雪羽が異変の首謀者を探し始めて1時間。そろそろ守矢神社に帰らなくてはいけないが放っておく訳にもいかないので探し続ける。探している最中鬼の様な顔をして物凄いスピードで霊夢が通り過ぎたが気にしない事にした。とはいえそろそろ7時。雪羽は腹も空いてきたためそろそろ帰りたくなってきた。そして帰ろうとして守矢神社の方向に向かったとき突如上から誰かが斬りかかってきた。咄嗟に雪羽はそれを避ける。そして刀華を刀に変化させ対峙した。目の前にいたのは長い金髪に紫の目。まるで雪羽を女性にしたような女性が黒い刀を持っていた。
「あんたは何者だ。何故俺を斬ろうとした。」
「あなたに言う必要は無いわね。理由も何者かも。」
「そうかい。なら無理矢理にでも言わすけどなっ!」
雪羽が女性に斬りかかる。それを刀で防ぐと横に刀を振る。それを雪羽は空中でバク転し回避する。そうするといきなり女性が止まりだした。
「--様。少しの間元の姿に戻らせて頂いてもよろしいでしょうか?」
「ええいいわよ。でもどうして?」
「ただの戯れです。」
女性は刀を手から離すと刀は黒髪の少女に変化した。変化した瞬間突如刀華が刀から元の姿に戻った。
「何故こんな所にいるんですか冬華!(ふゆか)」
「久しぶりお姉ちゃん。何故ってお姉ちゃんを殺す為に決まってるじゃない。」
「え?何を言って・・・?」
刀華が困惑していると冬華はいきなり刀を持ち、襲いかかってきた。急いで雪羽はスキマから刀を出し、刀華に渡す。そして初撃は両者つばぜり合いになった。
「なんで私を殺そうとするんですか!?」
「理由?理由ならお姉ちゃんが里から逃げたから私に暴力の矛先が向いたからだよ。」
その言葉を聞き刀華は一瞬唖然とする。そしてその瞬間を突かれ刀華は斬られた。力なく刀華は落ちていく。雪羽は急いで刀華を助けるためスキマを開き、刀華を受け止める。気付けば女性と冬華はもういなかった。そして雪羽は守矢神社行きのスキマを開く。すると突如雪羽の頭の中に霞がかった映像が流れ込んでくる。雪羽は頭を抑えだし、そのままスキマの中へと落下していった。
「雪羽。あまり遠くまで行っちゃ駄目よ。あなたが怪我したら私までお母さんに怒られちゃう。」
「うん!わかったよ――姉!」
「フフッ。本当に死んだお父さんにも見せてあげたかったなあ。」
「お父さん?お父さんはきっとどこかで見てるよ!」
「そうね。ほら遊んでらっしゃい。」
何処か懐かしくそして霞がかった記憶が夢となって出てきた。その夢を見て雪羽は飛び起きる。その目には涙が溜まっていた。
「ハア・・・ハア・・・俺はずっと外の世界で育っていた筈だろ?なんでこんな夢を・・・。けど――姉っていうのは誰なんだ?俺が姉って付けるのは藍姉だけだぞ?」
落ち着いてきた為周囲を見回す。自分の部屋だ。時間はもう11時になろうとしていた。時計以外何も見えないので手探りで周りを調べる。手が何かに当たった。雪羽はそれが気になり確認した。刀華だ。だが刀華だったなら問題は無いが手の場所が問題だった。雪羽の手は刀華の胸に当たっていた。気がついたのか刀華が起き出す。そして雪羽の手に気付くと雪羽に怒りながら話しかけた。
「これはどういう事でしょうか・・・?」
「これは事故なんだ!だから許してくれ!」
「そう言ったら許すと思いますか?」
「まあ刀華なら許してくれると思っている。」
「許す訳無いじゃないですかー!」
思い切りさっきまで寝ていた枕で雪羽の頭を叩く。非力な刀華だが当たりどころが悪かったらしく雪羽はまた気絶した。刀華は赤面したまま風呂に向かう。その胸の内に後悔と責任を抱きながら。
はいというわけで第34話どうでしたか?
「おい。お前あれはどういう事だ?」
「そうですよ。どういう事ですか?」
ああ、あれね。なんとなくです。
「刀華。」
「分かってます。」
え?ちょっどうしたの?刀華を刀にして構えて・・・え?私を斬る?んな殺生な。イ゛ェア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァァァ
「ふう。一丁上がりっと。」
「奇声上げて倒れましたね。」
1npキノコで復活!
「うお。蘇りやがった。」
「何でそんな物持っているんです?」
魔理沙がくれた。
「何持ってんだよあいつ。」
まあいいじゃないですか。では良ければ次回も良ければ見ていってくださいね(見ていってくれ)