「だから僕はここにずっといるんじゃないか」

「ようするに影無を外に出せばいいんだな?」

「うんそうだよ」

「…なんか嫌な予感するからここじゃない所にするか」

雪羽が感じた嫌な予感は的中していたが出たのが間違いだった

町の中影無を連れて雪羽は歩いていた

「僕誰かと外歩くの久し振りだな」

「というよりなんで影無は女の子なのに僕って言うんだ?」

「どこかおかしい?」

「普通は女の子は僕って言わないぞ?」

「僕最初からこの喋り方だったんだけどな~」

「そうか」

雪羽と影無は町を歩くそしてその先に雪羽は見慣れた人物を見た

「…面倒臭い奴がいるな場所変えるか」

「どんな人?」

「そのまんまだ」

雪羽は赤色のジャケットを着て煙草を吸っている男性を見ながらそう言った後その男が近付いてきた

「雪羽ちゃんやない!なんでここに来とんの?」

「影無ごめんな帰るの遅くなりそうだわ」

「うん別にいいよ」

「なにこの子?えらいべっぴんさんやないかもしかして雪羽ちゃんの彼女か?」

「違えよというよりなんでお前ここにいんだよ」

「そうやそうや!俺この度組が東京に進出するから挨拶しに行くんや」

「普通は16才が組の挨拶に行かねえと思うがな」

さっきから関西弁で話しているこの男は白月 閻哉(しらづき えんや)雪羽の人間としての従兄弟であり雪羽と同い年にして父親の白月組の若頭を務めている

「これが俺の普通なんやけどな」

「お前の家の普通は俺等の異常事態だ」

「さて雪羽ちゃんに久々に会った事やし喧嘩せえへん?」

「おかしいだろなんで久々に会ったら喧嘩すんだよ!?」

「うるさいの~いいからさっさとやろうや!」

「どうせお前上脱ぐんだろ?」

「もちろんや!」

そう言うと閻哉はジャケットを脱ぎ上半身裸になったその背中には閻魔大王が彫られていた

「はあ…ここはお前のホームグラウンドじゃねえんだから警察にパクられるぞ?」

「そうやなじゃあ移動しよか」

閻哉はそのまま移動する

「せめてジャケットは羽織れよ!」

「え?何々?雪羽君とあの閻魔大王様背中にいる人と戦うの?」

「そうなりそうだな…ごめんな本当に」

喧嘩場まで移動中…

「ここならええやろほら雪羽ちゃんも脱げや!」

「なんでお前と喧嘩する度に上脱ぐ必要があるんだよ!」

「いいやないか!」

「ったく…しゃあねえな」

そう言って雪羽は帽子とコートとマスクそしてスーツの上の方を脱いだ

「これでいいだろ?」

「やっぱり強そうな身体しとんな~」

「お前のが強そうな身体してるがな」

「ほな行くで」

「ああ来いよ」

閻哉が雪羽に向かって走り出す妖怪対人間結果は見えている筈だが閻哉自体が規格外の力を持ってるため結果は変わる可能性があるのだ

「おりゃ!」

閻哉は雪羽に肘を入れた負けじと雪羽は閻哉の顔にパンチを入れる

「やっぱり強いのー雪羽ちゃんは俺は嬉しいわ~」

「やっぱりお前人間じゃないんじゃねえか?」

「そうやったら嬉しいんやけどな!」

閻哉は雪羽を掴むと肩の上に乗り投げたそして雪羽の胸に膝を落とす

「せいやっ!」

「ぐっ…!」

雪羽は閻哉の足を蹴りながら立ち上がるそして側に置いてあったビールケースを閻哉の頭に思い切り被せるとビールケースを徐に蹴り始めた5回くらい蹴った後手刀でビールケースを叩き割った

「痛いやないか雪羽ちゃん俺死んでまうわ~」

「余裕そうじゃねえかよ…」

雪羽はラッシュコンボを決めるが一発は避けられ首筋に衝撃が走った

「甘いで」

雪羽は気絶しそうになるが踏みとどまりある体勢に入る究極の極みと呼ばれる体勢だそして閻哉の腹に拳を入れる閻哉はぶっ飛びそして後ろの壁に頭をぶつけ倒れた

「やっぱ…雪羽ちゃんは…ごっついの~…」

そう言うと閻哉は気絶した

「ハァ…ハァ…やっぱりおかしいだろこいつの身体の仕組み」

そう言いながら雪羽はスーツを着るそして煙草を吸い始めた

「さてほっとくわけにもいかないし何処かに連れてくか」

雪羽はそう言うと閻哉を担ぎ始めた影無は満足そうな顔をして雪羽についていった 




はいというわけで第22話どうでしたか?閻哉のインパクトが強くて影無の事を軽く忘れていましたいやー閻哉のやられ方分かる人は分かるんですけどあれ龍が如く3の最初の真島のやられ方がモデルなんですよね…この小説龍が如く成分多いな…(笑)では良ければ次回も見ていってくださいね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。